ユ・ヨン
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ユ・ヨン(2020年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生誕 |
2004年5月27日(20歳) ソウル特別市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | シンガポール | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
居住地 | ソウル特別市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 166 cm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
代表国 | 大韓民国 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
コーチ | シン・ヘスク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
所属クラブ | Korean Skating Union | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
練習拠点 |
アメリカ合衆国 コロラドスプリングス ソウル特別市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
開始 | 2010 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ISUサイト | バイオグラフィ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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記録 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
韓国選手権最年少優勝 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ユ・ヨン(朝: 유영、英: You Young、漢:劉 永、2004年5月27日 - )は、韓国のフィギュアスケート選手(女子シングル)。2020年四大陸フィギュアスケート選手権準優勝。
経歴
[編集]ソウル特別市で3人姉妹の末っ子として生まれた。2歳の時に父親の仕事の都合で両親とインドネシアへ移り、その後シンガポールで幼少期を過ごした。
バンクーバーオリンピックのキム・ヨナの演技に心を奪われフィギュアを始めた[1]。憧れの選手はバンクーバーオリンピック金メダリストのキム・ヨナである。
2016年、韓国フィギュアスケート選手権で史上最年少優勝を果たした(11歳)。2017-2018年シーズンからジュニアクラスに参戦し、2019-2020年シーズンよりシニアに参戦。グランプリシリーズ初参戦となる2019年スケートカナダでは、ショートプログラムとトータルスコアで自己ベスト[2]を出し、3位に入った。
2020年にソウルで開催の四大陸選手権で、ISUパーソナルベストとなる223.23点で2位に入った。
技術・演技
[編集]シニアデビューとなった2019-2020シーズンより、プログラムにトリプルアクセルを組み込み始めた。シーズン初頭の2戦では、ショート・フリー共に単独のトリプルアクセルに挑戦するも、両足着氷・回転不足などでGOEのプラス評価を得ることができなかったが、3戦目のGPスケートカナダ ショートプログラムにて、GOE2.17を得られるトリプルアクセルを成功させた[3]。これによって、ユは女性選手としては11人目の国際戦(公式戦)でのトリプルアクセルの成功者となった[4]。
主な戦績
[編集]大会/年 | 2014-15 | 2015-16 | 2016-17 | 2017-18 | 2018-19 | 2019-20 | 2020-21 | 2021-22 | 2022-23 | 2023-24 |
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国際大会(シニア) | ||||||||||
冬季オリンピック | 5 | |||||||||
世界選手権 | 5 | 12 | ||||||||
四大陸選手権 | 2 | 6 | ||||||||
GPスケートアメリカ | 3 | 11 | ||||||||
GPスケートカナダ | 3 | 3 | ||||||||
GP MKジョン・ウィルソン杯 | 4 | |||||||||
GP中国杯 | 4[5] | |||||||||
GPエスポー | 8 | |||||||||
GPNHK杯 | 7 | 3 | ||||||||
CS オータムクラシック | 2 | |||||||||
CS USインターナショナル | 2 | 2 | ||||||||
CS ロンバルディア杯 | 3 | |||||||||
CS ネペラ記念 | 5 | |||||||||
チャレンジカップ | 6 | |||||||||
クランベリーカップ | 2 | |||||||||
国際大会(ジュニア) | ||||||||||
ユースオリンピック | 1 | |||||||||
世界ジュニア | 9 J | 6 J | ||||||||
JGPカナダ | 4 J | |||||||||
JGPスロバキア | 3 J | |||||||||
JGPクロアチア | 4 J | |||||||||
JGPイタリア | 5 J | |||||||||
アジアフィギュア杯 | 2 N | 1 N | ||||||||
国内大会 | ||||||||||
韓国選手権 | 6 | 1 | 5 | 1 | 1 | 1 | 4 | 1 | 11 | 7 |
- N = ノービスクラス
- J = ジュニアクラス
詳細
[編集]2023-2024 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2024年3月18日 - 24日 | 2024年世界フィギュアスケート選手権(モントリオール) | 5 67.37 |
14 115.98 |
12 183.35 |
2024年1月4日 - 7日 | 韓国フィギュアスケート選手権(議政府市) | 2 68.96 |
7 127.00 |
7 195.96 |
2023年11月17日 - 19日 | ISUグランプリシリーズ エスポーグランプリ(エスポー) | 4 63.46 |
9 104.68 |
8 168.14 |
2023年10月20日 - 22日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(アレン) | 12 56.21 |
11 101.15 |
11 157.36 |
2021-2022 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2021年11月12日 - 14日 | ISUグランプリシリーズ NHK杯(東京) | 3 68.08 |
2 135.52 |
3 203.60 |
2021年10月22日 - 24日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(ラスベガス) | 5 70.73 |
2 146.24 |
3 216.97 |
2020-2021 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2020年11月27日 - 29日 | 2020年NHK杯国際フィギュアスケート競技大会(門真) | 12 55.56 |
5 126.17 |
7 181.73 |
2019-2020 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2020年2月4日 - 9日 | 2020年四大陸フィギュアスケート選手権(ソウル) | 3 73.55 |
2 149.68 |
2 223.23 |
2020年1月10日 - 22日 | 2020年ローザンヌユースオリンピック(ローザンヌ) | 1 73.51 |
1 140.49 |
1 214.00 |
2019年11月8日 - 10日 | ISUグランプリシリーズ 中国杯(重慶) | 7 61.49 |
4 130.32 |
4 191.81 |
2019年10月25日 - 27日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(ケロウナ) | 2 78.22 |
4 139.27 |
3 217.49 |
2019年9月17日 - 22日 | ISUチャレンジャーシリーズ USクラシック(ソルトレイクシティ) | 4 58.04 |
1 141.25 |
2 199.29 |
2019年9月13日 - 15日 | ISUチャレンジャーシリーズ ロンバルディア杯(ベルガモ) | 2 70.47 |
3 130.42 |
3 200.89 |
2018-2019 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2019年3月4日 - 10日 | 2019世界ジュニア選手権(ザグレブ) | 11 55.62 |
5 123.20 |
6 178.82 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | SP | FS | EX |
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2023-2024 | Listen to Your Heart 曲:Cinematic Pop (feat. Cosette Smith) 振付:シェイ=リーン・ボーン |
Autumn Moon True Love's Last Kiss Yearning Hearts 曲:Eternal Eclipse 振付:トム・ディクソン |
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2022-2023 | Otono Porteno Tango 作曲:アストル・ピアソラ 振付:シェイ=リーン・ボーン |
『四季』より 作曲:アントニオ・ヴィヴァルディ 振付:トム・ディクソン |
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2021-2022 | 『The Leftovers』より Whirling Winds 振付:トム・ディクソン |
『レ・ミゼラブル』より Look Down I Dreramed a Dream Do You Hear The People Sing 振付:シェイ=リーン・ボーン |
When We Were Young 曲:アデル Spring Day Butter Remix Boy With Luv 曲:BTS |
2020-2021 | Istanbul Grooves ほか 振付: |
『ロード・オブ・ザ・リング』より 振付: |
I Put a Spell on You 曲:アニー・レノックス |
2019-2020 | 映画『ロミオ+ジュリエット』より O Verona / Slow Movement / Morning Breaks 作曲:クレイグ・アームストロング 振付:トム・ディクソン |
映画『エビータ』より You Must Love Me / Buenos Aires / Don't Cry For Me, Argentina 作曲:アンドルー・ロイド・ウェバー ティム・ライス 歌:マドンナ 振付:シェイ=リーン・ボーン |
脚注
[編集]- ^ 「金妍児の後継者」、11歳の天才少女が歩む長く過酷な道
- ^ 紀平、最高に迫る演技で首位 15歳・劉永とともに成長 GPカナダ毎日新聞. 2019年10月26日閲覧。
- ^ “ISU GP 2019 Skate Canada International LADIES SHORT PROGRAM JUDGES DETAILS PER SKATER” (PDF). 2019年10月28日閲覧。
- ^ “ユ・ヨンのトリプルアクセルは、なぜ今の時代に必要なのか” (朝鮮語). SPOTV NEWS. 2019年10月28日閲覧。
- ^ “ユ・ヨン、フィギュアGP第4戦追加割り当て... 2連続のメダル挑戦” (朝鮮語). SPOTV NEWS. 2019年10月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- 国際スケート連盟によるユ・ヨンのバイオグラフィー
- ユ・ヨン (@youngeyou) - Instagram