ラエル・ブレイナード
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ラエル・ブレイナード Lael Brainard | |
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アメリカ合衆国連邦準備制度理事会(FRB)理事 | |
任期 2014年6月16日 – 2023年2月18日 | |
個人情報 | |
生誕 | 1962年1月1日(62歳) |
出身校 | ウェズリアン大学 ハーバード大学 |
ラエル・ブレイナード(英: Lael Brainard、1962年1月1日 - )は、アメリカ合衆国の経済学者。国家経済会議議長。元連邦準備制度理事会(FRB)副議長。元国際担当財務次官。カート・キャンベル元国務次官補の妻としても知られ、3人の娘がいる[1]。
経歴
[編集]幼少期は外交官の娘として冷戦終結までドイツとポーランドで過ごした[2]。 1983年、ウェズリアン大学卒業。1989年にハーバード大学で経済学博士号取得。1990年から1996年までマサチューセッツ工科大学スローンマネジメントスクール准教授。クリントン政権では大統領副補佐官およびG7、G8の首脳個人代表を務めた。 2001年から2008年までブルッキングス研究所副所長。2010年から2013年までオバマ政権で国際担当財務次官。2014年6月16日から連邦準備制度理事会(FRB)の理事を務める(任期は2026年1月31日まで)[3]。ジョー・バイデン政権では当初財務長官への就任が有力視されたが、実現しなかった[4]。2022年にFRB副議長に昇格[5]。2023年7月14日、バイデン大統領から国家経済会議議長に指名された[6]。
著作
[編集]- "Transforming the Development Landscape"(ブルッキングス研究所出版会、2006年)ISBN 978-0815711247
- "Security by Other Means"(ブルッキングス研究所出版会、2007年)ISBN 978-0815713616
- "Too Poor For Peace?"(ブルッキングス研究所出版会、2007年、Derek H. Cholletとの共同編集)ISBN 978-0815713753
脚注
[編集]- ^ Lael Brainard: America's Top Economic Diplomat Readies for a New Role, OZY, (2014-1-14) 2015年9月5日閲覧。
- ^ Fischer, Brainard to push for more activist Fed, (2014-05-19) 2015年9月5日閲覧。
- ^ Lael Brainard, federalreservehistory.org 2015年9月5日閲覧。
- ^ “「米史上最も多様性のある政権目指す」バイデン内閣有力候補に女性ずらり:東京新聞 TOKYO Web”. 東京新聞 TOKYO Web. 2023年8月8日閲覧。
- ^ “FRB副議長にブレイナード理事が昇格 上院本会議で人事を承認”. 産経新聞. (2022年4月27日) 2023年7月23日閲覧。
- ^ “米NEC次期委員長にFRBのブレイナード副議長…米経済政策の「司令塔」”. 読売新聞. (2023年2月15日) 2023年7月23日閲覧。