モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール
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モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール Maurice Quentin de La Tour | |
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『自画像』(1751年) ピカルディー美術館蔵 | |
生誕 |
1704年9月5日 フランス王国、サン=カンタン |
死没 |
1788年2月17日 (83歳没) フランス王国、サン=カンタン |
モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール(Maurice Quentin de La Tour, 1704年 - 1788年)は、フランスのロココ期の画家。パステルを使った肖像画家として有名で、国王はじめ、宮廷人、知識人などを描いた。『ポンパドゥール侯爵夫人の肖像』は代表作のひとつ。
略歴
[編集]エーヌ県のサン=カンタンに音楽家の息子に生まれた。15歳でパリに出て、フランドル出身の画家、Jacques Spoede の弟子になった。1724年にランス、1725年にイギリスを旅した後、1727年に再びパリに戻り、この頃からパステル画に取組み始めた。
1737年に画家、フランソワ・ブーシェの妻の肖像画をサロン・ド・パリに出展してから、37年の間に150点に達する肖像画を描いた。1746年に王立絵画彫刻アカデミーの会員に選ばれ、フランス王室の宮廷肖像画家として1773年まで働いた。弟子にはジョゼフ・デュクルーがいる。
代表作
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ポンパドゥール侯爵夫人の肖像(1755)ルーブル美術館所蔵
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ジャン=ジャック・ルソー(1753年)アントワーヌ・ルキュイエ美術館所蔵、サン=カンタン
参考文献
[編集]- Abécédario de P.-J. Mariette et autres notes inédites de cet amateur sur les arts et les artistes. Archives de l'art français. 1856. t. III, 1854–56, pp. 66–78.
- de Goncourt, Edmond and Jules. French XVIII Century Painters. (1867) pp. 165, 171, 176 (first published Paris, 1867, fasc. 4, reprinted New York, 1948; second edition, 1873, pp. 271, 281-282).
- Tourneux, Maurice. La Tour, biographie critique. (Paris, 1904) p. 40.
- Jeffares, Neil, s.v. 'La Tour, Maurice-Quentin de', In Dictionary of Pastellists Before 1800, http://www.pastellists.com/Articles/LaTour2a.pdf
- https://neiljeffares.wordpress.com/2016/09/19/maurice-quentin-de-la-tours-parents/