メック加藤
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| メック加藤 | |
|---|---|
| 出生名 | 加藤 彰一 |
| 別名 | Mek Piisua |
| 生誕 | 1980年7月18日 |
| 出身地 |
 日本・東京都板橋区 |
| ジャンル | 日本語HipHop |
| 活動期間 | 2001年 - |
| 事務所 | フリー |
メック加藤（メックかとう (Mek Kato)、MCネーム：Mek Piisua (メック・ピースア) 本名：加藤 彰一（かとう しょういち）、1980年7月18日 - ）は、日本のラッパー、トラックメイカー、イベントオーガナイザー、YouTuber。陰謀論ラップユニット「韻暴論者（いんぼうろんじゃ）」のメンバー、反マスク・ワクチン活動家[1][2][3]。
東京都板橋区出身。自身を『海外移住系ラッパー』と位置づけ、バンコクを拠点にLIVE活動やイベントオーガナイズ等をしていた。2020年6月15日までタイ・バンコクのタニヤ通りにある「バーウッドボールタニヤ店」オーナーであった。
略歴
[編集]1980年7月18日、東京生まれ、板橋区にて育ち、私立昭和第一高等学校を卒業後、1999年4月 ロサンゼルスに移住。
2001年、ロサンゼルスで友人と主催したHIPHOPイベントをきっかけにラッパーとしての活動を開始。2003年に日本に帰国。2005年、KSC名義でアルバム「四つ星ローカル」をリリース。 2009、MEKOLI名義でロアルバム 「THE FREEMAN」をリリース。2011年3月11日にタイに移住。“Mek Piisua”名義でラップ活動を開始する。
2012年、タイ・バンコクのにて「バー ウッドボール」のオーナーとなり、2013年に場所をバンコクのタニヤ通りへ移転。
2013年、男女の出会いの場である街コンを自身のバー「ウッドボール・タニヤ」などで開催した[4]。
2015年5月17日、日本人女性と入籍。2015年9月20日、バンコク・スリウォン通りにあるホテル ル・メリディアンにて結婚式、同日 タワナホテルにて、結婚披露宴を行った[5]。
2016年9月1日、タイ・シーラチャに「Cafe Bar MEK」をオープン[6]。オープンから1ヶ月でカフェは昼間は駐在員の家族の憩いの場となり、夜は日本人駐在員らが飲食するバーとして定着し始め、客足も好調であった[6]が、経営に失敗し、一年後の2017年10月23日に一旦閉店[PR 1]。
2017年、タイとラオスで撮影された映画「バンコクナイツ」に不動産会社の社長役として出演した。
2018年4月26日、東京で離婚届を提出し、離婚が成立。翌日の4月27日に自身のフェイスブックで離婚を報告した。
2020年6月15日、「バー ウッドボールタニヤ店」が閉店。自身が経営するお店は共同出資をしている「バー ウッドボール パタヤ店」のみとなった。
2021年3月、メキシコへ移住。メキシコにて音楽活動やアパレル販売をする。
2022年10月、帰国し、レゲエアーティスト Hibikillaとの共作「恋人とガンジャスモーク」をリリース。
韻暴論者
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2023年12月発表の曲『韻暴論者』をきっかけに[9]、反ワクチンを標榜するラッパーで陰謀論ラップユニット「韻暴論者（いんぼうろんじゃ）」を結成した[1][2][10]。主なメンバーはMCミチ、Mek Piisua（メック加藤）、R-typeの3人[11]。「コロナワクチン打ったヤツ全員バカ」「日本の物食うと癌になる」「自殺の90パーセントって他殺」「添加物でお陀仏」などの過激な歌詞を歌っている[11][10][PR 2]。2023年1月15日、信濃町の公明党本部前で行われたNHK党幹事長（当時）の黒川敦彦による反創価学会街宣活動に参加し、各種の陰謀論を含んだラップを披露した[2][12][12][PR 2]。デモには他に創価学会による集団ストーカー被害を主張する人々、「集団ストーカーやテクノロジー犯罪」の被害を訴える政党の党首、反ワクチン活動を神真都Qで行っていた「日本列島1000人プロジェクト」の主催者[13]、「日本国民党」代表、「在日特権を許さない市民の会（在特会）」の元メンバーなどが参加し、『CIA音頭』を歌い踊りながら抗議活動を行った[12][2][14]。
ディスコグラフィー
[編集]シングル
[編集]| 発売日 | 名義 | タイトル | レーベル | 区分 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2005年06月01日 | KSC | 四つ星ローカル | HIGH COLOR ENTERTAINMENT | インディーズ | CD版全国流通 |
| 2006年04月13日 | MEKOLI | SHOUT OF THE UNDERGROUND Vol.1 | BUNB RECORDS | インディーズ | 4曲目：アドヴァンスィン |
| 2007年12月31日 | MEKOLI feat. KSC & BUCK DRAFT | IT革命第2幕 | LABEL HITOLI | インディーズ | |
| 2008年03月01日 | MEKOLI | アルバイトステイト オヴ マインド | LABEL HITOLI | インディーズ | |
| 2008年07月07日 | MEKOLI | ペングウィンシット食っとけ | LABEL HITOLI | インディーズ | |
| 2009年03月21日 | MEKOLI | GAME ZOKKOH | LABEL HITOLI | インディーズ | |
| 2009年12月31日 | MEKOLI, DEJI, カリソ, TORY the 3rd, CHIN-HURTZ, ZOE, 死男 & APRI | Enkaina State of Mind | LABEL HITOLI | インディーズ | |
| 2010年03月26日 | MEKOLI & DEJI | DO IT | JP2HAITI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2010年05月27日 | MEKOLI × JUN-GMC × Flammable | ICHIBAN | LABEL HITOLI | インディーズ | コンピレーションアルバムより先行シングル |
| 2010年06月16日 | メック加藤&チャーリー目野 | 八零后 | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2010年7月24日 | MEKOLI × BUZZ × MTG | VIVA LAS VEGAS | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信 |
| 2010年10月27日 | メック加藤&チャーリー目野 | 人間 | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2011年03月12日 | Silly B & Mek Piisua | Days With No Tomorrow | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2011年09月06日 | Mek Piisua | Red And Yellow Wiz Khalifa "Black And Yellow" Thailand Remix 2011 | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2011年12月04日 | Mek Piisua | YOLU NO SAKE | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2011年12月14日 | MEK ft. 迷子 (G.M.P.MC's) | HOES DOWN | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2012年06月28日 | Mek Piisua | JustFor白Gal | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2012年09月02日 | Mek Piisua | Who is Grim? | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2012年11月21日 | MEK & NUT | BKK SWING | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2012年11月30日 | Silly B & Mek Piisua | Where Are We Going | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2013年05月01日 | MEK & koedawg | Real World Dreamin' | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2013年07月20日 | Mek Piisua feat GOOFY | Japanese Papillon | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2014年4月24日 | Mek Piisua | BULALI セブ島 | LABEL HITOLI | サブスク、ネット配信
Produced by Lil'諭吉 | |
| 2014年9月26日 | Mek Piisua | OUT OF JAPAN feat. PLAZMA | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信 |
| 2015年2月14日 | Mek Piisua | BULALI シーロム通り feat. Rapmaniac & DJ QTEE | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信 |
| 2015年08月20日 | Mek Piisua feat. 山田マン | Mai Pen Rai | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2016年02月22日 | Kaosan Boys | POWER! | LABEL HITOLI | インディーズ | 500枚限定CD |
| 2016年05月30日 | Mek Piisua | ＃海外移住 | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2016年12月25日 | Mek Piisua | #海外移住 Remix feat. MUTA, 集団パラリラ, rapmaniac | LABEL HITOLI | Apple Music, Spotify | |
| 2018年3月29日 | Mek Piisua | #BCH ビットコインキャッシュ応援ラップ | LABEL HITOLI | Apple Music, Spotify | |
| 2019年02月15日 | Mek Piisua feat. 高野政所 | マリファナアジア旅行 (กัญชาทัวร์เอเชีย) | LABEL HITOLI | インディーズ | ネット配信のみ |
| 2019年9月15日 | Mek Piisua | 陰毛脱毛ラップ from バンコク | LABEL HITOLI | Apple Music, Spotify | |
| 2020年1月1日 | Mek Piisua & MC松島 | わがままタイランド | LABEL HITOLI | ネット配信 | |
| 2022年1月26日 | MEKと上鈴木兄弟 | KAINPAI ASIA | indahouse | Apple Music, Spotify | |
| 2022年8月15日 | Mek Piisua | Bésame Ahora Mismo
feat. Hi-Def & María Camargo |
LABEL HITOLI | Apple Music、Spotify 他サブスク | |
| 2022年12月15日 | Mek Piisua | BULALI 湯原温泉 | LABEL HITOLI | Apple Music、Spotify 他サブスク | |
| 2022年12月23日 | Mek Piisua × Hibikilla | 恋人とガンジャスモーク | 不明 | 無料配信 | |
| 2023年3月18日 | 韻暴論者 | Kids Mask Off ～子ども達のマスクを外そう～ | LABEL HITOLI | Apple Music、Spotify 他サブスク[15] | |
| 2023年6月11日 | 韻暴論者 | 茶番JAPAN | LABEL HITOLI | Apple Music、Spotify 他サブスク | |
| 2023年7月18日 | 韻暴論者 | ケムトレイル feat. TWIGY | LABEL HITOLI | Apple Music、Spotify 他サブスク | |
| 2023年12月9日 | Mek Piisua | パンデミック条約 feat. VENM | LABEL HITOLI | Apple Music、Spotify 他サブスク | |
| 2024年1月28日 | 韻暴論者 | パンデミック条約 (REMIX) | LABEL HITOLI | Apple Music、Spotify 他サブスク[9][1] | |
| 2024年3月7日 | Mek Piisua | YABAI NEW DHELI FREESTYLE | Mek Channel | YouTube | |
| 2024年5月7日 | 韻暴論者 | Do The Right Thing | LABEL HITOLI | Apple Music、Spotify 他サブスク | |
| 2024年6月3日 | Mek Piisua | 韻努 (feat. 山田マン, 勘繰男) | LABEL HITOLI | Apple Music、Spotify 他サブスク | |
| 2024年7月21日 | 韻暴論者 | リンゴの種 feat. 鬼 | LABEL HITOLI | Apple Music, Spotify 他 サブスク | |
| 2024年8月12日 | Mek Piisua | America is Dying Slowly 2024 (feat. U Tangbe) | LABEL HITOLI | Apple Music, iTunes, Spotify 他サブスク |
アルバム
[編集]| 発売日 | 名義 | タイトル | レーベル | 区分 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2005年06月１日 | KSC | 四つ星ローカル | HIGH COLOR ENTERTAINMENT | インディーズ | ダイキサウンド |
| 2009年10月09日 | MEKOLI | The Freeman | LABEL HITOLI | インディーズ | FILE RECORDS |
| 2013年12月18日 | Mek Piisua | Mek Piisua E.P. | 19th Hole Records | インディーズ | |
| 2022年1月26日 | MEKと上鈴木兄弟 | EP | indahouse |
参加楽曲
[編集]- 「World Is Yours」DJ TOMOTH feat Silly B and Mek Piisua
- 「HOT」 ラッパ我リヤ feat. Mek Piisua
- 「SABAI SABAI」SHIRANUI feat. MEKOLI
- 「Where is the love」DJ QTEE feat. MEK
- MEKOLI 「TOKYO HUMAN NATURE」
- 「HOGEI 」DJ QTEE feat. MEK & SR
- 「エイジアン」Rapmaniac feat. 山仁 & MEK
- 「PHANGAN BOYS」DJ TOMOTH feat. Silly B & Mek Piisua , Pocyomkin , Sanadajin
- 「Soul to Soul」Hanzo Reiza feat. Mek Piisua
- 「wetterhahn」チャッターシャッター feat. MEKOLI
- Skatro Ikaros a.k.a. Borujob『Melting Pot feat. Mek Piisua』 (prod. DJ6月)
- 「チャオプラヤ川の流れのように」 icepikk feat. Mek Piisua
- Takacha a.k.a. STUDIO8 「Fight」feat. Mek Piisua
- MCミチ「Show Guy feat. Mek Piisua & DEE CHIKA」
- MCミチ「韻暴論者」feat. Mek Piisua & R-type
- ARK「Bad Trip Advisor」feat. Atsuno, Chino Braidz, Mek Piisua
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “動画あり・Jアノンなどが反WHOデモ、池田としえ日野市議絶叫「ワクチンは日本殲滅大作戦！！！」「ビル・ゲイツ！」”. やや日刊カルト新聞 (2024年1月17日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ a b c d “創価学会解散デモ@信濃町公明党本部前（1時間48分から）”. やや日刊カルト新聞TV. 2023年1月20日閲覧。
- ^ “「WHO脱退だ！」デモ行進。反ワクチン勢に”宇宙セクト”が接近…？”. 黒猫ドラネコ【トンデモ観察記】 (2023年12月1日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “一山越えた街コンブーム。ついにタイにまで飛び火”. SPA! (2013年10月2日). 2024年1月26日閲覧。
- ^ “【きゃぷトーク】私が友人代表に”たずやん”を選んだ理由 ― メックさんに聞いた（４） : キャプローグ | 無邪気なバンコク発信ブログ！”. キャプローグ | 無邪気なバンコク発信ブログ！. 2020年6月17日閲覧。
- ^ a b “【タイ】日本人ラップ歌手が東部シーラチャーでカフェをオープン (2016年9月30日)”. エキサイトニュース. 2020年6月17日閲覧。
- ^ 左巻健男『ニセ科学を見抜くセンス』新日本出版社、2015年9月29日、165-167（第9章 雲をめぐるニセ科学 4「陰の世界支配機関」がケムトレイルをまいている？）頁。ISBN 978-4406059374。
- ^ “「(ケムトレイル)政府が飛行機雲で有害物質を空から散布している」は誤り【ファクトチェック】”. 日本ファクトチェックセンター (2022年9月28日). 2023年5月18日閲覧。
- ^ a b “韻暴論者、「パンデミック条約 (REMIX)」を配信開始”. TuneCore (2024年1月28日). 2024年1月30日閲覧。
- ^ a b “反ワクチンラッパーさん達、それはダサいよ”. 黒猫ドラネコ【トンデモ観察記】 (2023年1月21日). 2024年1月27日閲覧。
- ^ a b “韻暴論者 (feat.Mek Piisua/R-type) MCミチ”. Tower Records Japan (2022年12月26日). 2024年1月27日閲覧。
- ^ a b c “反ワクチン、統一教会＝CIA説を叫ぶデモに長井秀和氏も加わるのか？ 彼らの新たな標的は創価学会”. デイリー新潮（藤倉善郎） (2023年1月2日). 2023年1月9日閲覧。
- ^ 雨宮純『サイゾー 2022年12月・2023年1月号 現代怪事廻説「陰謀論百鬼夜行」』サイゾー、2022年12月19日、100-101頁。
- ^ “第1回・創価学会解散デモ 主催：新しい国民の運動 23年1月15日(日)”. つばさの党. 2023年1月21日閲覧。
- ^ “韻暴論者が「Kids Mask Off」を配信開始”. TuneCore (2023年3月18日). 2024年1月27日閲覧。
PR
[編集]- ^ mekpiisua. “カフェBARメック閉店のお知らせ / 居抜き物件のお知らせ”. BAR WOOD BALL - バンコクのカラオケバー「ウッドボール」 -. 2020年6月17日閲覧。
- ^ a b “MCミチ / 韻暴論者 feat. Mek Piisua & R-type ( beats by ksmn )”. MCミチ - YouTubeチャンネル (2022年12月26日). 2023年1月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- MEK - アメーバブログ
- Mek Channel - Youtube