コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ラムヌロース-1-リン酸アルドラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラムヌロース-1-リン酸アルドラーゼ
識別子
EC番号 4.1.2.19
CAS登録番号 9054-58-4
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBj PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / QuickGO
検索
PMC articles
PubMed articles
NCBI proteins
テンプレートを表示

ラムヌロース-1-リン酸アルドラーゼ(Rhamnulose-1-phosphate aldolase、EC 4.1.2.19)、以下の化学反応触媒する酵素である。

L-ラムヌロース-1-リン酸ジヒドロキシアセトンリン酸 + (S)-ラクトアルデヒド

従って、この酵素の基質はL-ラムヌロース-1-リン酸のみ、生成物はジヒドロキシアセトンリン酸(グリセロンリン酸)と(S)-ラクトアルデヒドの2つである。

この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するアルデヒドリアーゼに分類される。系統名は、L-ラムヌロース-1-リン酸 (S)-ラクトアルデヒドリアーゼ (グリセロンリン酸形成)(L-rhamnulose-1-phosphate (S)-lactaldehyde-lyase (glycerone-phosphate-forming))である。他に、rhamnulose phosphate aldolase、L-rhamnulose 1-phosphate aldolase、L-rhamnulose-phosphate aldolase、L-rhamnulose-1-phosphate lactaldehyde-lyase等とも呼ばれる。この酵素は、ペントースグルクロン酸の相互変換及びフルクトースマンノースの代謝に関与している。

構造

[編集]

2007年末時点で、2つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1GT71OJRである。

出典

[編集]
  • Chiu TH, Feingold DS (1969). “L-rhamnulose 1-phosphate aldolase from Escherichia coli Crystallization and properties”. Biochemistry. 8 (1): 98–108. doi:10.1021/bi00829a015. PMID 4975916. 
  • Sawada H and Takagi Y (1964). “The metabolism of L-rhamnose in Escherichia coli. 3 L-Rhamulose-phosphate aldolase”. Biochim. Biophys. Acta 92: 26–32. PMID 14243785.