ユーリ・マニン
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Ю́рий Ива́нович Ма́нин ユーリ・マニン | |
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ユーリ・マニン(1967) | |
生誕 |
Yuri Ivanovitch Manin 1937年2月16日 ソビエト連邦 シンフェロポリ |
死没 |
2023年1月7日(85歳没) ドイツ ボン |
国籍 | ロシア |
研究分野 |
代数幾何学 数論幾何学 |
研究機関 |
マックス・プランク研究所 ノースウェスタン大学 |
出身校 |
モスクワ大学 ステクロフ数学研究所 (PhD) |
博士課程 指導教員 | イゴール・ロスチスラヴォヴィッチ・シャハレビッチ |
博士課程 指導学生 |
ウラジーミル・ドリンフェルト ヴィクター・コリヴァギン ヴャチェスラフ・ショクロフ |
主な業績 |
代数幾何学 数論幾何学 |
主な受賞歴 |
ショック賞(1999) キング・ファイサル国際賞 (2002) |
プロジェクト:人物伝 |
ユーリ・マニン(露: Ю́рий Ива́нович Ма́нин、英: Yuri Ivanovich Manin, 1937年2月16日 - 2023年1月7日)は、ロシアの数学者。専門は整数論、代数幾何学、数理物理学。
経歴
[編集]モスクワ大学で数学を学び、1958年に卒業、1963年にステクロフ数学研究所のイゴール・シャファレヴィッチのもとで数学のPh.D.を取得。1960年から1992年までステクロフ数学研究所に勤務し、1965年からはモスクワ大学教授を兼任。冷戦崩壊後の1992年から翌年まで、マサチューセッツ工科大学教授。1993からはドイツにわたり、マックス・プランク数学研究所に勤務した。
ウラジーミル・ドリンフェルト(ラングランズ予想、量子群)、アレクサンドル・ベイリンソン(A.Beilinson) (ベイリンソン予想)、ヴィクター・コリヴァギン (オイラー・システム(Euler System) 、ヴャチェスラフ・ショクロフ (MMP)と高弟を育てた。
業績
[編集]- 関数体上のモーデル予想の解決。
- ガウス=マニン(Gauss-Manin)接続。
- インスタントンにおけるADHM法の構成。
- 量子コホモロジーの定式化。マニン=マムフォード予想の提起。
- その他にも量子群、ミラー対称性における貢献。
著書
[編集]- 「マニン 数学・物理論集 隠喩としての数学」橋本義武 訳 朝倉書店 2024年
受賞歴
[編集]- 1987年 ブラウワー・メダル
- 1994年 フレデリック・エッサー・ネンマーズ数学賞
- 1999年 ショック賞 (スウェーデン王立アカデミー)
- 2002年 カントール・メダル (ドイツ数学会)、 キング・ファイサル国際賞 (キング・ファイサル財団)
- 2010年 ボーヤイ賞 (ハンガリー科学アカデミー)
脚注
[編集]- ^ “В возрасте 85 лет умер известный математик Юрий Манин” (ロシア語). NEWSru.co.il. 2023年1月8日閲覧。