コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

メドフォード駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Medford
駐車場からメドフォード駅の待合室つきプラットホームをみる。
所在地 ニューヨーク州メドフォード英語版
NY 112英語版 & Railroad Avenue
座標 北緯40度49分02秒 西経72度59分57秒 / 北緯40.817356度 西経72.999159度 / 40.817356; -72.999159座標: 北緯40度49分02秒 西経72度59分57秒 / 北緯40.817356度 西経72.999159度 / 40.817356; -72.999159
所有者 MTA
路線
ホーム数 単式ホーム1面
線路数 1
接続 現地の交通機関 サフォーク郡トランジット英語版: S61
McRide's Taxi
建築物
駐車場 あり、無料
アクセシビリティ 対応
その他
運賃区画 ゾーン10
歴史
開業 1844年
改築 1889年、1940年、2000-2001年
利用状況
乗客数 (2006)41[1]
サービス
前の駅   ロングアイランド鉄道   次の駅
本線
ロンコンコマ支線
テンプレートを表示

メドフォード駅: Medford)とはニューヨーク州メドフォード英語版という村落にあるロングアイランド鉄道本線グリーンポート支線)のである。メドフォード駅はニューヨーク州道112号線英語版のうちペコニック・アベニューとロングアイランド・アベニューに挟まれた区間にある。その車道は以前はオハイオ・アベニューが2007年にペコニック・アベニューの北で閉鎖されるまでオハイオ・アベニューの交差点と接続していた。オレゴン・アベニューの北端からもアクセスできるが、メドフォード消防署が実地訓練 (drills) やその他の練習 (exercises) のために定期的にオレゴン・アベニューの連絡道路を封鎖する。

歴史

[編集]

メドフォード駅は当初、本線がヤップハンク駅の東の旧カーマンズ・リバー駅で終端となった際に、1844年6月26日に開業した。1863年8月20日、その駅は全焼したが1889年まで再建されることはなかった。このバージョンはロングアイランド鉄道 (LIRR) で最も危険な踏切の1つと考えられたNY 112英語版との踏切付近にあった2階建ての建物である。橋を求める声は1920年代と1930年代の間ずっと無視された。政府職員の親類が1940年にその踏切で死亡したときにのみ、州道112号線を越える橋を建設するあらゆる努力があった[2]。線路が高架化された時、駅は旅客待合室を最上階に、REA Express の貨物駅を地上の駐車場付近に有する築堤沿いにある2階建ての駅舎として再建された。隙間が少ない (low clearance) 12フィート9インチのニューヨーク州道112号線を横断する橋[3]は2線用に設計されたが、2本目の線路は1960年代初頭に断念された[4]。その駅舎は1958年に閉鎖され、1階は塞がれ、2階は1964年に取り壊されホコリで埋めつくされた。小さい木造の待合所が1988年にプラットホームに追加され、その後プレキシガラスのものに置き換えられた。

1990年代後期にはその駅は、乗降に高床のプラットホームを必要とする、新しく保有車両となったダブルデッカーの客車のため、および将来の同線の電化のために再度再建された。再建の中で、かつての地平のプラットホームが高架化され、同時に新しい階段や駐車場からの車椅子アクセスランプを有するようになり、小さな待合所がプラットホームと同じ高さに建設された。メドフォード駅の駐車場は無料で無制限であり、他の多くのLIRRの駅での状況と明確な対照にある。

貨物支線が線路の築堤に沿って駐車場の中に存在する。これはすぐ近くの建築製品の工場のために建設され、LIRRがこの街を通り過ぎてからメドフォードにある多数の支線 (spurs) および側線の1つである。ホルツヴィル駅が1998年3月16日に閉鎖された時、ホルツヴィル英語版からの通勤者はメドフォードとロンコンコマの両駅を使用するように助言されたが、より多くがロンコンコマを利用している。また、その駅はアメリカ同時多発テロ事件による犠牲者への記念碑も含む。

LIRRの2番目の展示圃場

[編集]

ウェイディング・リバー支線英語版でのロングアイランド鉄道の展示圃場 (Long Island Rail Road Demonstration Farm) の成功により、2番目の展示圃場が1907年から1927年の間メドフォードの東に開業した。この場所はメドフォード繁栄農場 (Medford Prosperity Farm) としても知られており、農場の敷地の残りはロングアイランド・アベニューを跨ぐホース・ブロック・ロード英語版 (Horse Block Road) の橋付近に見ることができる。セオドア・ルーズベルト元大統領は彼の1910年のホイッスル・ストップ・ツアー(鉄道による地方遊説)でその農場を訪れた。

駅構造

[編集]
1 グリーンポート支線 ロンコンコマ方面 (終点)
グリーンポート支線 グリーンポート方面 ヤップハンク

この駅は線路の南側に高床の単式ホームを1面有し、有効長は1両半である。上記の側線を除き、本線はこの場所に1線を有する。

ギャラリー

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ Average weekday, 2006 LIRR Origin and Destination Study
  2. ^ Medford: The Early Years, 1844-1944, by Mary Gubitosi (Patchogue-Medford Library Local History Department Archived 2009年6月14日, at the Wayback Machine.)
  3. ^ 1969 Photo of NY 112-LIRR Bridge in Medford (TrainsAreFun)
  4. ^ Medford Station History (TrainsAreFun.com)

外部リンク

[編集]