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ランドローバー・ディフェンダー (L663)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ランドローバー・ディフェンダー
L663
ディフェンダー110 D240 フロント
ディフェンダー90 X-DYNAMIC HSE フロント
ディフェンダー130 フロント
概要
販売期間 2020年 -
ボディ
乗車定員 6名(90)
5名・7名(110)
ボディタイプ 3ドア SUV(90)
5ドア SUV(110)
エンジン位置 フロント
駆動方式 四輪駆動
パワートレイン
エンジン 1,997cc 直列4気筒DOHC ターボ
最高出力 300 PS / 5,500 rpm
最大トルク 40.8 kgf·m / 2,000 rpm
変速機 8速AT
車両寸法
ホイールベース 2,585 mm(90)
3,020 mm(110)
全長 4,510 mm(90)
4,945 mm(110)
全幅 1,995 mm
全高 1,970 mm
車両重量 2,200 kg(90)
2,390 kg(110)
系譜
先代 ディフェンダー
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ランドローバー・ディフェンダー (L663)Land Rover Defender L663)は、イギリスの自動車メーカーであるランドローバー2020年から製造・販売しているクロスオーバーSUVである。

長きにわたって基本設計の変わらなかったディフェンダー初のフルモデルチェンジ車として開発された。

概要

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2019年4月30日、次期ディフェンダーのテストシーンが公開され[1]、2019年6月4日に次期ディフェンダーの最終フィールドテストの様子が公開された[2]

2019年9月10日、フランクフルトモーターショーにて新型ディフェンダーを発表[3]。生産はスロバキアニトラにあるジャガーランドローバーの新工場で行われる[4]

メカニズム

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ショートホイールベースの「ディフェンダー90」とロングホイールベースの「ディフェンダー110」がラインナップされる。新たに開発されたD7xアーキテクチャが採用され、先代までのラダーフレームからアルミニウム製のモノコックに変更された。サスペンションは前後とも独立懸架となる。

エンジンは最高出力200PSと240PSの2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジン、300PSの2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジン、300PSの3リッター直列6気筒ディーゼルターボエンジン、400PSの3リッター直列6気筒ガソリンターボエンジンが設定された。

日本での販売

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2019年11月3日、日本での先行予約受付を開始[5]。導入されるのは「ディフェンダー90ローンチエディション」「ディフェンダー110ローンチエディション」の2モデル。エンジンは2リッター直4ガソリンエンジン「インジニウム」が搭載される。150台限定でデリバリーは2020年夏から。

ローンチエディションが受注開始から4日で上限台数に達したため、同年11月18日に先行予約モデル第2弾の「スタートアップエディション」が発表され、同日から2020年3月31日まで受注を受け付けた[6]。ローンチエディションとはスペック・装備面の大きな違いはないが、受注台数が制限されていない。デリバリーは2020年秋以降。

2020年4月6日、通常モデルの受注を4月9日に開始する事が発表された[7]。これに加えて、需要の高いアイテムを標準装備した日本限定仕様「キュレーテッドスペック」を90と110で合計5種類設定されることが発表された。

ディフェンダー90
エンジン型式 総排気量

cc

ボアxストローク

mm/mm

最高出力
kW (PS)/rpm
最大トルク
Nm/rpm
搭載モデル 販売時期 価格
P300 1,997 83x92.4 221 (300)

/5,500

400

/1,500 - 4,500

ディフェンダー 2020年4月- 499万円
ディフェンダー S 2020年4月- 582万円
ディフェンダー SE 2020年4月- 648万円
ディフェンダー HSE 2020年4月- 730万円
ディフェンダー ファーストエディション 2020年4月-2021年3月 739万円
ディフェンダー110
エンジン型式 総排気量

cc

ボアxストローク

mm/mm

最高出力
kW (PS)/rpm
最大トルク
Nm/rpm
搭載モデル 販売時期 価格
P300 1,997 83x92.4 221 (300)

/5,500

400

/1,500 - 4,500

ディフェンダー 2020年4月- 589万円
ディフェンダー S 2020年4月- 663万円
ディフェンダー SE 2020年4月- 732万円
ディフェンダー HSE 2020年4月- 812万円
ディフェンダー ファーストエディション 2020年4月-2021年3月 820万円

脚注・出典

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  1. ^ 新型「ランドローバー・ディフェンダー」は2019年後半にデビュー 【ニュース】”. webCG. 2019年6月12日閲覧。
  2. ^ 新型「ディフェンダー」の開発がいよいよ大詰めに 【ニュース】”. webCG. 2019年6月12日閲覧。
  3. ^ 新型「ランドローバー・ディフェンダー」がデビュー 最新技術で高い悪路走破性と快適性を両立【フランクフルトショー2019】 【ニュース】”. webCG. 2019年9月11日閲覧。
  4. ^ 【新型ディフェンダーの故郷】JLRスロバキア工場を訪問 新たな時代の幕開け - ニュース”. AUTOCAR JAPAN. 2020年5月8日閲覧。
  5. ^ 新型「ランドローバー・ディフェンダー」の国内受注がスタート 【ニュース】”. webCG. 2019年11月3日閲覧。
  6. ^ 新型「ランドローバー・ディフェンダー」の先行予約モデル「スタートアップエディション」登場”. webCG (2019年11月18日). 2020年4月9日閲覧。
  7. ^ 新型「ランドローバー・ディフェンダー」の受注開始 日本独自仕様の「キュレーテッドスペック」も設定”. webCG (2020年4月6日). 2020年4月9日閲覧。