メノイティオス (衛星)
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メノイティオス (617) Patroclus I Menoetius | |
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ハッブル宇宙望遠鏡が2018年2月13日に撮影したパトロクロスとメノイティオス
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仮符号・別名 | S/2001 (617) 1 |
分類 | 小惑星の衛星 |
発見 | |
発見日 | 2001年9月22日 |
発見者 | William J. Merline Laird M. Close N. Siegler D. Potter C. R. Chapman C. Dumas F. Menard D. C. Slater |
軌道要素と性質 | |
軌道長半径 (a) | 680 ± 20 km |
離心率 (e) | 0.02 ± 0.02 |
公転周期 (P) | 4.283 ± 0.004 日 |
軌道傾斜角 (i) | L=234° ± 5°
B=-62° ± 1° 度 |
(617) パトロクロスの衛星 | |
物理的性質 | |
直径 | 112.6 ± 3.2 km |
■Template (■ノート ■解説) ■Project |
メノイティオス[1]((617) Patroclus I Menoetius) は、トロヤ群の小惑星 (617) パトロクロスの衛星、または二重小惑星の伴星。主星パトロクロスの直径が約122kmなのに対し、メノイティオスは約112kmでほとんど同じ大きさである。
2001年9月にマウナケア天文台群のジェミニ北望遠鏡による観測で発見された。2000年11月に行われた観測のデータを後に解析した結果、パトロクロスおよび衛星の大きさが判明した。
2006年2月にはケック天文台での補償光学観測により軌道が確定し、パトロクロスの父親であるメノイティオスに因んで名付けられた。
出典
[編集]- ^ “全世界の観測成果 ver.2” (Excel). 薩摩川内市せんだい宇宙館 (2018年3月3日). 2019年3月11日閲覧。