ヨーロッパザラボヤ
表示
ヨーロッパザラボヤ | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Ascidiella aspersa (Muller, 1776) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ヨーロッパザラボヤ |
ヨーロッパザラボヤ(学名:Ascidiella aspersa)は、脊索動物門・ホヤ綱に分類されるホヤの仲間の1種。
分布
[編集]アメリカ東海岸、アルゼンチン、南アフリカ、インド、オーストラリア南部、ニュージーランド、日本で外来種として移入分布している。日本での最初の記録は2008年9月で、北海道の内浦湾(噴火湾)のホタテガイ垂下養殖漁場において、貝や養殖施設に大量に付着していることが確認された[1]。当初は在来種のザラボヤ(Ascidia zara)と考えられていたが、2010年にヨーロッパザラボヤであることが発表された[1]。
特徴
[編集]体長130mmに達する大型のホヤ[2]。単体性で、潮間帯から50mまでの水深に生息し、波の弱い湾の入り江や港内など浅海域で多く見られる[2]。雌雄同体。