メガロープレプロジェクト
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メガロープレプロジェクト | |
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ジャンル | ロールプレイングゲーム |
開発元 | セガ・エンタープライゼス |
発売元 | セガ・エンタープライゼス |
1作目 |
新創世記ラグナセンティ (1994年6月17日) |
最新作 |
サージングオーラ (1995年3月17日) |
メガロープレプロジェクト(megaロープレproject)とは、セガ・エンタープライゼスによって1994年から1995年にかけて展開されたメガドライブ用ロールプレイングゲーム(ロープレ)のプロジェクト。
概要
[編集]1994年当時、メガドライブの有名RPGは「シャイニングシリーズ」や「ファンタシースターシリーズ」くらいしかなく、競合機と比べて「RPGに弱い」という特徴があった。そこで、セガは1994年後半より「メガロープレ」プロジェクトを打ち出し、RPGの強化を図った。(セガは「ロープレ」で商標を取っていたので、RPGのことを「ロープレ」と呼んでいた)
第1弾は『新創世記ラグナセンティ』(1994年6月発売)。メガドライブにおけるロープレの「新しい形」を打ち出すと言いながら、競合機の『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』にグラフィックもプレイ感も酷似している点が批判されたものの、やりこんだプレイヤーには「ゼルダを超えている」[1]と評価され、好評だった。他のタイトルもおおむね好評だった。
メガロープレプロジェクトのソフトのパッケージには記念のバッジが同梱されていた(『ラグナセンティ』は購入者に店頭でバッジを手渡しだったので、貰い損ねた人もいた。シャイニングフォースCDのバッジも手渡しだったらしい。『アフターハルマゲドン外伝 魔獣闘将伝エクリプス』のみはステッカー同梱)。ソフトそれぞれのデザインのバッジが全6種類と、アフターハルマゲドン外伝のステッカー、応募者に抽選でもらえる「megaロープレproject」と書かれたバッジが存在する。
作品一覧
[編集]- 新創世記ラグナセンティ:1994年6月17日発売[2]。ネクステック第1弾作品。
- シャイニングフォースCD:1994年7月22日発売。ゲームギア版『I』『II』に新たなシナリオを加えたもの。
- ドラゴンスレイヤー英雄伝説:1994年9月16日発売。他機種からの移植である。かなり古い作品であるが、ファルコムの代表作として、セガ・ファルコム設立時よりメガドライブへの移植の要望が多かった。
- アフターハルマゲドン外伝 魔獣闘将伝エクリプス:1994年11月11日発売。メガCD用の本格派RPG。プレミアムステッカー付。
- ストーリー オブ トア 〜光を継ぐ者〜:1994年12月9日発売。エインシャントが開発。古代祐三のBGMが特徴。1994年の年末商戦の目玉タイトルとして用意され、音楽もプレイ感も実際に評価が高かった。
- ドラゴンスレイヤー英雄伝説II:1995年1月20日発売。初代と同時に移植が発表された。
- サージングオーラ:1995年3月17日発売。キャラクターデザインにいのまたむつみを起用していることが特徴。
参照
[編集]- ^ 『BEEP!メガドライブ』1994年7月号、p.15
- ^ “ソフトウェア一覧(セガ発売)”. セガハード大百科. セガ. 2022年9月5日閲覧。