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ラッセル・アークスレーベン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラッセル・アークスレーベン
Russell Erxleben
基本情報
ポジション パンター
プレースキッカー
生年月日 (1957-01-13) 1957年1月13日(67歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
テキサス州シギーン
身長: 6' 4" =約193cm
体重: 213 lb =約96.6kg
経歴
大学 テキサス大学
NFLドラフト 1979年 / 1巡目全体11位
初出場年 1979年
初出場チーム ニューオーリンズ・セインツ
所属歴
1979-1983 ニューオーリンズ・セインツ
1987 デトロイト・ライオンズ
NFL 通算成績
パント 280回
ヤード 11,381ヤード
平均 40.6ヤード
最長 60ヤード
得点 19点
FG成功 4/8(50.0%)
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

ラッセル・アークスレーベン(Russell Erxleben 1957年1月13日- )はテキサス州シギーン出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはパンタープレースキッカー[1]。1979年のNFLドラフト1巡で指名されたが、ドラフトでの失敗例としてしばしば名前があがる[2][3]

経歴

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サンアントニオの東、約35マイルにあるセギーンで育った。1975年にテキサス大学に入学した。

1977年、ライス大学戦でカレッジフットボール記録タイの67ヤードのFGを成功させた。この年彼は他に60ヤード以上のFGを2回成功させた。NCAAは、翌年からFGでのキッキングティーの使用を禁止するルール変更を行った[4]。ルール変更後のキックの最長記録は、1998年にカンザス州立大学マーティン・グラマティカの65ヤードとなっている。

1976年から1978年まで3年連続でオールアメリカンに選ばれた[5]

1971年NFLドラフト1巡全体11位でニューオーリンズ・セインツに指名された[2]。キックスペシャリストがNFLドラフト1巡で指名されたのは、彼を含めて5人だけである[5]

1979年9月2日のアトランタ・ファルコンズ戦でオーバータイムにスナップミスで頭上を越えたボールをエンドゾーン内で拾いパスを投げたが、これをジェームズ・メイベリーに自陣6ヤード地点でインターセプトされ、そのままリターンTDを許し、チームは敗れた。この年、セインツは8勝8敗でシーズンを終えたが、NFC西地区を制し第14回スーパーボウルに出場したロサンゼルス・ラムズは9勝7敗に止まっていたことから、悔やまれるミスとなった。

1980年サンフランシスコ・フォーティナイナーズとの開幕戦で同点FGを失敗、チームは過去2シーズンで4勝しかあげていないナイナーズに23-26で敗れた。セインツは開幕から14連敗し、1勝15敗でシーズンを終えた。

1982年、セインツはドラフトでモーテン・アンダーセンを指名、彼はセインツでその後13シーズンに渡って、プレースキッカーを務めた。アークスレーベンは、この年のストライキ期間中、セインツの労働組合代表を務めた。

セインツでは、1983年まで5シーズンプレーしたが、1984年ブライアン・ハンセンがドラフトで指名された後、解雇された。

1987年デトロイト・ライオンズで1試合だけプレーした。

1999年に投資家から3600万ドルを騙し取った詐欺罪で、7年の禁固刑判決を受け[6]、2005年に釈放された[5]。しかし、2005年9月から2009年10月にかけて投資家から200万ドルを騙し取った罪で、2013年12月、有罪判決を受けた[7]

家族

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息子のライアン・アークスレーベンはテキサス工科大学に進学、父親と同じパンターを務めている[5]

脚注

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  1. ^ Adam Lazarus. “The 50 Most Shocking Draft Selections in NFL History”. bleacherreport.com. 2020年6月3日閲覧。
  2. ^ a b Biggest NFL Draft Busts Of All Time”. totalprosports.com (2012年4月27日). 2014年1月11日閲覧。
  3. ^ Breana Pitts (2012年5月1日). “Ranking the 5 Biggest NFL Draft Busts of All Time”. bleacherreport.com. 2014年1月11日閲覧。
  4. ^ Vincent Frank (2012年2月9日). “50 Worst Draft Picks in NFL History”. bleacherreport.com. 2014年1月11日閲覧。
  5. ^ a b c d Tim Griffin (2012年10月4日). “Erxleben punts legacy on to son”. mysanantonio.com. 2014年1月11日閲覧。
  6. ^ Russell Erxleben charged with fraud”. ESPN (2013年1月24日). 2014年1月11日閲覧。
  7. ^ Former NFL, Longhorn player Russell Erxleben pleads guilty to fraud charges”. stateman.com (2013年12月18日). 2014年1月11日閲覧。

外部リンク

[編集]
先代
ウェス・チャンドラー
ニューオーリンズ・セインツ
ドラフト1巡指名
1979年
次代
スタン・ブロック