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ヤクラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤクラ
Jacula
出身地 イタリアの旗 イタリア ミラノ
ジャンル プログレッシブ・ロック[1]
オカルト・ロック[2]
活動期間 1969年 - 2017年[3]
レーベル Black Widow Records
公式サイト www.antoniusrex.com
旧メンバー アントニオ・バルトチェッティ
Rexanthony
Florian Gorman
Monika Tasnad
フランツ・ポルテンジー
ドリス・ノートン
チャールズ・ティリング

ヤクラJacula)は、アントニオ・バルトチェッティ、ドリス・ノートン、オルガニストのチャールズ・ティリング、霊媒となるフランツ・ポルテンジーによる実験として、1969年にミラノで結成されたイタリアプログレッシブ・ロック・バンドである[4]

ヤクラの音楽は、初期のプログレッシブ・サークルの時代には革新的であると考えられていたが、ピンク・フロイドジェネシスジェントル・ジャイアントなどの新しいプログレッシブ・ロック・シーンのグループによりつくられた音楽が出現してきた時代において、このジャンルのほとんどのファンやアナリストから、暗くて奇妙なものとみなされた。

このバンドは実験的なものであり、創設者であるアントニオ・バルトチェッティから「若さゆえの過ち」とラベル付けされてしまったため、ヤクラのディスコグラフィは比較的小さい。

このグループは2枚のアルバムを完成させている。2001年にかなり改変されたバージョンでリリースされたアルバム『密教の秘儀』は、オルガン、ピアノ、その他のサウンド・エフェクトが重ね合わせられていた。アルバム『サバトの宴』は、フィアッマ・デッロ・スピリト (Fiamma Dello Spirito)の女性ボーカルをフィーチャーし、レ・オルメなどイタリアン・アンダーグラウンド・シーンのバンドの影響を受けたサウンドであった。1970年代、ヤクラは、同じラインナップを維持しながら、アントニウス・レックスに名前を変更した。

約40年後、ヤクラは再編し、2011年5月に3枚目のスタジオ・アルバム『Pre Viam』をリリースした。

ディスコグラフィ

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アルバム

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  • 『サバトの宴』 - Tardo Pede In Magiam Versus (1972年)[3]
  • 『密教の秘儀』 - In Cauda Semper Stat Venenum (2001年)[3]
  • Pre Viam (2011年)[5][6]

脚注

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  1. ^ Gordon Melton, J. (2011). The Vampire Book: The Encyclopedia of the Undead. Visible Ink Press. p. 387. ISBN 9781578592814. https://archive.org/details/vampirebookencyc00melt. "jacula progressive rock." 
  2. ^ Lawson, Dom (2011年11月24日). “Occult rock: do you believe in black magic?”. The Guardian. https://www.theguardian.com/music/2011/nov/24/occult-rock-black-widow-ghost 16 June 2018閲覧。 
  3. ^ a b c Jacula | Biography & History”. 2020年3月21日閲覧。
  4. ^ Jacula Biography”. 2016年3月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年6月8日閲覧。
  5. ^ JACULA - Pre Viam (2011)”. 2020年3月21日閲覧。
  6. ^ ANTONIUS REX Jacula”. 2020年3月21日閲覧。

外部リンク

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