モルゲン (バンド)
モルゲン Morgen | |
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別名 | Morgen's Dreame Spectrum |
出身地 | アメリカ合衆国 ニューヨーク州ロングアイランド |
ジャンル | ガレージロック、サイケデリック・ロック、アシッドロック |
活動期間 | 1968年 - 1969年 |
レーベル | プローブ、Command |
旧メンバー |
スティーヴ・モルゲン ボビー・リッツォ マレイ・シフリン マイク・ラッティ バリー・ストック |
モルゲン(Morgen)は、ロングアイランドで結成されたアメリカのサイケデリック・ロック・バンド[1]。
概要
[編集]1969年にリリースされた唯一のアルバム『Morgen』は、1960年代を代表するアメリカのサイケデリック・ロック作品の一つとされている。このアルバムからの1曲目「Welcome To The Void」には、「ジャック・ビー・ニンブル」や『ピーター・パン』など、おとぎ話や民話への言及がいくつか含まれている。このアルバムのジャケットに、エドヴァルド・ムンクの『叫び』を使用していることで知られている。
モルゲンは1967年にスティーヴ・モルゲン、ボビー・リッツォ、マレイ・シフリン、マイク・ラッティ、バリー・ストックの5人で結成された。当初は「Morgen's Dreame Spectrum」というバンド名だったが、後に単に「Morgen」と改められた。
文化的影響
[編集]モルゲンはいまだに無名のバンドだが、ここ10年でインターネットの普及とともに人気が上昇[2]。彼らの唯一のスタジオ・アルバムは何度もリイシューされているが、熱心なレコード・コレクターにとっては貴重な品である。例えば、Discogsなどのサイトでは、1969年の初回盤のオリジナル・レコードが1000ドル以上で取引されている[3]。
スタイル
[編集][1]のビヴァリー・パターソンによると、「『モルゲン』は、ラヴ、ドアーズ、ローリング・ストーンズのようなバンドが実行したような緊急性と興奮を携えている。全曲オリジナルで構成された楽曲は、アクリル絵の具を散りばめたようなアシッドな色彩とアニメーションのような歌詞で、聴く者を引き込む。確信と目的を持って唸るヴォーカルはまったくもって強烈で、キラー・ダイナミクスで鳴り響くファズの効いたギター・プレイはジミ・ヘンドリックスへの忠誠を露わにしている。」とある。[4]
ディスコグラフィ
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]- Morgen (1969年、Probe)