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モノボケ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


モノボケとは、のひとつ。小道具を使い、モノマネのように即興で例えて見る者の笑いを誘うものである[1]

概要

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主にお笑い芸人が演じるもので、小道具を何かに見立てたり、小道具に関したダジャレを発したりして、短時間で見る者を笑わせるネタである。例えば、調理器具のお玉杓子を目に当て、「視力検査」(お玉杓子を遮眼子に見立てている)とボケるものである。短時間で笑いをとることから一発ギャグの一種とも言える。

小道具を使った笑いは、古くから落語家扇子手拭いを箸や手紙などに見立てて演じていた[2]。テレビのバラエティ番組においては、田代まさしが小道具を使ったギャグを得意としていたり[3]、『内村プロデュース』(テレビ朝日)にて小道具ギャグを競う企画が放送されていたりした[4]。この時点では小道具ギャグは「モノボケ」とは呼ばれておらず、『内村プロデュース』では小道具ギャグの対決企画を「ダジャレ&一発芸バトル」と称したり[5]内村光良ウッチャンナンチャン)が出演者に「(小道具を)選んで!それに絡めて答えて!」などと声をかけたりしていた[6]

2005年から放送された『ウンナン極限ネタバトル! ザ・イロモネア 笑わせたら100万円』(TBSテレビ)にて、出演芸人が挑戦するネタのジャンルのひとつとして「モノボケ」があり、これ以降のバラエティ番組で小道具を使ったギャグに対し「モノボケ」という名称が使われるようになった。

関連番組

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出典

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  1. ^ 特別授業”. ワタナベコメディスクール. 2023年7月30日閲覧。
  2. ^ 江戸テクでござる - 毎日使える和の知恵 全楽師匠が実演! 落語における扇子、手ぬぐいの使い方”. マイナビニュース (2008年11月12日). 2023年7月30日閲覧。
  3. ^ 田代まさし「10年ぶりのバラエティ」がめちゃくちゃ面白かった”. NEWSポストセブン (2018年11月24日). 2023年7月30日閲覧。
  4. ^ 有吉弘行「20年前では考えられないね…」ずん・飯尾と若手時代を振り返りしみじみ”. WEBザテレビジョン (2021年3月15日). 2023年7月30日閲覧。
  5. ^ 2004年9月20日放送分「秋の引出し王決定戦をプロデュース!!」より。DVD「内村プロデュース~黄金紀」(2007年2月28日発売、テレビ朝日)に収録。
  6. ^ 2003年1月20日放送分「テレ朝ウルトラクイズをプロデュース!!」より。DVD「内村プロデュース 俺チョイス TIM」(2009年3月11日発売、テレビ朝日)に収録。

関連項目

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