メクラゲンゴロウ属
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メクラゲンゴロウ属(Morimotoa)は、複眼と後翅の退化した地下水生のゲンゴロウ類。井戸水の中から稀に採集されていたが、近年は上水道の普及に伴う井戸自体の減少により、ほとんど記録がない。近畿地方と四国に固有であり、学術的にもかなり貴重である。
分布
[編集]日本固有。近畿地方(特に兵庫県)、四国にのみ見られる。
生態
[編集]食性は不明。本属のオオメクラゲンゴロウ等はこれまでに1個体しか記録されておらず、現在生息しているかも不明。京都府等では絶滅危惧種に指定されている。本属を含め、地下水生生物は普段目にされることが少なく、地下水の汚染等によって個体数を減少させているのかもしれない。
分類
[編集]現在発見されているのは以下の種である。
- オオメクラゲンゴロウ
- ミウラメクラゲンゴロウ[1]
脚注
[編集]- ^ “ミウラメクラゲンゴロウ”. 京都府レッドデータブック2015. 京都府. 2019年3月10日閲覧。