メガ・ヴィジョン
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『メガ・ヴィジョン』は宝塚歌劇団の作品。副題は「はてしなき幻想[1][2][3][4]」。花組[1][2][3][4]公演。形式名は「ファンタスティック・ショー[1][2][3][4]」。宝塚・東京は24場[1][2]。作・演出は三木章雄[1][2][3][4]。宝塚・東京における本公演と劇場飛天の併演作品は『哀しみのコルドバ[1][2][3]』、全国ツアーは『紅はこべ[4]』。
公演期間と公演場所
[編集]- 1995年1月1日 - 2月13日 宝塚大劇場 ※阪神・淡路大震災の為、1月16日[1]で中止
- 1995年4月3日 - 4月29日 東京宝塚劇場[2]
- 1995年3月18日 - 3月27日 劇場飛天[3] ※震災の為、1月16日をもって中断となった花組大劇場公演[3]。細川たかしの申し出による特別公演[3]。
- 1995年9月16日 - 10月8日 全国ツアー[4]
全国ツアーの日程
[編集]- 9月16・17日 市川市文化会館[4]
- 9月18日 川口総合文化センター[4]
- 9月20日 仙台・イズミティ21[4]
- 9月23・24日 韮崎市文化ホール[4]
- 9月26・27日 静岡市民文化会館[4]
- 9月29日 - 10月1日 広島厚生年金会館[4]
- 10月3・4日 鹿児島県文化センター[4]
- 10月6日 - 8日 小倉市民会館[4]
解説
[編集]※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演[5]参考。
この作品が宝塚ラストのショーとなった安寿ミラの魅力を、百万の美しい幻に託したファンタスティックなショー。暗黒の世界に生きる若者が求めた光と喜びの溢れる世界、月光の中で神の愛を求めて少年が踊る月の砂漠・・・など様々な幻想の世界を、若さ溢れる花組の多彩な魅力を活かして描いた。
ジャズの場面は、リンダ・ヘーバーマンによる振付である。
スタッフ
[編集]※氏名の後ろに「宝塚[1]」「東京[2]」「飛天[3]」「全国[4]」の文字がなければ全劇場共通。
- 作曲・編曲:寺田瀧雄/吉田優子/高橋城/西村耕次
- 音楽指揮:小高根凡平(宝塚・飛天・全国)、清川知己(東京)
- 演奏:東宝オーケストラ(東京)
- 振付:羽山紀代美/名倉加代子/リンダ・ヘーバーマン
- 装置:大橋泰弘
- 衣装:任田幾英
- 照明:今井直次
- 音響:加門清邦
- 小道具:万波一重
- 効果:切江勝
- 演出助手:木村信司/齋藤吉正
- 装置補:新宮有紀
- 衣装補:田口美香
- 舞台進行:恵見和弘
- 舞台監督:佐田民夫(東京)/阿部雅一(東京)/齋藤昭彦(東京)/藤村信一(東京)
- 製作担当:伊藤万寿夫(東京)
- 制作:久保孝満
主な配役
[編集]- スーパー・ビジョン、メガ・スター、ダンサーS、恋人男S、マンボキング、レダ、ソウル・スター、ファイナル・ダンサー、ファイナル・スター - 安寿ミラ
- メガ・ガールS、マリア、恋人女S、マンボ・クイーン、パレードの女S - 森奈みはる
- メガ・ボーイS、シャドウS、ジゴロS、マンボの男S、白鳥、ファイナル・シンガー、パレードの男S - 真矢みき
- ダーク・ダンサー、メガ・ボーイA、ダンディ、ラテン・ラバー、マンボの男A、歌手、メガ・シンガー男 - 愛華みれ
- ミリア、歌うセニョリータ、マンボの女A、メガ・シンガー女、エトワール - 純名里沙
全国[4]
- スーパー・ヴィジョン、シャドウS、愛のスター、恋人男S、マンボキング、レダ、踊る紳士S、パレードの男S - 真矢みき
- メガ・ガールS、マリア、歌うセニョリータ、恋人女S、マンボクイーン、シンギング・レディ、パレードの女S - 純名里沙
- メガ・ボーイS、歌手、ジゴロS、マンボの男S、歌手、メガ・シンガー男 - 愛華みれ
- ダーク・ダンサー、メガ・ボーイA、歌手、ジゴロA、白鳥 - 紫吹淳
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。