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ラリー・オクス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラリー・オクス
Larry Ochs
ラリー・オクス(2009年)
基本情報
出生名 Lawrence Ochs
生誕 (1949-05-03) 1949年5月3日(75歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク
ジャンル ジャズ、アヴァンギャルド・ジャズ、クラシック音楽
職業 ミュージシャン作曲家音楽プロデューサー、レーベル・オーナー
担当楽器 サクソフォーン
レーベル Music & Arts、Metalanguage、Black Saint、Atavistic、Rogue Art、Not Two
共同作業者 ロヴァ・サキソフォン・カルテット、グレン・スピアマン、What We Live、Kihnoua
公式サイト www.ochs.cc

ラリー・オクス[1]Larry Ochs、1949年5月3日、ニューヨーク生まれ)は、アメリカのジャズサックス奏者で、ロヴァ・サキソフォン・カルテットの結成メンバーであり、レコード・レーベル「Metalanguage Records」の共同創設者である。

オクスはトランペットをほんの少し研究していたが、テナー・サックスとソプラノ・サックスに集中していった。カリフォルニアにある「Twelve Starsスタジオ」の運営に加え、1978年から音楽プロデューサーとして働き、自身のレーベル「Metalanguage Records」を設立した。彼はロヴァ・サキソフォン・カルテットを共同で結成し、また、グレン・スピアマンとのダブル・トリオでも活動した。1994年にはレスリー・スカラピーノによる舞台『Goya's L.A.』のための音楽を、1998年にはSXSWで最高のドキュメンタリー作品として選ばれた映画『Letters Not About Love』のための音楽を作曲した。また、「Room」と呼ばれる新しい音楽トリオや、「What We Live」というアンサンブルでも演奏した。彼は何枚かのリーダー・アルバムをレコーディングしている[2]。2007年、ボーカリストのDohee LeeとScott Amendolaと共にドラムとエレクトロニクスによるグループ「Kihnoua」を結成し[3]、2010年に『Unauthorized Caprices』を発表した[4]

彼は詩人のリン・ヘジニアンと結婚している。

ディスコグラフィ

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ソロ・アルバム

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  • Hall of Mirrors (1992年、Music & Arts) ※Room名義
  • The Secret Magritte (1995年、Black Saint)
  • The Neon Truth (2002年、Black Saint)
  • Fly Fly Fly (2004年、Intakt) ※with Joan Jeanrenaud, Miya Masaoka
  • Out Trios Vol.5: Up from Under (2007年、アトランティック)
  • The Mirror World (2007年、Metalanguage)
  • Spiller Alley (2008年、Rogue Art)
  • Stone Shift (2009年、Rogue Art)
  • We All Feel the Same Way (2009年、SoLyd) ※with Jones Jones
  • Unauthorized Caprices (2010年、Not Two)[4]
  • The Throne (2014年、Not Two) ※with Don Robinson
  • The Fictive Five (2015年、ツァディク)

ロヴァ・サキソフォン・カルテット

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  • The Bay (1978年)
  • As Was (1981年)
  • Daredevils (1979年) ※with ヘンリー・カイザー
  • The Removal of Secrecy (1979年)
  • This, This, This, This (1979年)
  • Cinema Rovaté (1978年)
  • Beat Kennel (1987年)
  • 『ロヴァ・プレイズ・スティーヴ・レイシー』 - Favorite Street (1984年) ※Rova plays Lacy名義
  • Saxophone Diplomacy: Live in Russia, Latvia, Romania (1983年)
  • Long on Logic (1991年)
  • Electric Rags II (1989年)
  • This Time We Are Both (1989年)
  • From the Bureau of Both (1992年)
  • Terry Riley: Chanting the Light of Foresight (1994年)
  • The Crowd (1995年)
  • John Coltrane's Ascension (1995年) ※Rova's 1995名義
  • Ptow!! (1996年)
  • Morphological Echo (1998年)
  • Bingo (1998年)
  • Resistance (2003年)
  • Electric Ascension (2005年)
  • Totally Spinning (2006年)
  • A Short History (2012年)[5]

Kihnoua

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  • Unauthorized Caprices (2010年)
  • The Sybil's Whisper (2012年)

参加アルバム

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グレン・スピアマン
  • Mystery Project (1992年)
  • Smokehouse (1993年)
  • The Fields (1996年)
  • Blues for Falasha (1997年)
フレッド・フリス & メイビー・マンデイ
  • Digital Wildlife (2002年)
デイヴ・レンピス & ダレン・ジョンストン
  • Spectral (2014年)

脚注

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  1. ^ ラリー・オックス」の表記もある。
  2. ^ Lane, Joslyn. ラリー・オクス - オールミュージック
  3. ^ Kihnoua Introduction Archived 2011-08-16 at the Wayback Machine.. Larry Ochs website.
  4. ^ a b Horton, Lyn (October 17, 2010). "Kihnoua - Unauthorized Caprices, Not Two". Jazz Times.
  5. ^ Larry Ochs | Credits”. AllMusic. 26 December 2016閲覧。

外部リンク

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