ラスグッラ
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ラスグッラ(ベンガル語: রসগোল্লা、Rasgulla)は、インドの菓子。インドでは「スイーツの王様」と呼ばれ、人気が高い[1]。
チェナー(インドのチーズの一種)と小麦粉を丸め、スパイスや香料を効かせた甘いシロップで煮た料理である[2]。
インドの菓子であるグラブ・ジャムンと同様に甘い[3]。業務用缶詰のラスグッラとグラブ・ジャムンを比べると、揚げてあるグラブ・ジャムンよりもスポンジ状になっているラスグッラのほうがシロップの吸収量が多いので甘い、ただし含まれるシロップを絞ればラスグッラのほうがあっさりしていると言われている[3]。日本の食物より格段に甘いという意見もあり日本人には食べ慣れない味であるとされている[2]。
発祥
[編集]西ベンガル州とオディシャ州の両州が発祥地と主張し、2016年頃から争いを行っていたが、歴史家の意見を踏まえてインド商工省は2017年11月14日に東部西ベンガル州が発祥地であると裁定を下し、地理的表示を付与することを発表した[1]。
出典
[編集]- ^ a b “インドの人気デザート「ラスグッラ」、西ベンガル州発祥と認定”. ロイター (2017年11月15日). 2023年7月16日閲覧。
- ^ a b 御手洗晶 (2022年5月18日). “神様に捧げるインドスイーツ ー大分合同新聞「APU発世界の窓」”. 立命館アジア太平洋大学. 2023年7月16日閲覧。
- ^ a b 馬場吉成 (2014年11月7日). “世界一甘いお菓子はアマゾンで売っていて自分でも作れる”. デイリーポータルZ. 2023年7月16日閲覧。