ユングフラウ鉄道Bhe 4/8形電車
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ユングフラウ鉄道Bhe 4/8形電車 | |
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221(2017年撮影) | |
基本情報 | |
製造所 | シュタッドラー・レール |
製造年 | 2016年 |
製造数 | 4両(221 - 224) |
運用開始 | 2016年 |
投入先 | ユングフラウ鉄道 |
主要諸元 | |
編成 | 3車体連接車、両運転台 |
軸配置 | 1Az'1Az'1Az'1Az' |
軌間 | 1,000 mm |
電気方式 |
交流1,125 V 50 Hz (架空電車線方式、三相交流) |
最高運転速度 | 33 km/h |
車両定員 |
216人(着席168人) 折り畳み座席14人分 |
全長 | 47,860 mm |
全幅 | 2,600 mm |
全高 | 3,350 mm |
床面高さ |
650 mm(低床部分) 980 mm(高床部分) |
車輪径 | 605 mm |
固定軸距 | 2,200 mm |
出力 | 1,400 kw |
備考 | 主要数値は[1][2][3]に基づく。 |
Bhe 4/8形は、スイスの登山鉄道であるユングフラウ鉄道に在籍する電車の形式。バリアフリーや快適性の向上を図った車両で、2016年から営業運転を開始した[1][2][3]。
概要
[編集]スイスの登山鉄道であるユングフラウ鉄道は、2013年に路線の近代化や旧型車両の置き換えを目的にシュタッドラー・レールへ向けて、歴代の車両から数えて4代目にあたる新型電車を発注した。これがBhe 4/8形である[1][2]。
両運転台式の3車体連接車で、車内にはバリアフリー向上を目的とした低床部分が乗降扉付近に3箇所設置されている。営業運転時における最高速度は従来の車両から向上した33 km/hで、後述する新ダイヤに合わせた高速運転が可能となっている。また、車内の床にはカーペットが、座席には革製のヘッドレストが採用されている他、空気ばねを取り入れた台車による乗り心地の改善、断熱材を使用した車体、大きな窓など、列車を利用する観光客の快適性向上が様々な面から図られているのも特徴である[1][2][3]。
4両(221 - 224)が製造されており、2016年8月25日に出発式が行われた後、2016/2017年の冬ダイヤに合わせて営業運転に投入されている[1][2][4]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e “DREITEILIGER ZAHNRAD-GELENKTRIEBZUG Jungfraubahn (JB), Schweiz”. Stadler. 2023年1月22日閲覧。
- ^ a b c d e “New Low-Floor Railcars”. jungfrau.ch. 2023年1月22日閲覧。
- ^ a b c “«HOCH HINAUS IM BERNER OBERLAND» BAHNJOURNALISTENREISE, 22.08.2018, MEIRINGEN”. Stadler (2018年8月22日). 2023年1月22日閲覧。
- ^ “Rollmaterial & Werkstätten TST Fachtagung 2019”. jungfrau.ch (2019年5月16日). 2023年1月22日閲覧。