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ユリウス・シュノル・フォン・カロルスフェルト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユリウス・
シュノル・フォン・カロルスフェルト
Julius Schnorr von Carolsfeld
Hugo Bürknerによる肖像画
生誕 1794年3月26日
神聖ローマ帝国の旗 ドイツ国民の神聖ローマ帝国
ザクセン選帝侯領
ライプツィヒ
死没 1872年5月24日
ドイツの旗 ドイツ帝国
ザクセン王国の旗 ザクセン王国
ドレスデン
運動・動向 ナザレ派
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ユリウス・シュノル・フォン・カロルスフェルト(Julius Schnorr von Carolsfeld、1794年3月26日 - 1872年5月24日)はドイツの画家である。19世紀初頭にキリスト教美術の再興を試みた「ナザレ派」の画家の一人である。

略歴

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ライプツィヒで生まれた。曽祖父のファイト・シュノル(Veit Hans Schnorr von Carolsfeld:1644–1715)が金属加工の分野で功績をあげて爵位を得た家系で, 父親のファイト・シュノル(Veit Hanns Schnorr von Carolsfeld:1764-1841)は画家で、2人の兄、ルートヴィヒ・フェルディナンド・シュノル(Ludwig Ferdinand Schnorr von Carolsfeld:1788-1853)とエドゥアルト・シュノル(Eduard Schnorr von Carolsfeld:1790-1819)も画家であった。父親から、美術教育を受けた後、1811年にウィーン美術アカデミーに入学した。後にシュノルが加わる「ナザレ派」の初期メンバーのヨハン・フリードリヒ・オーファーベックフランツ・プフォルは、1810年に美術アカデミーの教育に反抗して、アカデミーを去ってローマに移っていた。ウィーンでは、後にナザレ派に加わるフェルディナント・オリヴィエ(1785–1841) と親しくなった。1817年に「ナザレ派」(聖ルカ兄弟団)のメンバーとなり、オリヴィエとオリヴィエの弟、フリードリヒ・オリヴィエザルツブルクの近くで風景画を描く旅をして、ナザレ派が活動していたローマに至り、ローマには数年滞在した。

1825年にはドイツに帰国した。1827年にバイエルン王ルートヴィヒ1世によってミュンヘン美術院の教授に任じられた。同じ年、フェルディナント・オリヴィエの義理の娘、Marie Hellerと結婚した。子供にオペラ歌手のルートヴヒ(Ludwig Schnorr von Carolsfeld)や王立バイエルン邦有鉄道のディレクターとなったカール・シュノル(Karl Schnorr von Carolsfeld:1830-1895)がいる。

1842年にプール・ル・メリット勲章を受勲した。1846年にドレスデンの美術学校の教授となった。

作品

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参考文献

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  • Franz Schnorr von Carolsfeld: Schnorr von Carolsfeld, Julius. In: Allgemeine Deutsche Biographie (ADB). Band 32, Duncker & Humblot, Leipzig 1891, S. 182–189.
  • Eva Hoffmann-Aleith: Leuchtende Stunde – Die Jugend des Malers Julius Schnorr von Carolsfeld, Evangelische Verlagsanstalt, Berlin 1984
  • Herwig Guratzsch: Julius Schnorr von Carolsfeld 1794–1872. [Ausstellungen im Museum der Bildenden Künste Leipzig vom 26. März bis 23. Mai 1994 und in der Kunsthalle Bremen vom 5. Juni bis 31. Juli 1994]. Leipzig: Ed. Leipzig, 1994, ISBN 3-3610-0421-7
  • Klaus-Gunther Wesseling: SCHNORR von CAROLSFELD, Julius Veit Hans. In: Biographisch-Bibliographisches Kirchenlexikon (BBKL). Band 9, Bautz, Herzberg 1995, ISBN 3-88309-058-1, Sp. 588–593.
  • Michael Teichmann: Julius Schnorr von Carolsfeld (1794–1872) und seine Ölgemälde. Monographie und Werkverzeichnis. Frankfurt am Main: Lang, 2001 (Europäische Hochschulschriften: Kunstgeschichte; 387), ISBN 3-6313-7800-9
  • Sabine Fastert: Schnorr v. Carolsfeld, Julius. In: Neue Deutsche Biographie (NDB). Band 23, Duncker & Humblot, Berlin 2007, ISBN 978-3-428-11204-3, S. 341–343 (Digitalisat).
  • Jochen Birkenmeier (Hrsg.): Die Bibel in Bildern. Zeichnungen von Julius Schnorr von Carolsfeld [Ausstellung im Lutherhaus Eisenach vom 30. April bis 31. Juli 2016]. Eisenach 2016 (Veröffentlichungen der Stiftung Lutherhaus Eisenach 2), ISBN 978-3-9818078-0-6