リタ・クーリッジ (アルバム)
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『リタ・クーリッジ』 | ||||
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リタ・クーリッジ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | サンセット・サウンド・レコーダーズ | |||
ジャンル | ポップス、スワンプ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | A&Mレコード | |||
プロデュース | デヴィッド・アンダール | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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リタ・クーリッジ アルバム 年表 | ||||
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『リタ・クーリッジ[注釈 1]』(Rita Coolidge)は、アメリカ合衆国の歌手リタ・クーリッジが1971年に発表した初のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]クーリッジの姉プリシラ・クーリッジの夫、ブッカー・T・ジョーンズが演奏およびアレンジで参加した[3]。また、参加ミュージシャンのうちレオン・ラッセルは、本作の制作前にクーリッジと共にジョー・コッカーのツアーに参加しており、スティーヴン・スティルスは当時クーリッジと交際していた[3]。
反響・評価
[編集]アメリカでは10週Billboard 200入りし、1971年5月15日に最高105位を記録した[2]。ロバート・クリストガウは本作にCプラスを付け「あまりにも堅実で、輝ける瞬間はない」と評している[1]。
収録曲
[編集]- 愛の神に伝えて - "That Man Is My Weakness" (Donna Weiss, Craig Doerge) - 3:55
- 友の微笑 - "Second Story Window" (Marc Benno) - 2:59
- クレイジー・ラヴ - "Crazy Love" (Van Morrison) - 3:36
- ハッピー・ソング - "The Happy Song" (Otis Redding, Steve Cropper) - 3:54
- セヴン・ブリッジズ・ロード - "Seven Bridges Road" (Steve Young) - 5:59
- 悪い星の下に - "Born Under a Bad Sign" (Booker T. Jones, William Bell) - 4:18
- あなたなしでは - "Ain't That Peculiar" (William Robinson, Pete Moore, Bobby Rogers, Marv Tarplin) - 3:54
- マウンテンズ - "(I Always Called Them) Mountains" (M. Benno) - 4:04
- マッド・アイランド - "Mud Island" (D. Weiss, Mary Unobsky) - 4:29
- アイ・ビリーヴ・イン・ユー - "I Believe in You" (Neil Young) - 3:10
参加ミュージシャン
[編集]- リタ・クーリッジ - ボーカル、バックグラウンド・ボーカル
- ブッカー・T・ジョーンズ - ベース(on #2, #10)、オルガン(on #3, #4, #9)、ピアノ(on #3, #5)、エレクトリックピアノ(on #6, #7)、エレクトリック・ギター(on #9)、ストリングス・アレンジ、ホーン・アレンジ
- レオン・ラッセル - ピアノ(on #1)、オルガン(on #1)
- スプーナー・オールダム - エレクトリックピアノ(on #1, #4, #9, #10)、オルガン(on #5, #6, #8)、ピアノ(on #8)
- クラレンス・ホワイト - エレクトリック・ギター(on #1, #4, #6, #7, #8, #9)、アコースティック・ギター(on #5, #10)
- マーク・ベノ - エレクトリック・ギター(on #1)
- スティーヴン・スティルス - アコースティック・ギター(on #2)、エレクトリック・ギター(on #3)
- ボビー・ウーマック - エレクトリック・ギター(on #3)
- ジェリー・マギー - エレクトリック・ギター(on #4, #7)、ドブロ・ギター(on #5)、エレクトリック・シタール(on #5)、アコースティック・ギター(on #8, #10)
- ライ・クーダー - ボトルネック・ギター(on #6, #9)
- クリス・エスリッジ - ベース(on #1, #4, #5, #6, #7, #8)
- ドナルド・ダック・ダン - ベース(on #3)
- カルヴィン・ファジー・サミュエルズ - ベース(on #9)
- ジム・ケルトナー - ドラムス(#2を除く全曲)、パーカッション(on #2, #9)
- ボビー・ホール - タンバリン(on #3, #4, #7, #9)、ボンゴ(on #5)、コンガ(on #6, #7, #9)
- ホーン・セクション
- ジム・ホーン - ホーン・アレンジ(on #1, #6, #7)、アルト・サクソフォーン、テナー・サクソフォーン、バリトン・サクソフォーン
- ジョン・ケルソン - テナー・サクソフォーン、バスクラリネット
- ドン・メンザ - アルト・サクソフォーン、テナー・サクソフォーン、バスクラリネット
- クリフォード・スコット - テナー・サクソフォーン
- ピート・クリストリーブ - テナー・サクソフォーン
- プラス・ジョンソン - アルト・サクソフォーン、テナー・サクソフォーン
- ジョージ・ボハノン - トロンボーン、バリトンホルン
- ルー・マクリアリー、アーニー・タック、ジャック・レドモンド、ディック・ハイド - トロンボーン
- オリヴァー・ミッチェル、チャック・フィンドレー、アル・アーロンズ、ダルトン・スミス - トランペット、フリューゲルホルン
- ヴィンセント・デローザ、ビル・ヒンショー、アーサー・メイビー、デヴィッド・デューク - フレンチホルン
- ストリングス
- クライディ・キング、ヴェネッタ・フィールズ、シャーリー・マシューズ、プリシラ・クーリッジ、ドナ・ワイス - バックグラウンド・ボーカル
- グラハム・ナッシュ、ボブ・セガリーニ、ランディ・ビショップ - バックグラウンド・ボーカル(on #3)
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 1995年再発CD (POCM-2048)、2009年再発CD (UICY-94191)の帯に準拠。日本初回盤LP (AML 101)、1989年再発CD (PCCY-10042)の邦題は『ビューティフル・デビュー』だった。
出典
[編集]- ^ a b Christgau, Robert. “CG: Rita Coolidge”. 2023年9月17日閲覧。
- ^ a b “Rita Coolidge Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2023年9月17日閲覧。
- ^ a b 1995年再発CD (POCM-2048)ライナーノーツ(長門芳郎、1995年8月)