ラヴァー・カムバック・トゥ・ミー (デッド・オア・アライヴの曲)
「ラヴァー・カムバック・トゥ・ミー」 | ||||
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デッド・オア・アライヴ の シングル | ||||
リリース | ||||
規格 | 7インチ盤、12インチ盤 | |||
録音 | 1985年 | |||
ジャンル |
ダンス・ポップ シンセ・ポップ[1] ニュー・ウェイヴ Hi-NRG[2] | |||
時間 | ||||
レーベル | エピック・レコード | |||
作詞・作曲 |
ピート・バーンズ マイク・パーシー ティム・リーヴァー (Tim Lever) スティーヴ・コイ (Steve Coy) | |||
プロデュース | ストック・エイトキン・ウォーターマン | |||
デッド・オア・アライヴ シングル 年表 | ||||
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「ラヴァー・カムバック・トゥ・ミー」(Lover Come Back to Me) は、ストック・エイトキン・ウォーターマンがプロデュースを手がけた、デッド・オア・アライヴの1985年のシングル曲[3]。バンドの2枚目のアルバム『ユースクエイク(Youthquake)』からの2枚目のシングルであり、シングル盤のミックスはアルバムに収録されたバージョンと若干の楽器編成の違いがあるが、ほとんど同一といってよい。このシングルは、全英シングルチャートで最高11位となったほか[4]、南アフリカで3位、スイスで5位、ドイツで21位[5]、オーストラリアで13位まで上昇し[6]、Billboard Hot 100 でも75位となった[7]。
通常の7インチ盤や、スリーブを開くとポスター状になる12インチ盤[8]のほか、扇の形をしたピクチャー・ディスクなどがイギリスでリリースされた[2]。シングルB面に収められたのは、バンドの最初のアルバム『美醜の館 (Sophisticated Boom Boom)』に収録されていた「危険な自己陶酔 (Far Too Hard)」であった。ただし、イギリスで発売された12インチ盤には収録曲の異なる複数のバージョンがある。
2000年に再録音され、エイベックスから発売されたアルバム『フラジャイル(Fragile)』に収録された。
その再録版は2003年に発売されたコンピレーション・アルバム『Evolution: The Hits』のイギリス通常盤にも収録された[9]が、Mix名は「2003 Remix」となっていた。
評価
[編集]このシングルは、概ね好評を博し、『Trouser Press』誌のアイラ・ロビンス (Ira Robbins) は、「訴求力がある (appealing)」と評し[10]、オールミュージックのネッド・ラゲット (Ned Raggett) は、「バーンズがコーラスの最後で「Kick it right down, right down!」と歌う箇所は、これまでにマス・メディアを賑わせる様々な種類のポップが到達した最高の水準に匹敵するほど記憶に残る (When Burns commands at the end of the chorus, 'Kick it right down, right down!' it's as memorable as mass media pop of any stripe ever gets)」と記した[11]。
トラックリスト
[編集]# | タイトル | 時間 |
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1. | 「Lover Come Back to Me」 | |
2. | 「Far Too Hard」 |
# | タイトル | 時間 |
---|---|---|
1. | 「Lover Come Back to Me (Extended Remix)」 | |
2. | 「Far Too Hard」 |
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「Lover Come Back to Me (Extended Remix)」 | |
2. | 「Far Too Hard」 | |
3. | 「Lover Come Back to Me (7" Bonus Mix)」 |
# | タイトル |
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1. | 「ラヴァー・カムバック・トゥ・ミー (Lover Come Back to Me)」 |
2. | 「危険な自己陶酔 (Far Too Hard)」 |
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「ラヴァー・カムバック・トゥ・ミー(エクステンディッド・ヴァージョン)(Lover Come Back to Me (Extended Version))」 | |
2. | 「ラヴァー・カムバック・トゥ・ミー(エクステンディッド・リミックス)(Lover Come Back to Me (Extended Remix))」 | |
3. | 「危険な自己陶酔 (Far Too Hard)」 |
チャート
[編集]チャート(1985年) | 最高位 |
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オーストラリア ケント・ミュージック・レポート[6] | 13 |
ベルギー ベルギー・シングル・チャート[5] | 8 |
カナダ RPMトップ・シングル | 95 |
ドイツ German Singles Chart[5][16] | 21 |
アイルランド Irish Singles Chart | 6 |
イタリア イタリア・シングル・チャート | 24 |
日本 オリコン・シングル・チャート | 9 |
南アフリカ共和国 南アフリカ・シングル・チャート[17] | 3 |
スイス シュヴァイツァー・ヒットパラーデ[5] | 5 |
イギリス 全英シングルチャート[4] | 11 |
オランダ オランダ・トップ40・シングル・チャート[5] | 30 |
ニュージーランド ニュージーランド・シングル・チャート[5] | 41 |
アメリカ合衆国 『ビルボード』誌 Billboard Hot 100[7] | 75 |
アメリカ合衆国 『ビルボード』誌 Hot Dance Club Play | 13 |
脚注
[編集]- ^ Dead Or Alive – Lover Come Back To Me - Discogs (発売一覧)
- ^ a b Dead Or Alive – Lover Come Back To Me - Discogs - UK 7インチ変型盤
- ^ a b Dead Or Alive – Lover Come Back To Me - Discogs (発売一覧) - UK 7インチ盤
- ^ a b “Lover Come Back to Me / Dead or Alive”. The Official UK Charts Company. 2019年10月4日閲覧。
- ^ a b c d e f “DEAD OR ALIVE - LOVER COME BACK TO ME (SONG)”. Hung Medien. 2019年10月4日閲覧。
- ^ a b Kent, David (1993). Australian Chart Book 1970–1992. St Ives, N.S.W.: Australian Chart Book. p. 85. ISBN 0-646-11917-6 N.B. The Kent Report chart was licensed by ARIA between mid 1983 and 19 June 1988.
- ^ a b “Lover Come Back To Me / Dead or Alive”. Billboard. 2019年10月4日閲覧。
- ^ Dead Or Alive – Lover Come Back To Me - Discogs - UK/アイルランド 12インチ盤 (TX6086)
- ^ Dead Or Alive – Evolution - The Hits - Discogs (発売一覧)
- ^ “Dead or Alive”. Trouser Press. 2019年10月5日閲覧。
- ^ https://www.allmusic.com/album/r1023467
- ^ Dead Or Alive – Lover Come Back To Me (Extended Remix) - Discogs - UK 12インチ盤 (QTA6086)
- ^ Dead Or Alive – Lover Come Back To Me - Discogs - UK 12インチ盤 (TA6086)
- ^ ラヴァー・カムバック・トゥ・ミー - Discogs - 日本 7インチ盤 (07・5P-379)
- ^ Dead Or Alive – Lover Come Back To Me (Extended Version) - Discogs - 日本 12インチ盤 (12・3P-659)
- ^ “Home - Offizielle Deutsche Charts”. Officialcharts.de. 2019年10月4日閲覧。 - 「Lover Come Back to Me」で検索
- ^ “Record Details”. 45cat website. 2019年10月4日閲覧。