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ユキカザリドリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユキカザリドリ
ユキカザリドリ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類APG III
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
上綱 : 四肢動物上綱 Tetrapoda
: 鳥綱 Aves
: スズメ目 Passeriformes
亜目 : タイランチョウ亜目 Tyranni
下目 : タイランチョウ下目 Tyrannides
小目 : タイランチョウ小目 Tyrannida
: カザリドリ科 Cotingidae
: ユキカザリドリ属 Carpodectes
: ユキカザリドリ C. nitidus
学名
Carpodectes nitidus
Salvin1865
和名
ユキカザリドリ
英名
Snowy cotinga

ユキカザリドリ (Carpodectes nitidus) は、スズメ目カザリドリ科の中型の鳥である。中央アメリカの亜熱帯から熱帯地域の森林に生息している。オスは白、メスは薄い灰色をしており、雌雄は簡単に判別できる。

特徴

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成鳥は、約8cmの長さで、頭が小さくやや太っている。オスは頭と後ろのわずかに青みがかった灰色の箇所を除いて純白でとても目立つ。メスは上部が茶色がかった灰色をしており周囲と比べて少し濃い色の翼をもっている。目は白いリング状で下部は薄い灰色をしている。雌雄ともくちばしは青みがかった灰色をしている。これらの特徴から他のカザリドリ科の鳥と区別できる[2]。メスはズグロハグロドリやサカツラハグロドリと混同されやすいが、それらの種とは頭の色で区別できる[2]

生息地域

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ユキカザリドリはもともと、グアテマラホンジュラスニカラグアコスタリカパナマの低地多湿森林に生息している。海岸に面した平地や標高約450m程度の低い丘、森林の周辺部、独立した大木のある地域である[2]

脚注

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  1. ^ BirdLife International (2012). "Carpodectes nitidus". IUCN Red List of Threatened Species. Version 2013.2. International Union for Conservation of Nature. 2013年11月26日閲覧
  2. ^ a b c Ridgely, Robert S.; Gwynne, John A. (1989). A Guide to the Birds of Panama: With Costa Rica, Nicaragua, and Honduras. Princeton University Press. p. 323. ISBN 0-691-02512-6. https://books.google.co.jp/books?id=H9INVOMUgOAC&pg=PA323&redir_esc=y&hl=ja