ヤアアン・ローズ
ヤアアン・ローズ Jørgen Roed | |
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ヤアアン・ローズ (写真)Budtz Müller | |
生誕 |
1808年1月13日 デンマーク、レングステズ (Ringsted) |
死没 |
1888年8月8日 デンマーク、コペンハーゲン |
国籍 | デンマーク |
ヤアアン・ローズ(Jørgen Roed、1808年1月13日 - 1888年8月8日)は、デンマークの画家である。「デンマーク黄金時代」を代表する画家のひとりである。
略歴
[編集]シェラン島のレングステズ (Ringsted) で、ドイツ移民の父親の下に生まれた。父親は家畜を育てる農園主で醸造所を営み、市の議員も務めた人物である。近所には、のちにローズに師事するフェアミーアン (Frederik Vermehren) の家があった。
地元の学校の教師から絵を学んだ後にコペンハーゲンに向かい、1822年からデンマーク王立美術院と肖像画家のハンス・ハンセン (Hans Hansen) の個人学校に通った。1824年にシャーロッテンボーで開かれる展覧会に初めて絵を飾って以来、この催しに常時出展し続けた。1826年にハンセンが没すると、ヴィルヘルム・エッカースベルグの教えを受けるようになった。風俗画 (genre painting) や肖像画に独自の画風を作り上げ、1831年に美術院の展覧会で入選し、1833年には銀賞を得た。また、建築物を題材にした絵画で才能を示し、1835年の公募展で優勝した。
1837年に2年間の外国留学の奨学金を得て、イタリアへ赴いた。風景画や建築物をモチーフとする絵画への興味はナポリやその周辺への旅で高まり、留学期間は4年に及んだ。この旅には、元の恩師ハンセンの息子のコンスタンティン・ハンセン(Constantin Hansen)やヴィルヘルム・マーストラン (Vilhelm Marstrand) が同行した。1842年にデンマークに戻ると、翌年から王立美術院で教鞭をとりつつ肖像画の製作を行った。その後も何度か国外へ旅行し、1860年代に王立美術院の教授となって1887年まで在職した[1][2]。
息子のホルガ・ローズも画家となるが、27歳で病死した。娘のヘレナ・ナイブロム (Helena Nyblom) はスウェーデン人と結婚して、児童文学者として知られている。
ローズの作品
[編集]-
ロスキレの通り(1836)
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リーベ聖堂の内部
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スビアコの修道院(1857)
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Johan Christian Drewsen-実業家
脚注
[編集]- ^ Jørgen Roeds Grabstelle in Ringsted (Text dänisch)
- ^ Jørgen Roeds Grabstelle in Ringsted (Text deutsch)
参考文献
[編集]- Roed, Jørgen. In: Friedrich von Boetticher: Malerwerke des 19. Jahrhunderts, Beitrag zur Kunstgeschichte. Band 2/2, Dresden 1898/1901, S. 457.
- Jørgen Roed. In: Dansk biografisk Lexikon. Band 14. Erste Auflage. Gyldendal, Kjøbenhavn 1887–1905, S. 147 f.
- Jørgen Roed In: Kunstindeks Danmark & Weilbachs kunstnerleksikon
- Roed, Jörgen Pedersen. In: Theodor Westrin, Ruben Gustafsson Berg (Hrsg.): Nordisk familjebok konversationslexikon och realencyklopedi. 2. Auflage. Band 23: Retzius–Ryssland. Nordisk familjeboks förlag, Stockholm 1916, Sp. 599
- Roed, Jørgen Pedersen. In: Salmonsens Konversationsleksikon , 2. Aufl. (1915–1930), Bd. 20, S. 279 f.
- Roed, Jörgen Pedersen. In: Hans Vollmer (Hrsg.): Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Begründet von Ulrich Thieme und Felix Becker. Band 28: Ramsden–Rosa. E. A. Seemann, Leipzig 1934, S. 480–481.
- Julius Lange: Jørgen Roed In: Illustreret Tidende. Jg. 29, Nr. 47, vom 19. August 1888, S. 561f.
- Nekrolog auf Jørgen Roed. In: Kunstchronik. Jg. 23, Nr. 42, vom 23. August 1888, S. 672