ラフィノース
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ラフィノース | |
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(2R,3R,4S,5S,6R)-2-[(2S,3S,4S,5R)-3,4- ジヒドロキシ-2,5-ビス(ヒドロキシメチル)オキソラン-2-イル]オキシ-6-[ [(2S,3R,4S,5R,6R)-3,4,5-トリヒドロキシ-6-(ヒドロキシメチル)オキサン-2-イル]オキシメチル]オキサン-3,4,5-トリオール | |
別称 メリトース メリトリオース α-D-ガラクトシルスクロース | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 512-69-6, 7629-30-0 (五水和物) |
PubChem | 439242 |
日化辞番号 | J9.760H |
KEGG | C00492 |
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特性 | |
化学式 | C18H32O16 |
モル質量 | 504.42 g/mol |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ラフィノース (raffinose) は、天然に存在するオリゴ糖の1種である。主にビートから抽出して精製されるが、キャベツ、ブロッコリー、アスパラガスなど植物に広く含まれている。
ラフィノースの構造は、フルクトース、ガラクトース、グルコース分子が1つずつグリコシド結合によって連なったものである。つまり、三糖に分類される糖である。甘味はスクロースの約20%、カロリーは約半分で、大腸まで届いてビフィズス菌を増殖させる。
ラフィノースはα-ガラクトシダーゼ (α-GAL) によってD-ガラクトースとスクロースに加水分解されるが、この酵素はヒトでは見られない。α-ガラクトシダーゼはこの他、スタキオース、ベルバスコース、ガラクチノールなどのα-ガラクトシド類も加水分解するが、ラクトースのようなβ-結合したガラクトースは分解しない。