モーリー郡 (テネシー州)
テネシー州モーリー郡 | |
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設立 | 1807年 |
郡庁所在地 | コロンビア |
最大の都市 | コロンビア |
面積 - 総面積 - 陸 - 水 |
1,594 km2 (616 mi2) 1,587 km2 (613 mi2) 7 km2 (3 mi2), .43% |
人口 - (2020年) - 密度 |
100,974人 |
標準時 | 中部: UTC-6/-5 |
モーリー郡(英: Maury County、[ˈmɒreɪ])は、アメリカ合衆国テネシー州の中央部に位置する郡である。人口は10万0974人(2020年)[1] 。郡庁所在地はコロンビアであり、同郡で人口最大の都市である。モーリー郡と名付けられた郡は全米でここだけである。
歴史
[編集]モーリー郡は1807年にウィリアムソン郡とインディアン領土の一部を合わせて設立された。郡名はウィリアムソン郡出身のアブラム・ポインデクスター・モーリーに因んで名付けられた。モーリーはテネシー州議会議員であり、軍人だった。マシュー・フォンテーン・モーリー海軍代将はモーリーの甥である。
コロンビア人種暴動
[編集]1946年、「コロンビア人種暴動」と名付けられた暴動が郡庁所在地のコロンビア市で起こった。アフリカ系アメリカ人でアメリカ海軍の退役兵ジェイムズ・スティーブンソンとある白人店主との争いがこの事件に火を付け、同日には、アフリカ系アメリカ人の事業地区である「ミンク・スライド」と呼ばれるコロンビア市の街区で、白人と黒人の間に銃撃戦や喧嘩、暴動に発展した。暴動と殺人未遂の罪で数人が起訴された。その裁判でジェイムズ・スティーブンソンを弁護するためにコロンビア市に来た主任弁護士のサーグッド・マーシャルは後に黒人としては初めてのアメリカ合衆国最高裁判所判事になった[2]。
地理
[編集]アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は616平方マイル (1,594 km2)であり、このうち陸地613平方マイル (1,587 km2)、水域は3平方マイル (7 km2)で水域率は0.43%である[3]。
交通
[編集]モーリン郡空港は郡が所有する公共用途空港であり、マウントプレザント市中心事業地区の北西2海里 (3.7 km; 2.3 マイル) に位置している[4]。コロンビア市からは南西に8海里 (15 km; 9.2 マイル) である[5]。
隣接する郡
[編集]ヒックマン郡 | ウィリアムソン郡 | |||
ルイス郡 | マーシャル郡 | |||
モーリー郡 | ||||
ローレンス郡 | ジャイルズ郡 |
国立保護地域
[編集]- ナチェズ・トレイス・パークウェイ(部分)
人口動態
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基礎データ
人種別人口構成
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年齢別人口構成
世帯と家族(対世帯数)
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収入[編集]収入と家計 |
都市と町
[編集]未編入の町
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脚注
[編集]- ^ “Quickfacts.census.gov”. 13 Dec 2023閲覧。
- ^ “Columbia race riot, 1946”. Tennessee Encyclopedia. 2008年7月4日閲覧。
- ^ “Census 2010 U.S. Gazetteer Files: Counties”. United States Census. 2011年11月5日閲覧。
- ^ FAA Airport Form 5010 for MRC (PDF) . Federal Aviation Administration. Effective August 25, 2011.
- ^ “Distance and heading from Columbia, TN (35°36'54"N 87°02'40"W) to Maury County Airport (35°33'16"N 87°10'45"W)”. Great Circle Mapper. May 7, 2012閲覧。
- ^ Based on 2000 United States Census data
外部リンク
[編集]- Maury County, TNGenWeb - free genealogy resources for the county
- Maury County - Curlie
- Columbia Daily Herald