ヤンキーJKクズハナちゃん
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ヤンキーJKクズハナちゃん | |
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ジャンル | 学園・ラブコメ・ギャグ |
漫画 | |
作者 | 宗我部としのり |
出版社 | 秋田書店 |
掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
レーベル | 少年チャンピオンコミックス |
発表号 | 2020年16号 - |
発表期間 | 2020年3月19日[1] - |
巻数 | 既刊24巻(2024年10月8日現在) |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画 |
ポータル | 漫画 |
『ヤンキーJKクズハナちゃん』(ヤンキージェーケークズハナちゃん)は、宗我部としのりによる日本の漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2019年48号の読み切りでの掲載を経て[2]、2020年16号より連載中[1]。
あらすじ
[編集]以前は女子高であった神乃川県立茂手城高校に、唯一の男子生徒として早乙女穂高が入学する。唯一の男子という事もあって早乙女をよく思わない女子生徒が多い中、早乙女が嫌がらせを受けているところをヤンキーの九頭竜華子に何度も救われ、2人は関係を徐々に深めていく。また、一転して早乙女に好意を持つようになる女子生徒も現れ、アウェーの状況が徐々に改善されていく。
登場人物
[編集]早乙女を除き、登場キャラクターの名前には基本的に動物の名前が入っている。
主要人物
[編集]- 早乙女 穂高(さおとめ ほだか)
- 本作の主人公。服飾科(2年D組)。県立茂手城高校に唯一の男子として入学した生徒。唯一の男子であるがために人間扱いすらされない事もあり、退学を考えていたが、華子にピンチを救われたことで踏ん張ることを決意する。裁縫が非常に得意なため服飾科を選んだ。
- 九頭竜 華子(くずりゅう はなこ)
- 本作のヒロインおよびもう一人の主人公。商業科(2年B組)。金髪で言葉遣いの荒い女子生徒。いわゆる「ヤンキー」だが、「可愛い」などと言われるとすぐ照れる。女子生徒はおろか早乙女をも上回る長身で、牛込を上回る作中トップクラスの巨乳(早乙女の目測ではバスト95cm以上[3])の持ち主であり、現在でも成長中である。格闘技経験があるほか、筋トレを欠かさず筋肉質で、その強さは格闘技道場の男性でも敵わないほど。一匹狼気質で孤立気味だったが、早乙女を助けた事を機に早乙女と親交を持つようになり、服飾科の生徒などとも友達になる。名前の略称は「クズハナ」だが、「クズ」と付く苗字に多少のコンプレックスを抱えているようで、早乙女には「華子ちゃん」と呼んでもらっている。美人で、勉強も比較的できる方。水泳は苦手。
服飾科(2年D組)
[編集]- 鷹江 花澄(たかえ かすみ)
- クラスの委員長。真面目で優しい見た目だが裏の顔は腹黒の「清楚系ビッチ」[4]で、早乙女をカツアゲしようと画策するが華子に阻止される。その後、なかなか自分の思い通りにいかない早乙女にだんだん好意を持つようになる。頭が切れる。
- 牛込 優菜(うしごめ ゆな)
- かなりの巨乳(作品初期の計測ではバスト92cm[3])。同級生を呼んではよく「っち」をつけている(早乙女のことを「早乙女(オトメ)っち」と呼んでいる)。パパ活に手を染めていたところ犯されそうになるが、早乙女らに助けられたことで早乙女に好意を持つようになった。素直で積極的な「天然娘」[4]。水泳とお菓子作りが得意。勉強は苦手。
- 鴨川 舞衣(かもがわ まい)
- チアリーディング部員。目が隠れるほどの前髪で、目立たないタイプの女子。身長は低い。意外にも身体能力が高く、実家の運送屋で鍛えたパワーをチアリーディングに活かしているほか、早乙女を抱きしめてうっかり意識を奪いかけた事もある[5]。
食品科(2年C組)
[編集]- 鶴橋 円佳(つるはし まどか)
- 早乙女の幼馴染。早乙女との交友は途絶えていたが高校で再会する。料理が得意で運動神経もいいため、鷹江に「何気にハイスペック過ぎ」と認められている[6]。両親の離婚で姓が河野から変わっている。
- 白鳥 香音(しらとり かのん)
- チアリーディング部員で鴨川の親友。声が大きく、超ポジティブ。鴨川の恋を応援している。
商業科(2年B組)
[編集]- 虎寺 碧(こでら あおい)
- 元陸上部で、かつての経験から男嫌いであったが、早乙女の人柄に触れて早乙女への敵意は持たなくなった。クールな見た目に反し、物事はサボりがちで、よくだらけている。
- 井達 桜子(いたち さくらこ)
- 攻撃的な口調と表情、男勝りな性格が特徴。しばしば服飾科にライバル心を見せる。早乙女の排除に動いたが、早乙女の裁縫で服を直してもらったことで早乙女を見直した。
- 根古宮 萌恵(ねこみや もえ)
- 虎寺と非常に親密で、早乙女に敵意を持っている。
商業科(2年A組)
[編集]- 獅子堂 清羅(ししどう せいら)
- 格闘技経験を持つ、身体能力の高い女子。小柄で、寝技なら華子に勝るほか、勉強も華子より得意。
服飾科(1年D組)
[編集]- 雉谷 綾乃(きじたに あやの)
- お調子者で、チアリーディング部に入部した一年生。
- 犬飼 心晴(いぬかい こはる)
- 高校デビューとして、ギャルに変身しているコミュ障。同じ一年の狒々と親友で、早乙女に憧れを抱いている。褐色肌で牛込と同じくらいの巨乳。
- 狒々野 美鈴(ひびの みすず)
- 犬飼の親友であるゆるふわギャル。
食品科(1年C組)
[編集]- 卯佐木 かなえ(うさぎ かなえ)
- 妄想しがちであり、生真面目な1学年委員長。校内の風紀を正したいと思っている。
その他
[編集]- 九頭竜 維里愛(くずりゅう イリーナ)
- 華子の母。出身は外国で、子供のころから日本に住んでいる。
- 鰐淵 美紗貴
- 神乃川県立茂手城高校体育教師であり生徒指導教員
- 路場 聡美
- 服飾科2年D組担任
商業的評価
[編集]2024年6月時点で、累計部数が100万部を突破している[7]。週間単行本売り上げランキングCOMIC ZIN調べでは、単行本第1巻と第8巻を除き、発売されるたびにランキング入りしている(以下参照)。
巻数 | 期間 | 順位 |
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第1巻 | - | - |
第2巻 | 2020年10月5日から10月11日 | 第6位[8] |
第3巻 | 2020年12月7日から12月13日 | 第5位[9] |
第4巻 | 2021年3月8日から3月14日 | 第4位[10] |
第5巻 | 2021年5月3日から5月9日 | 第7位[11] |
2021年5月10日から5月16日 | 第8位[12] | |
第6巻 | 2021年7月5日から7月11日 | 第4位[13] |
第7巻 | 2021年10月4日から10月10日 | 第9位[14] |
第8巻 | - | - |
第9巻 | 2022年2月7日から2月13日 | 第1位[15] |
第10巻 | 2022年5月2日から5月8日 | 第10位[16] |
2022年5月9日から5月15日 | 第7位[17] | |
第11巻 | 2022年6月6日から6月12日 | 第1位[18] |
第12巻 | 2022年8月8日から8月14日 | 第3位[19] |
第13巻 | 2022年11月7日から11月13日 | 第5位[20] |
第14巻 | 2023年1月2日から1月8日 | 第5位[21] |
第15巻 | 2023年3月6日から3月12日 | 第3位[22] |
第16巻 | 2023年5月8日から5月14日 | 第1位[23] |
第17巻 | 2023年7月3日から7月9日 | 第2位[24] |
第18巻 | 2023年10月9日から10月15日 | 第3位[25] |
第19巻 | 2023年11月6日から11月12日 | 第4位[26] |
第20巻 | 2024年2月5日から2月11日 | 第4位[27] |
第21巻 | 2024年4月8日から4月14日 | 第8位[28] |
第22巻 | 2024年6月3日から6月9日 | 第9位[29] |
第23巻 | 2024年8月5日から8月11日 | 第6位[30] |
書誌情報
[編集]- 宗我部としのり『ヤンキーJKクズハナちゃん』秋田書店〈少年チャンピオンコミックス〉、既刊24巻(2024年10月8日現在)
- 2020年8月6日発売[31][32]、ISBN 978-4-253-22507-6
- 2020年10月8日発売[33]、ISBN 978-4-253-22509-0
- 2020年12月8日発売[34]、ISBN 978-4-253-22510-6
- 2021年3月8日発売[35]、ISBN 978-4-253-22512-0
- 2021年5月7日発売[36]、ISBN 978-4-253-22513-7
- 2021年7月8日発売[37]、ISBN 978-4-253-22628-8
- 2021年10月8日発売[38]、ISBN 978-4-253-22632-5
- 2021年12月8日発売[39]、ISBN 978-4-253-22633-2
- 2022年2月8日発売[40]、ISBN 978-4-253-22634-9
- 2022年5月6日発売[41]、ISBN 978-4-253-22635-6
- 2022年6月8日発売[42]、ISBN 978-4-253-22655-4
- 2022年8月8日発売[43]、ISBN 978-4-253-22665-3
- 2022年11月8日発売[44]、ISBN 978-4-253-22868-8
- 2023年1月6日発売[45]、ISBN 978-4-253-22869-5
- 2023年3月8日発売[46]、ISBN 978-4-253-22870-1
- 2023年5月8日発売[47]、ISBN 978-4-253-28401-1
- 2023年7月6日発売[48]、ISBN 978-4-253-28402-8
- 2023年10月6日発売[49]、ISBN 978-4-253-28403-5
- 2023年11月8日発売[50]、ISBN 978-4-253-28404-2
- 2024年2月7日発売[51]、ISBN 978-4-253-28405-9
- 2024年4月8日発売[52]、ISBN 978-4-253-28406-6
- 2024年6月7日発売[53]、ISBN 978-4-253-28407-3
- 2024年8月7日発売[54]、ISBN 978-4-253-28408-0
- 2024年10月8日発売[55]、ISBN 978-4-253-28409-7
脚注
[編集]- ^ a b “男女比率1対359!宗我部としのりの学園ラブコメ新連載「ヤンキーJKクズハナちゃん」”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年3月19日). 2021年6月22日閲覧。
- ^ “週刊少年チャンピオン 2019年No.48”. 秋田書店. 2022年2月5日閲覧。
- ^ a b 1巻2話
- ^ a b 3巻巻頭の登場人物紹介(STORY & CHARACTOR)より
- ^ 52話
- ^ 4巻28話
- ^ 宗我部としのり「ヤンキーJKクズハナちゃん 第204話 追いかけてくる記憶」『週刊少年チャンピオン』2024年27号、秋田書店、2024年6月6日、73頁。
- ^ “【10月5日〜10月11日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年10月13日). 2021年6月22日閲覧。
- ^ “【12月7日〜12月13日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年12月15日). 2021年6月22日閲覧。
- ^ “【3月8日〜3月14日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年3月16日). 2021年6月22日閲覧。
- ^ “【5月3日〜5月9日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年5月11日). 2021年6月22日閲覧。
- ^ “【5月10日〜5月16日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年5月18日). 2021年6月22日閲覧。
- ^ “【7月5日〜7月11日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年7月13日). 2021年7月13日閲覧。
- ^ “【10月4日〜10月10日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2021年10月12日). 2021年10月12日閲覧。
- ^ “【2月7日〜2月13日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年2月15日). 2022年2月15日閲覧。
- ^ “【5月2日〜5月8日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年5月10日). 2022年7月17日閲覧。
- ^ “【5月9日〜5月15日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年5月17日). 2022年7月17日閲覧。
- ^ “【6月6日〜6月12日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年6月14日). 2022年7月17日閲覧。
- ^ “【8月8日〜8月14日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年8月16日). 2022年8月16日閲覧。
- ^ “【11月7日〜11月13日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年11月15日). 2022年11月24日閲覧。
- ^ “【1月2日〜1月8日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年1月10日). 2023年1月10日閲覧。
- ^ “【3月6日〜3月12日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年3月14日). 2023年3月14日閲覧。
- ^ “【5月8日〜5月14日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年5月16日). 2023年5月17日閲覧。
- ^ “【7月3日〜7月9日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年7月11日). 2023年7月11日閲覧。
- ^ “【10月9日〜10月15日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年10月17日). 2023年10月17日閲覧。
- ^ “【11月6日〜11月12日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年11月14日). 2023年11月14日閲覧。
- ^ “【2月5日〜2月11日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年2月13日). 2024年2月22日閲覧。
- ^ “【4月8日〜4月14日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年4月16日). 2024年4月18日閲覧。
- ^ “【6月3日〜6月9日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年6月11日). 2024年6月11日閲覧。
- ^ “【8月5日〜8月11日】週間単行本売り上げランキング”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年8月13日). 2024年9月3日閲覧。
- ^ “四方八方ギャルだらけ!ハーレムラブコメ「ヤンキーJKクズハナちゃん」1巻”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年8月6日). 2021年6月22日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第1巻”. 秋田書店. 2021年6月22日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第2巻”. 秋田書店. 2021年6月22日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第3巻”. 秋田書店. 2021年6月22日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第4巻”. 秋田書店. 2021年6月22日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第5巻”. 秋田書店. 2021年6月22日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第6巻”. 秋田書店. 2021年7月8日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第7巻”. 秋田書店. 2021年10月8日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第8巻”. 秋田書店. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第9巻”. 秋田書店. 2022年2月8日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第10巻”. 秋田書店. 2022年5月6日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第11巻”. 秋田書店. 2022年5月6日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第12巻”. 秋田書店. 2022年8月8日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第13巻”. 秋田書店. 2022年11月8日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第14巻”. 秋田書店. 2023年1月6日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第15巻”. 秋田書店. 2023年3月8日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第16巻”. 秋田書店. 2023年5月8日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第17巻”. 秋田書店. 2023年7月6日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第18巻”. 秋田書店. 2023年10月6日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第19巻”. 秋田書店. 2023年11月8日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第20巻”. 秋田書店. 2024年2月7日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第21巻”. 秋田書店. 2024年4月8日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第22巻”. 秋田書店. 2024年6月7日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第23巻”. 秋田書店. 2024年8月7日閲覧。
- ^ “ヤンキーJKクズハナちゃん 第24巻”. 秋田書店. 2024年10月8日閲覧。