ユリアーナ・ツー・シュトルベルク
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ユリアーナ・ツー・シュトルベルク Juliana zu Stolberg | |
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出生 |
1506年2月15日 神聖ローマ帝国 シュトルベルク伯領、シュトルベルク城 |
死去 |
1580年6月18日(74歳没) 神聖ローマ帝国 ナッサウ=ディレンブルク伯領、ディレンブルク |
埋葬 |
神聖ローマ帝国 ナッサウ=ディレンブルク伯領、ディレンブルク、福音派教会 |
配偶者 | ハーナウ=ミュンツェンベルク伯フィリップ2世 |
ナッサウ=ディレンブルク伯ヴィルヘルム1世 | |
子女 | 一覧参照 |
家名 | シュトルベルク家 |
父親 | シュトルベルク伯ボート |
母親 | アンナ・フォン・エプシュタイン=ケーニヒシュタイン |
ユリアーナ・ツー・シュトルベルク(Juliana zu Stolberg, 1506年2月15日 - 1580年6月18日)は、ドイツの封建領主シュトルベルク伯家の一員で、オラニエ公ウィレム1世(沈黙公)の母親。オラニエ=ナッサウ家の始祖の1人として知られる。
生涯
[編集]シュトルベルク伯ボートとその妻のアンナ・フォン・エプシュタイン=ケーニヒシュタインの間の娘として生まれた。13歳になると、子供の無い叔父のケーニヒシュタイン伯エーバーハルトに引き取られ、ヘッセン地方のケーニヒシュタインの叔父の宮廷で暮らした。1523年1月27日、ハーナウ=ミュンツェンベルク伯フィリップ2世と結婚し、間に3男2女をもうけた。
1529年にフィリップ2世と死別すると、共同後見人のナッサウ=ディレンブルク伯ヴィルヘルムとともに、未成年の息子フィリップ3世の後見人として伯爵領を治めた。1531年9月、ユリアーナは共同後見人のナッサウ伯と再婚し、前夫との間の子供たちを連れてディレンブルクに移った。2番目の夫との間にはオラニエ=ナッサウ家の第1世代となる12人の子供をもうけた。死後、ディレンブルク市街の福音派教会に葬られた。
子女
[編集]最初の夫ハーナウ伯との間に5人の子女をもうけた。
- ラインハルト(1524年)
- カタリーナ(1525年 - 1581年) - ヴィート伯ヨハン4世と結婚
- フィリップ3世(1526年 - 1561年) - ハーナウ=ミュンツェンベルク伯
- ラインハルト(1528年 - 1554年)
- ユリアーナ(1529年 - 1595年) - ザルム=キルブルク伯トマスと結婚
2番目の夫ナッサウ伯との間に12人の子女をもうけた。
- ウィレム1世(1533年 - 1584年) - オラニエ公
- ヘルマーナ(1534年生、夭折)
- ヤン6世(1535年 - 1606年) - ナッサウ=ディレンブルク伯
- ローデウェイク(1538年 - 1574年)
- マリア(1539年 - 1599年) - ファン・デン・ベルフ伯ウィレム4世と結婚
- アドルフ(1540年 - 1568年)
- アンナ(1541年 - 1616年) - ナッサウ=ヴァイルブルク伯アルブレヒトと結婚
- エリーザベト(1542年 - 1603年) - ゾルムス=ブラウンフェルス伯コンラッドと結婚
- カタリーナ(1543年 - 1623年) - シュヴァルツブルク=アルンシュタット伯ギュンター41世と結婚
- ユリアーナ(1546年 - 1588年) - シュヴァルツブルク=ルードルシュタット伯アルブレヒト7世と結婚
- マグダレーナ(1547年 - 1643年) - ホーエンローエ=ノイエンシュタイン=ヴァイカースハイム伯ヴォルフガングと結婚
- ヘンドリック(1550年 - 1574年)
参考文献
[編集]- Adrian Willem Eliza Dek: De Afstammelingen van Juliana van Stolberg tot aan het jaar van de vrede van Munster. De Europese Bibliotheek, Zaltbommel 1968 (Spiegel der historie).
- Pierre Even: Dynastie Luxemburg-Nassau. Von den Grafen zu Nassau zu den Großherzögen von Luxemburg. Eine neunhundertjährige Herrschergeschichte in einhundert Biographien. Schortgen, Luxemburg 2000, ISBN 2-87953-600-6, S. 94 f.
- Eduard Jacobs (1886). "Nassau, Juliana, Gräfin von". Allgemeine Deutsche Biographie (ドイツ語). Vol. 23. Leipzig: Duncker & Humblot. pp. 263–265.
- Ed. Jacobs: Juliana von Stolberg, Ahnfrau des Hauses Nassau-Oranien. Nach ihrem Leben und ihrer geschichtlichen Bedeutung dargestellt. Hendel, Wernigerode u. a. 1889.