ラ・ヴァレンヌ (メーヌ=エ=ロワール県)
La Varenne | |
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行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏 |
県 (département) | メーヌ=エ=ロワール県 |
郡 (arrondissement) | ショレ郡 |
小郡 (canton) | ラ・ポムレー小郡 |
INSEEコード | 49360 |
郵便番号 | 49270 |
市長(任期) |
ジャン=シャルル・ジュエル[1] (2014年 - 2020年) |
自治体間連合 (fr) | C. C. du canton de Champtoceaux |
人口動態 | |
人口 |
1 733人 (2012年) |
人口密度 | 122人/km2 |
住民の呼称 | Varennais, Varennaise |
地理 | |
座標 | 北緯47度18分48秒 西経1度19分15秒 / 北緯47.3133333333度 西経1.32083333333度座標: 北緯47度18分48秒 西経1度19分15秒 / 北緯47.3133333333度 西経1.32083333333度 |
標高 |
平均:64m 最低:1m 最高:82m |
面積 | 14.19km2 |
公式サイト | Site de La Varenne |
ラ・ヴァレンヌ (La Varenne)は、フランス、ペイ・ド・ラ・ロワール地域圏、メーヌ=エ=ロワール県のかつて存在したコミューン。
地理
[編集]モージュ地方北部にあるコミューンで、ロワール川南岸とディヴァット川の中間に位置している。ロワール=アトランティック県との県境にあり、ナントの東25km、アンスニの西15km、アンジェの南70kmのところにある。
同じ県のコミューンではシャントソーと、ロワール=アトランティック県のコミューンではバルブシャ、ラ・シャペル=バス=メール、ル・セリエ、ウドンと接している。
ロワール川に浮かぶモロン島は、行政上はラ・ヴァレンヌに属している。
都市化
[編集]1999年にINSEEがまとめた順位表によれば、ラ・ヴァレンヌは都市化された農村型コミューンであった。メーヌ=エ=ロワール県のコミューンではあるが、ナント都市圏の一部となっている。
由来
[編集]varenneとはラテン語のterre sableuse(沖積された土地)からきている。これはロワールの強い存在感や蛇行する様、そしてディヴァット川と境界を接していることを想起させる。
歴史
[編集]歴史的に、ラ・ヴァレンヌはブルターニュとアンジューの間に広がる緩衝地帯、マルシュ・ド・ブルターニュ(fr、シャントソーからモンフォーコンまで広がる)の一部であった。
10世紀、アンジュー伯フルク・ネラは新たな領土を占領し、アンジュー伯領をディヴァット川岸まで西進させ、南はモージュ地方を占領した。領地のうえでも、司法及び政治上でも、ラ・ヴァレンヌはアンジュー伯領、アンジュー公領であった。宗教上では、ラ・ヴァレンヌ教区はシャントソーやラ・ボワシエール=デュ=ドレと同様に、フランス革命までナント司教区に属していた。1790年、それまでナント司教区に属したアンジューの教区は、メーヌ=エ=ロワール県新設に伴いアンジュー教区に編入された。
ヴァンデ戦争中の1794年3月17日、エティエンヌ・コルドリエ率いる地獄部隊がシャントソーを通過しラ・シャペル=バス=メールへ向かった。その日、38人のラ・ヴァレンヌ住民(36人の男性と2人の女性)に死が宣告されたとラ・ヴァレンヌで登記されている。犠牲者の最年少は19歳、最年長は91歳であった。
2014年、自治体間連合に加盟する全てのコミューンが合併して新たにコミューン・ヌーヴェル(fr、サルコジ政権時代に成立したフランス国家領土改革法によって、合併して誕生したコミューンの名称)となる案が浮上した。2015年7月1日から8日にかけ、自治体間連合内の全コミューン議会でコミューン・ヌーヴェルであるオレ=ダンジュー創設を可決した[2][3]。
人口統計
[編集]1962年 | 1968年 | 1975年 | 1982年 | 1990年 | 1999年 | 2006年 | 2012年 |
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864 | 887 | 904 | 1088 | 1278 | 1366 | 1612 | 1733 |
source=1999年までLdh/EHESS/Cassini[4]、2004年以降INSEE[5][6]
脚注
[編集]- ^ Préfecture de Maine-et-Loire, Liste des maires élus en 2014, document du 11 avril 2014
- ^ "Champtoceaux. Une cinquième commune nouvelle dans les Mauges". Ouest-France. 9 July 2015.
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引数が必須です。 (説明). - ^ [Oréé d'Anjou "Champtoceaux. La commune nouvelle s'appellera Orée-d'Anjou"]. Ouest-France (français). 5 October 2015. 2015年10月6日閲覧。
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の値が不正です。 (説明) - ^ http://cassini.ehess.fr/cassini/fr/html/fiche.php?select_resultat=38876
- ^ http://www.statistiques-locales.insee.fr
- ^ http://www.insee.fr