リッリ (小惑星)
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リッリ 2204 Lyyli | |
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仮符号・別名 | 1943 EQ |
分類 | 小惑星 |
軌道の種類 | 火星横断 |
発見 | |
発見日 | 1943年3月3日 |
発見者 | ユルィヨ・バイサラ |
軌道要素と性質 元期:2007年10月27日 (JD 2,454,400.5) | |
軌道長半径 (a) | 2.593 AU |
近日点距離 (q) | 1.540 AU |
遠日点距離 (Q) | 3.646 AU |
離心率 (e) | 0.406 |
公転周期 (P) | 4.17 年 |
軌道傾斜角 (i) | 20.53 度 |
近日点引数 (ω) | 283.03 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 160.58 度 |
平均近点角 (M) | 218.76 度 |
物理的性質 | |
直径 | 25.16 km |
自転周期 | 8時間 |
スペクトル分類 | X |
絶対等級 (H) | 12.70 |
アルベド(反射能) | 0.0232 |
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リッリ (2204 Lyyli) は軌道が火星軌道と交叉する火星横断小惑星である。
1943年3月、フィンランドの天文学者ユルィヨ・バイサラがトゥルクで発見した。
命名
[編集]ユルィヨ・バイサラの学生であったフィンランドのアマチュア天文家、リッリ・ヘイネーネン (Lyyli Heinänen、旧姓 Hartonen) にちなむ。この命名は1983年5月の小惑星回報で公表された[1]。
彼女は学生時代の1927年にバイサラ干渉法の測定に協力しており、命名文には当時の労苦とともに彼女の助力が記されている。その後彼女は教員として中学校で数学を教えるかたわら、アマチュア天文家団体 Mikkelin Ursa 協会の会長を長らく務めた[1][2]。
エスペラント語版Wikipediaでは、フィンランド・エスペラント協会の会員、(Lyyli Heinänen) が小惑星に命名されたとしている。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- (2204) Lyyli - MPC Database(小惑星センター)
- Lyyliの軌道要素 - JPL Small-Body Database Browser(ジェット推進研究所)
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