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リチャード・ドーソン (第2代クレモーン男爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

第2代クレモーン男爵リチャード・トマス・ドーソン英語: Richard Thomas Dawson, 2nd Baron Cremorne1788年8月31日1827年3月21日)は、イギリスの貴族、政治家。1812年から1813年まで庶民院議員を務めた[1]

生涯

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政治家リチャード・ドーソン英語版(1762年4月16日 – 1807年9月3日[2])と妻キャサリン(Catherine、旧姓グラハム(Graham)、アーサー・グラハムの娘)の息子として、1788年8月31日に生まれた[1]ハーロー校で教育を受け[3]、1807年11月25日にケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ英語版に入学した[4]

1807年9月にモナハン選挙区英語版の現職議員だった父が死去したとき、リチャード・トマスは未成年だったため出馬できなかったが、1812年イギリス総選挙の時点では成人したため出馬し、クレモーン子爵家の影響力をもって無投票で当選した[5]カトリック解放を支持する[3]などホイッグ党所属とされたが[1]、後援者で祖父の兄にあたる初代クレモーン子爵トマス・ドーソンの影響によりカトリック解放に賛成票を投じることができなかった[3]。1813年3月1日に初代クレモーン子爵が死去すると、クレモーン男爵位を継承した[1]

1827年3月21日にドーソン・グローヴ英語版で死去、息子リチャード英語版が爵位を継承した[1]

家族

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1815年3月10日、モナハン県でアン・エリザベス・エミリー・ウェーリー(Anne Elizabeth Emily Whaley、1885年4月11日没、ジョン・ウェーリーの娘)と結婚[1]、3男をもうけた[6]

出典

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  1. ^ a b c d e f Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary; Doubleday, H. Arthur, eds. (1913). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Canonteign to Cutts) (英語). Vol. 3 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. p. 527.
  2. ^ Aspinall, Arthur (1986). "DAWSON, Richard (1762-1807), of Dawson Grove, co. Monaghan.". In Thorne, R. G. (ed.). The House of Commons 1790-1820 (英語). The History of Parliament Trust. 2021年1月23日閲覧
  3. ^ a b c Aspinall, Arthur (1986). "DAWSON, Richard Thomas (1788-1827), of Dawson Grove, co. Monaghan.". In Thorne, R. G. (ed.). The House of Commons 1790-1820 (英語). The History of Parliament Trust. 2021年1月23日閲覧
  4. ^ "Dawson, Richard Thomas. (DW807RT)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
  5. ^ Jupp, P. J. (1986). "Co. Monaghan". In Thorne, R. G. (ed.). The House of Commons 1790-1820 (英語). The History of Parliament Trust. 2021年1月23日閲覧
  6. ^ a b Debrett, John (1828). Debrett's Peerage of The United Kingdom of Great Britain and Ireland (英語). Vol. II (17th ed.). London: G. Woodfall. pp. 852–853.
  7. ^ a b Burke, Sir Bernard; Burke, Ashworth P., eds. (1915). A Genealogical and Heraldic History of the Peerage and Baronetage, the Privy Council, Knightage and Companionage (英語) (77th ed.). London: Harrison & Sons. p. 591.

外部リンク

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グレートブリテンおよびアイルランド連合王国議会
先代
トマス・チャールズ・ステュアート・コリー
チャールズ・ポウェル・レズリー英語版
庶民院議員(モナハン選挙区英語版選出)
1812年 – 1813年
同職:チャールズ・ポウェル・レズリー英語版
次代
トマス・チャールズ・ステュアート・コリー
チャールズ・ポウェル・レズリー英語版
アイルランドの爵位
先代
トマス・ドーソン
クレモーン男爵
1813年 – 1827年
次代
リチャード・ドーソン英語版