リサ・オールプレス
リサ・オールプレス | |
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オールプレス(2021年) | |
基本情報 | |
国籍 | ニュージーランド |
出身地 | ニュージーランドストラトフォード |
生年月日 | 1975年5月20日(49歳) |
身長 | 148cm[1] |
体重 | 48kg[1] |
血液型 | A型[1] |
騎手情報 | |
所属厩舎 | {{{厩}}} |
初免許年 | 1996年[1] |
免許区分 | {{{区}}} |
通算勝利 | 1948勝 (2024年8月現在) |
リサ・ジョイ・オールプレス (Lisa Joy Allpress ONZM、旧姓マンビー (Mumby)、1975年5月20日生まれ)とはニュージーランドの女性騎手である。
オールプレスはニュージーランドで女性騎手として初めて1000勝を挙げた他、サウジアラビアで初めて勝利を挙げた女性騎手である。
概要
[編集]1975年5月20日に北島のストラトフォードにて生まれる[2][3]。馬が身近な幼少期を過ごし、高校卒業後にワーキングホリデーを利用し日本の牧場で過ごし、その際に1994年のジャパンカップを観戦し騎手を志すようになる[4]。
ウェイバリーにあるケビン・グレイ調教師の見習い騎手となる[4][5]。1996年に騎手デビューし[3]、同年3月初勝利[4]。
2010年12月4日にキャプテンクックステークスをWe Can Say It Nowで制し、GI初勝利[6]。
2011/12年のシーズンに159勝を記録し、リーディングタイトルを初めて獲得し、その後通算4回(2015/16年、2018/19年、2019/20年)獲得[3][5]。
2013年にニュージーランドの女性騎手として初めて1000勝を達成[7]。2024年8月時点で1948勝を挙げている[8]。
2020年2月28日にサウジアラビアで開催されたインターナショナルジョッキーズチャレンジにて同国史上始めて女性騎手として勝利を挙げた[3][5][9]。
2021年にニュージーランド・メリット勲章を授与される[7][10]。
騎手としては短期騎手免許制度を利用し2002年に初来日(当時は結婚前だったためリサ・マンビーとして騎乗)[11]、同年4月28日の新潟1R3歳未勝利戦をシンボリスキャン騎乗で勝利し、JRA初勝利を挙げる[12]。その後2015年と2016年にも同様に短期免許で来日した他、2019年にはワールドオールスタージョッキーズに招待された[3]。その後2024年のワールドオールスタージョッキーズに再び招待されたが[13]、同年8月7日リカルトンパーク競馬場でのレースで落馬負傷したため、8月9日にJRAより出場を辞退することが発表された[8][14][15]。辞退したことにより代わりにカリス・ティータンが招待されることとなった[14][15]。
私生活
[編集]2002年に調教師のカール・オールプレスと結婚。2人の間に男の子2人が生まれ、現在はワンガヌイにある牧場で一家4人で暮らしている[5][16]。オールプレス家には佐々木大輔がホームステイしたことがある[17]。
主な勝ち鞍
[編集]- キャプテンクックステークス - We Can Say It Now(2010年)
- タージノトロフィー - Ocean Park(2012年)[11]、Dark Destroyer(2022年)
- ニュージーランドオークス - Sentimental Miss(2019年)
- ハービーダイクステークス - Valley Girl(2016年)
- マナワツサイヤーズプロデュースステークス - Luna Rossa(2016年)
- レヴィンクラシック - Dukedom(2016年)、Bonham(2021年)
脚注
[編集]- ^ a b c d “リサ・オールプレス騎手に短期騎手免許交付”. 日本中央競馬会 (2016年9月7日). 2016年9月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月5日閲覧。
- ^ “NZ champion Lisa Allpress back with a winner after hip replacement” (英語). Horse Racing Planet (2020年10月26日). 2020年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月5日閲覧。
- ^ a b c d e 『2024ワールドオールスタージョッキーズ出場外国騎手プロフィール』(プレスリリース)日本中央競馬会 。2024年8月5日閲覧。
- ^ a b c “【世界の騎手紹介 Vol.36】リサ・オールプレス”. JRA-VAN World - 海外競馬情報サイト (2019年10月23日). 2024年8月5日閲覧。
- ^ a b c d Knowler, Richard (2021年12月23日). “Veteran jockey Lisa Allpress, queen of the New Zealand racing scene” (英語). Stuff. 2024年8月5日閲覧。
- ^ “We Can Say It Now Thoroughbred Horse Profile - Next Race, Form, Stats, News, Breeding”. www.racingandsports.com.au. 2024年8月5日閲覧。
- ^ a b “Lisa Allpress thought she was in trouble when New Year Honour arrived” (英語). RNZ (2020年12月31日). 2024年8月5日閲覧。
- ^ a b “今夏のWASJ参戦は絶望的…リサ・オールプレス騎手が7日にニュージーランドで落馬負傷”. 日刊スポーツ (2024年8月8日). 2024年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月8日閲覧。
- ^ Harding, Jonathan (2020年2月28日). “Lisa Allpress makes history as first female jockey to win in Saudi Arabia” (英語). Racing Post. 2024年8月5日閲覧。
- ^ “New Year Honours: The full list of 2021” (英語). NZ Herald (2020年12月31日). 2024年8月5日閲覧。
- ^ a b “リサ・オールプレス騎手に短期騎手免許交付”. 日本中央競馬会 (2015年5月7日). 2015年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月5日閲覧。
- ^ “L.オールプレスのプロフィール | 騎手データ”. netkeiba. 2024年8月5日閲覧。
- ^ “2024ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)の出場騎手決定!(外国騎手) JRA”. 日本中央競馬会 (2024年8月4日). 2024年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月5日閲覧。
- ^ a b “2024ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)出場外国騎手の決定(辞退および追加)”. 日本中央競馬会. 2024年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月12日閲覧。
- ^ a b “【2024WASJ】リサ・オールプレス騎手落馬負傷で辞退 ティータン騎手が出場”. サンスポZBAT!. 産経新聞社 (2024年8月9日). 2024年8月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月9日閲覧。
- ^ Ryan, Dennis (2002年10月10日). “Wedding bells ring for Karl and Lisa”. ThoroughbredNews 2024年8月5日閲覧。
- ^ 木南友輔. “【サウジ現地発】リサ・オールプレス騎手は長男ジョシュさんとともに「ダイスケはどう?」”. 日刊スポーツ. 2024年8月5日閲覧。