モクセンナ
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モクセンナ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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モクセンナ
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分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Senna surattensis (Burm.f.) H.S.Irwin et Barneby | |||||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Cassia surattensis Burm.f. | |||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Scrambled egg tree |
モクセンナ(学名:Senna surattensis[1]、別名:イリタマゴノキ、キダチセンナ[2][3])はマメ科センナ属の常緑小高木。
特徴
[編集]本属では数少ない小高木で、樹高3–5 m程度。花期には炒り卵のように鮮やかな黄花が遠くからも目立つ。偶数羽状複葉が互生し、小葉は4–9対で長楕円形で葉先は丸いかわずかに凹み、長さ3–9 cmで対生する。基部の小葉2–3対がつく葉軸上にこん棒状の蜜腺体がある。花は黄色で直径約5 cm。初夏~秋に開花する。豆果は長さ15–20 cm[2][3][4]。
分布と生育環境、利用
[編集]インド原産で、街路樹や公園樹、庭木に利用される[3][4]。生長は早いが枝がやや細く、台風の被害を受けやすいので、風当たりの少ない場所での庭園樹に有望。土壌は選ばないが、石灰岩質土壌を好む[2]。
モクセンナは民間薬としても利用され、抽出エキスはリパーゼ阻害活性を有し、コレステロール及び中性脂肪濃度を低下させる働きについて研究が進められている[5][6]。
脚注
[編集]- ^ (米倉 & 梶田 2003)
- ^ a b c (海洋博覧会記念公園管理財団 1997, p. 136)
- ^ a b c (大川 & 林 2016, p. 108)
- ^ a b (林 & 名嘉 2022, p. 293)
- ^ “沖縄の有用植物資源 第8回 モクセンナ”. 沖縄県工業技術センター. 2024年6月25日閲覧。
- ^ “モクセンナ抽出物の血清及び肝臓コレステロール低下作用”. 沖縄県工業技術センター研究報告書 第7号. 沖縄県工業技術センター. 2024年6月26日閲覧。
参考文献
[編集]- 米倉浩司・梶田忠 (2003年). “モクセンナ Senna surattensis”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). http://ylist.info/. 2024年4月30日閲覧。
- 林将之; 名嘉初美『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、2022年。ISBN 9784899824350。
- 大川智史; 林将之『ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑』文一総合出版、東京都新宿区、2016年。ISBN 9784829984024。
- 中尾裕『八重山の豆蔵』南山舎、2015年。
- 海洋博覧会記念公園管理財団『沖縄の都市緑化植物図鑑』新星出版、沖縄県那覇市、1997年。ISBN 9784902193732。 ※ 旧属名Cassia surattensisとして掲載