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モナリ・タークル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モナリ・タークル
Monali Thakur
モナリ・タークル(2016年)
基本情報
生誕 (1985-11-03) 1985年11月3日(39歳)
出身地 インドの旗 インド 西ベンガル州コルカタ[1]
職業 プレイバックシンガー女優
活動期間 2006年-
レーベル サレガマ
T-Series
エロス・ミュージック英語版
ジー・ミュージック・カンパニー英語版
YRFミュージック

モナリ・タークル(Monali Thakur、1985年11月3日 - )は、インドプレイバックシンガー女優国家映画賞フィルムフェア賞受賞者。

生い立ち

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コルカタのベンガル人音楽家家庭に生まれる[2]。父シャクティ・タークルは歌手、姉メフル・タークルはプレイバックシンガーとして活動している[3]。タークルはジャグディシュ・プラサード英語版アジョイ・チャクラバルティー英語版からヒンドゥスターニー音楽を学び[4]、この他にヒップホップバラタナティヤムサルサを学んでいる[5]。彼女は高校や大学の学内コンテストで歌手活動を始め、地元の音楽イベントにも参加した[6]。14歳の時に『Sri Ramkrishna』でアナンダローク賞英語版のプレイバックシンガー賞を受賞した[4]。『インディアン・アイドル英語版』で9位に入賞したことで人気を集めるようになった[7]

キャリア

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プレイバックシンガー

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国家映画賞女性プレイバックシンガー賞を受賞するモナリ・タークル(2015年)

『インディアン・アイドル』出演後、タークルはプリータム英語版から『Race』の2曲「Khwab Dekhe」「Zara Zara Touch Me」の歌手のオファーを受けた[7]。元々は1曲のみのオファーだったが、レコーディングを見たアッバス=ムスタン英語版に実力を評価され2曲目のオファーを受けた[2]。「Zara Zara Touch Me」は2008年上半期にラジオで4番目に多く再生された曲になった[8]。また、タークルは同曲で国際インド映画アカデミー賞 女性プレイバックシンガー賞英語版プロデューサーズ・ギルド・フィルム・アワード 女性プレイバックシンガー賞英語版にノミネートされた。

タークルは2年間ベンガル音楽番組『Bengali Sa Re Ga Ma Pa Li'l Champs』の審査員を務めた[5][9]。同時期には『Key Hobe Biggest Fan』や『Coke Studio』にも出演している[9][10]。2014年に『Lootera』で歌った「Sawaar Loon」でフィルムフェア賞 女性プレイバックシンガー賞英語版を受賞した[11]。2016年には『Dum Laga Ke Haisha』で歌った「Moh Moh Ke Dhaage」で国家映画賞 女性プレイバックシンガー賞英語版を受賞[12]、フィルムフェア賞女性プレイバックシンガー賞にノミネートされた[13]

女優

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幼少期にベンガル語テレビシリーズ『Aalokito ek Indu』で主役のインドゥバーラー役を演じた[14]。引き続き2本のテレビ映画に出演し[14][4]、2007年にラジャ・センの『Krishnakanter Will』で女優デビューした[15][16]。2014年にナーゲーシュ・ククヌール英語版の『Lakshmi』でボリウッドデビューする[17]。同作は人身売買と児童買春を題材にしており、タークルは売春被害に遭う15歳の少女役を演じた[18]アッバス・タイヤワーラー英語版の『Mango』やベンガル語短編映画『Jangle Bells』にも出演しており[19][20]、『PK』や『シークレット・スーパースター』ではカメオ出演している。

出典

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  1. ^ Monali Thakur”. Sify.com. 11 June 2016閲覧。
  2. ^ a b Pavithran, Eva. "Oomph In Her Voice", Verve magazine, Volume 16, Issue 5, May, 2008.
  3. ^ Monali Thakur out of Idol race!”. 20 June 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。7 February 2006閲覧。
  4. ^ a b c Mohua Das (4 January 2007). “The Telegraph – Calcutta: Metro”. Telegraphindia.com. 29 November 2013閲覧。
  5. ^ a b Singing is like acting: Monali Thakur – Times Of India”. Articles.timesofindia.indiatimes.com (12 July 2013). 29 November 2013閲覧。
  6. ^ Katrina liked my voice”. The Deccan Herald. 24 September 2008時点のオリジナルよりアーカイブ。26 August 2008閲覧。
  7. ^ a b Language no bar – DNA – English News & Features – Lifestyle & Leisure”. dnasyndication.com< (15 September 2009). 29 November 2013閲覧。
  8. ^ And the most popular songs playing on radio are...; AirCheck India takes stock”. 20 July 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月25日閲覧。
  9. ^ a b Pep & Fizz”. Indian Express (3 September 2010). 29 November 2013閲覧。
  10. ^ Monali Thakur”. Coke Studio India. 29 November 2013閲覧。
  11. ^ 59th Idea Filmfare Awards: Winners”. The Times of India (24 January 2014). 11 June 2016閲覧。
  12. ^ Monali Thakur realised 'actual gravity' of National award through others' reaction”. The Indian Express (2 May 2016). 11 June 2016閲覧。
  13. ^ Nominations for the 61st Britannia Filmfare Awards”. The Times of India (12 January 2016). 11 June 2016閲覧。
  14. ^ a b AMRITA ROYCHOUDHURY, TNN (14 December 2007). “I was sidelined in Krishnakanter Will”. The Times of India. 29 November 2013閲覧。
  15. ^ Singer Monali Thakur in Nagesh Kukunoor's next”. Indian Express (4 April 2013). 29 November 2013閲覧。
  16. ^ Reshmi Sengupta (2 December 2007). “The Telegraph – Calcutta: Entertainment”. Telegraphindia.com. 29 November 2013閲覧。
  17. ^ Working with Nagesh Sir was like going back to school: Monali Thakur – Times Of India”. Articles.timesofindia.indiatimes.com (26 April 2013). 29 November 2013閲覧。
  18. ^ Actress needs to live a disciplined life: Monali Thakur – Times Of India”. Articles.timesofindia.indiatimes.com (11 June 2013). 29 November 2013閲覧。
  19. ^ Swaar Loon singer Monali Thakur set for acting debut with Mango”. Indian Express (1 July 2013). 29 November 2013閲覧。
  20. ^ Singer Monali Thakur, Namita Das in short film 'Jangle Bells' this Christmas”. The Indian Express (22 December 2015). 10 August 2016閲覧。

外部リンク

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