ヨルダンカ・ファンダコヴァ
ヨルダンカ・ファンダコヴァ Йорданка Фандъкова | |
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ヨルダンカ・ファンダコヴァ | |
生年月日 | 1962年4月12日(62歳) |
出生地 | ブルガリア人民共和国 ソフィア州 サモコフ |
出身校 |
ソフィア大学卒業 第35ロシア語高校卒業 |
前職 | 教育・青年・科学大臣 |
現職 | ソフィア市長 |
所属政党 | ヨーロッパ発展のためのブルガリア市民 |
称号 | ドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字章 |
在任期間 | 2011年11月8日 - 現職 |
在任期間 | 2009年11月23日 - 2011年10月6日 |
内閣 | ボイコ・ボリソフ内閣 |
在任期間 | 2009年7月27日 - 2009年11月19日 |
在任期間 | 2005年12月 - 2009年7月5日 |
ヨルダンカ・アセノヴァ・ファンダコヴァ(ブルガリア語: Йорданка Асенова Фандъкова、ラテン文字転写の例: Yordanka Asenova Fandakova、1962年4月12日 - )は、ブルガリアの政治家、教師である[1][2][3]。ソフィア市長(在任期間: 2009年11月23日 - 2011年10月6日、2011年11月8日 - )[4][5]。教育・青年・科学大臣(在任期間: 2009年7月27日 - 2009年11月19日)[4][6]。ドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字章を受章している[7]。「ファンダコヴァ」は「ファンダコバ」[8]「ファンダコーヴァ」[9]とも表記される。
経歴
[編集]1962年、ブルガリア人民共和国・ソフィア州のサモコフに生まれる[4][10][11]。ソフィアの第35ロシア語高校「ドブリ・ボイニコフ」を卒業する[2][10][12]。ソフィア大学「聖クリメント・オフリドスキ」をロシア語学の学位を取得して卒業する[10][3]。1985年から1995年まで[注釈 1]、ソフィアの第73高校「ヴラディスラフ・グラマティク」の教師を務める[10][4]。1998年から2005年にかけて、同校の校長を務める[4][10][2][11]。
2005年12月から2009年7月5日にかけて、ソフィアの副市長(教育・文化・スポーツおよび依存症予防担当)を務める[4][10][14][11]。2009年3月には、日本の外務省の招待により来日し、当時外務大臣政務官を務めていた西村康稔を表敬訪問している[15]。同年7月5日、第41回国民議会の議員選挙において政党「ヨーロッパ発展のためのブルガリア市民」(GERB) から国会議員に選出される[10][16]。同月27日、ボイコ・ボリソフ内閣において教育・青年・科学大臣(現在の教育科学大臣)に就任する[10][6]。
2009年11月15日に行われたソフィア市長選挙にGERBから出馬し、64.3パーセントの得票率を獲得し当選する[1]。ファンダコヴァは、ソフィア市長に就任した初めての女性となった[17]。2011年10月23日に行われたソフィア市長選挙において、53.31パーセントの得票率を獲得し当選する[18]。2014年、ドイツ連邦共和国功労勲章一等功労十字章を受章する[7]。2015年10月に行われたソフィア市長選挙において、60.17パーセントの得票率を獲得し当選する[19]。2019年11月に行われたソフィア市長選挙において、49.98パーセントの得票率を獲得し当選する[20]。
保有資格
[編集]- 教員免許2級(プーシキン記念ロシア語大学)[13][4]
- 教育科学省およびアンスティチュ・フランセのプログラムにおけるトレーナーディレクター[13][4]
- 教育科学省、ゲーテ・インスティトゥートおよびクルトゥールコンタクト オーストリアの教育管理に関する資格[13][4]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “ブルガリア月報【09年11月】”. 在ブルガリア日本国大使館 (2009年12月). 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b c “Sofia”. Mayors of Europe. 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b “CURRENT MAYOR Yordanka Fandakova”. TheMayor.EU. 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “Кмет на Столичната община”. ソフィア. 2021年10月30日閲覧。
- ^ “Мария Бояджийска ще е и.д. кмет на София”. Fakti.bg. (2011年10月6日) 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b “Очаквано! Фандъкова се кандидатира за 4-ти път за кмет на София”. LUPA.BG. (2019年9月2日) 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b “Sofia Mayor Yordanka Fandakova to Be Awarded German Order of Merit”. Novinite.com. (2014年9月22日) 2021年10月30日閲覧。
- ^ “複数の動物急死で動物園閉鎖、原因は不明 ブルガリア”. AFPBB News. (2014年8月27日) 2021年10月30日閲覧。
- ^ “女性交運労働者総会報告書”. 国際運輸労連 (2014年8月14日). 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “ЙОРДАНКА ФАНДЪКОВА, КМЕТ НА СТОЛИЧНА ОБЩИНА”. ГРАДЪТ МЕДИА ГРУП. 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b c d РОДЕН ГЛАС 2009, p. 6.
- ^ “История”. 35. СЕУ "ДОБРИ ВОЙНИКОВ" (2014年8月14日). 2021年10月30日閲覧。
- ^ a b c d “BULGARIEN”. Bundesministerium für Bildung, Wissenschaft und Forschung. 2021年10月30日閲覧。
- ^ “Днес Фандъкова става на 50, ще празнува в чужбина”. Dir.bg. (2012年4月12日) 2021年10月30日閲覧。
- ^ “ファンダコヴァ・ソフィア副市長(ブルガリア)の表敬”. 外務省 (2009年3月18日). 2021年10月30日閲覧。
- ^ “профили”. Slava.bg. 2021年10月30日閲覧。
- ^ “Фандъкова влезе в историята и като най-дълго управлявалия кмет на София”. Dir.bg. (2020年3月10日) 2021年10月30日閲覧。
- ^ “Съдът отхвърли доказателствата за касиране в София”. Vesti.bg. (2011年11月18日) 2021年10月30日閲覧。
- ^ “Окончателно: Фандъкова печели втори кметски мандат с 60,17%”. Novini.bg. (2015年10月28日) 2021年10月30日閲覧。
- ^ Евелина Стоянова (2019年11月4日). “Окончателно: С 49,98% Йорданка Фандъкова е кмет на София”. БНР Новини 2021年10月30日閲覧。
参考文献
[編集]- Eli Mandažieva (2009-04). “Актуално”. РОДЕН ГЛАС (Bulharská kulturně osvětová organizace v ČR) .
外部リンク
[編集]- Yordanka Fandakova (@fandakovay) - X(旧Twitter)
- Йорданка Фандъкова - Yordanka Fandakova (fandakova.bg) - Facebook