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リジッター企画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

空間交合(アサンブラージュ)リジッター企画東京を拠点に活動する演劇ユニット[1]である。主宰は女優馬渕史香

略歴

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  • 2009年8月、岐阜・名古屋でともに活動していた馬渕史香(主宰)と中島庸介(脚本・演出)によって結成[2]
  • 2011年、舞踏家の森脇洋平(身体演出)が加入。
  • 2012年、真嶋一歌が加入。
  • 2013年に上演した「でんでんむしのからのなか」の主題歌はミュージシャンとコラボレーション。
  • 2014年、馬渕、中島、若原、真嶋の地元である岐阜と「清流の国ぎふ」マスコットキャラクター(岐阜県の公式キャラクター)ミナモを応援する「清流の国ぎふ」応援隊になる[3]
  • 2015年、リジッター企画結成5周年を記念したDVDを発売。インターンシップ制度を作り、斉藤、鈴木、安藤が加入[4]
  • 2016年現在の目標は、メンバーゆかりの地での凱旋公演。まずは、馬渕、中島、真嶋、若原の出身である東海地方(名古屋)で初地方公演。
  • 2016年5月1日、演劇映像サービス観劇三昧にて過去作品の配信開始。[5]
  • 2016年11月、インターンシップメンバーとして活動してきた斉藤、鈴木、安藤が正式メンバーに。
  • 2017年3月、観劇三昧主宰の観フェスにて、総合視聴ランキング3位を獲得[6]

エピソード

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  • リジッター企画は劇団ではない。あくまでメンバーはそれぞれ個別に活動しており、劇団としてメンバーの個々の活動を(芸能事務所的な意味での)管理をすることはないため。これに伴い、リジッター企画の構成員は劇団員ではなくメンバーである。
  • 役者だけでなく、裏方を含めてリジッター企画の舞台に携わった人はリジッターズと呼ばれる。
  • 公演番号の後に「攻撃」とつくのは「観客に挑むこと」を表しているため[7]
  • 結成以来、メンバーの中島が一貫して脚本を書いてきたが、2016年11月公演では中島の脚本を用いず、また、リジッター企画初の試みである朗読劇に挑戦した。
  • 森脇洋平は最初「振付」としてクレジットされていたが、より踏み込んだ演出を行うため、クレジットを「身体演出」と変更した。

メンバー

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馬渕史香(主宰・俳優)
中島庸介(脚本・演出)
森脇洋平(身体演出・俳優)
真嶋一歌(俳優)
若原靖(照明)
斉藤ゆき(俳優)
鈴木啓司(俳優)
安藤尚之(俳優)

かつて所属していたメンバー

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奥野千春(制作)
村木雄(俳優)

ユニット公演

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  • 2009年
    • リジッター企画公演 第一攻撃「ブランド」(2009年8月28日〜30日:荻窪メガバックスシアター)
  • 2010年
    • リジッター企画公演 第二攻撃「まぼろし」(2010年2月26日〜28日:新宿シアター・ミラクル)
    • リジッター企画公演 第三攻撃「火付け屋」(2010年6月24日〜26日:新宿シアター・ミラクル)
    • リジッター企画公演 第四攻撃「エソラカラア」(2010年7月19日〜21日:新宿ゴールデン街劇場
  • 2011年
    • リジッター企画公演 第五攻撃「狂狂(くるくる)」(2011年3月9日〜13日:王子小劇場
    • リジッター企画公演 第六攻撃「さいごのかみさま」(2011年8月3日〜7日:王子小劇場)
  • 2012年
    • リジッター企画公演 第六.五攻撃「いっぽんの木」(2012年2月10日〜12日:pit北/区域)
    • リジッター企画公演 第七攻撃「もしも、シ」(2012年4月4日〜15日:王子小劇場)
    • リジッター企画公演 第八攻撃「林檎ト大地ノ黙示録」(2012年9月18日〜23日:中野ザ・ポケット
  • 2013年
    • リジッター企画公演 第九攻撃「あるオト、あるヒカリ、あるカラダ、あるコトバ、あるミライ、そのタもろもろ、の、あるケシキ」(2013年2月14日〜17日:新宿ゴールデン街劇場)
    • リジッター企画公演 第十攻撃「でんでんむしのからのなか」(2013年7月10日〜15日:萬劇場
    • □字ック×シアター風姿花伝10周年プロジェクト「鬼(ハイパー)FES.2013」 参加作品「きいちゃんのいない世界はなんだか不思議 です、」[13](2013年9月14日:シアター風姿花伝
  • 2014年
    • リジッター企画公演 再攻撃 第一弾「まぼろし」(2014年3月20日〜23日:SPACE 雑遊)
    • リジッター企画公演 第十一攻撃「ミロウのヴィーナス」[14](2014年8月6日〜10日:吉祥寺シアター
    • リジッター企画公演 再攻撃 第二弾「あるオト、あるヒカリ、あるカラダ、あるコトバ、あるミライ、そのタもろもろ、の、あるケシキ」(2014年9月15日:下北沢駅前劇場
  • 2015年
    • リジッター企画公演 第十二攻撃「誰がための笛は鳴る」[15](2015年5月8日〜18日:吉祥寺シアター)
    • リジッター企画公演 再攻撃 第三弾「クルりクルりと、光の方へ」[16](2015年9月30日~10月4日:サンモールスタジオ)
  • 2016年
    • リジッター企画公演 再攻撃 第四弾「もしも、シ ~とある日の反射~」(2016年3月6日〜20日:吉祥寺シアター)
    • リジッター企画公演 再攻撃 第五弾「2016年版 あるオト、あるヒカリ、あるカラダ、あるコトバ、あるミライ、そのタもろもろ、の、あるケシキ」(2016年7月28日〜7月31日(予定):ナンジャーレ(愛知県名古屋市))
    • リジッター企画公演 朗読劇 「ようせいのしっぽ」(2016年11月1日〜30日:東中野バニラスタジオ)
  • 2017年
    • リジッター企画公演 第十三攻撃「日の脚、わづかに見えて」(2017年1月24〜29日:小劇場 楽園)
  • 2018年
    • リジッター企画公演 第十四攻撃「そこのこと」[17](2018年1月17日〜1月21日(予定):CBGKシブゲキ!!

イベント

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  • リジッター企画 トークイベント「リジッター企画の、これからのこと、少し前のこと、つまりは、戯言。」[18](2015年12月15日:駅前劇場)
  • ピヨピヨレボリューション vol.3「Gliese」ゲスト出演(2016年4月1日:シアターノルン)
  • 一日店長[19](2017年9月16日:観劇三昧 下北沢店)

外部リンク

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脚注・出典

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  1. ^ 主宰者と核になるメンバーはいるが、劇団という形をとらず、公演ごとにスタッフ、キャストを集めて演劇公演を行う組織。
  2. ^ PROFILE - リジッター企画公式HP”. リジッター企画. 2015年11月28日閲覧。
  3. ^ 岐阜県:「清流の国ぎふ」応援隊”. 岐阜県. 2015年12月6日閲覧。
  4. ^ インターンシップ制度を始めます。 - リジッター企画公式HP”. リジッター企画. 2015年12月5日閲覧。
  5. ^ リジッター企画|演劇.jp”. 演劇.jp. 2016年7月4日閲覧。
  6. ^ 演劇フェス:観劇三昧手のひらフェスティバル2017大賞発表”. 観劇三昧. 2017年3月12日閲覧。
  7. ^ リジッター企画5周年記念DVD トレーラー”. リジッター企画. 2015年12月5日閲覧。
  8. ^ 所属事務所プロフィール”. アイリンク株式会社. 2015年12月5日閲覧。
  9. ^ 所属事務所プロフィール”. 有限会社ノックス. 2015年12月6日閲覧。
  10. ^ アメーバブログプロフィール”. 森脇洋平. 2015年12月5日閲覧。
  11. ^ アメーバブログプロフィール”. 斉藤ゆき. 2015年12月15日閲覧。
  12. ^ 劇団銅鑼プロフィール”. 劇団銅鑼. 2015年12月15日閲覧。
  13. ^ きぃちゃんのいない世界はなんだか不思議です、”. リジッター企画. 2015年11月29日閲覧。
  14. ^ ミロウのヴィーナス”. Confetti. 2015年12月6日閲覧。
  15. ^ 誰がための笛は鳴る”. Confetti. 2015年12月6日閲覧。
  16. ^ クルりクルりと、光の方へ”. Confetti. 2015年12月6日閲覧。
  17. ^ リジッター企画が靴を擬人化する「そこのこと」、おおはた雄一が音楽”. ステージナタリー. 2017年8月28日閲覧。
  18. ^ リジッター企画の、これからのこと、少し前のこと、つまりは、戯言。”. リジッター企画. 2015年12月5日閲覧。
  19. ^ 【月イチ観劇三昧下北沢店レポート】劇場へと化し、ライブハウスへと化す。”. 観劇三昧. 2017年11月8日閲覧。