メイドインアビス (アニメ)
メイドインアビス | |
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ジャンル | ダークファンタジーアドベンチャー[1] |
アニメ:メイドインアビス(第1期) メイドインアビス 烈日の黄金郷(第2期) | |
原作 | つくしあきひと |
監督 | 小島正幸 |
シリーズ構成 | 倉田英之 |
キャラクターデザイン | 黄瀬和哉 黒田結花(第2期) |
音楽 | Kevin Penkin |
アニメーション制作 | キネマシトラス |
製作 | メイドインアビス製作委員会 |
放送局 | AT-Xほか |
放送期間 | 第1期:2017年7月7日 - 9月29日 第2期:2022年7月6日 - 9月28日 |
話数 | 第1期:全13話 第2期:全12話 |
映画:劇場版総集編メイドインアビス 【前編】旅立ちの夜明け/【後編】放浪する黄昏 | |
原作 | つくしあきひと |
監督 | 小島正幸 |
制作 | キネマシトラス |
製作 | メイドインアビス製作委員会 |
配給 | 角川ANIMATION |
封切日 |
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上映時間 |
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その他 | PG12指定(後編のみ) |
映画:劇場版メイドインアビス深き魂の黎明 | |
原作 | つくしあきひと |
監督 | 小島正幸 |
脚本 | 倉田英之 |
キャラクターデザイン | 黄瀬和哉 |
音楽 | Kevin Penkin |
制作 | キネマシトラス |
製作 | メイドインアビス製作委員会 |
配給 | 角川ANIMATION |
封切日 | 2020年1月17日 |
上映時間 | 105分 |
その他 | R15+指定 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | アニメ |
ポータル | アニメ |
『メイドインアビス』は、つくしあきひとによる同名の漫画作品を原作とした日本のテレビアニメシリーズおよび劇場版作品。第1期は2017年7月から9月までAT-X、TOKYO MXほかにて放送された[2][3]。第2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』(メイドインアビス れつじつのおうごんきょう)は、2022年7月から9月までAT-Xほかにて放送された[4]。
2019年1月には劇場版総集編が前後編に分けて公開された。2020年1月には新作劇場版『劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」』が公開された。
2023年1月15日、公式サイトで「烈日の黄金郷」の続編制作が決定したことが告知された[5]。
登場人物
[編集]スタッフ
[編集]第1期[2] | 第2期[4] | |
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原作 | つくしあきひと(竹書房「WEBコミックガンマ」) | |
監督 | 小島正幸 | |
副監督 | 垪和等 | |
助監督 | 飯野慎也 | |
シリーズ構成 | 倉田英之 | |
キャラクターデザイン | 黄瀬和哉 | |
- | 黒田結花 | |
デザインリーダー | 高倉武史 | |
モンスターデザイン | 吉成鋼 | |
プロップデザイン | 高倉武史 | 沙倉拓実 |
美術監督 | 増山修 | |
- | 関口輝 | |
美術設定 | 西俊樹、森川篤、shirakaba | 菱沼由典 |
色彩設計 | 山下宮緒 | |
撮影監督 | 江間常高 | |
編集 | 黒澤雅之 | |
音響監督 | 山田陽 | |
音響効果 | - | 野口透 |
音楽 | Kevin Penkin | |
音楽制作 | IRMA LA DOUCE | |
音楽プロデューサー | 飯島弘光 | |
プロデューサー | 山下愼平、竹中信広、木村淳、礒谷徳知 | |
鶴田美栄子、高木隆行、尾形光広 | 隅元優介、内林大道、有水宗治郎 | |
アニメーション プロデューサー |
小笠原宗紀 | |
アニメーション制作 | キネマシトラス | |
製作 | メイドインアビス製作委員会[注釈 1] | メイドインアビス「烈日の黄金郷」 製作委員会[注釈 2] |
制作
[編集]2015年4月ごろにキネマシトラスの制作プロデューサー・小笠原宗紀から本作の監督を依頼された小島正幸は、原作を読み、面白かったことから依頼を受けることにした[7]。
キャラクターデザインはキネマシトラスの提案によって黄瀬和哉が起用されており、小島はスタイリッシュな画風の黄瀬が可愛らしい絵を描くギャップが新鮮だったと述べている[8]。原作者のつくしあきひとも「大人を描くのが凄く上手い」と黄瀬のキャラクターデザインを称賛している[7]。
小島はレグの身体は殆どが金属で占めているものの生身に近い部分もあることから、効果音や撮影処理などにおいて工夫することを意識しているという[9]。
つくしは原作漫画の第1話が気に入っていなかったことからアニメの打ち合わせで「できるだけ冒頭は短く、ブラッシュアップしてほしい」と伝えており、その結果ハイレベルなものが出来たと語っている[10]。
TVシリーズ10話におけるリコの腕が折れるシーンの演技について、リコ役の富田美憂とレグ役の伊瀬茉莉也は偶然にも共に骨が折れた時の画像を閲覧してイメージしていたという[11]。
主題歌
[編集]- 「Deep in Abyss」
- 第1期オープニングテーマ。作詞はhotaru、作曲はKanadeYUK、Masahiro "Godspeed" Aoki、編曲はKanadeYUK、歌はリコ(富田美憂)、レグ(伊瀬茉莉也)。
- 「旅の左手、最果ての右手」
- 第1期エンディングテーマ。作詞・作曲・編曲は橋本由香利、歌はリコ(富田美憂)、レグ(伊瀬茉莉也)、ナナチ(井澤詩織、第10話から第12話のみ)。
- 「かたち」[12][13]
- 第2期オープニングテーマ。作詞はタナカ零、作曲・編曲はeba、歌は安月名莉子。
- 「Endless Embrace」[12][13]
- 第2期エンディングテーマ。作詞・作曲はMYTH & ROID、編曲はKevin Penkin、Tom-H@ck、歌はMYTH & ROID。
- 「GRAVITY」
- 第2期挿入歌。作詞はKevin PenkinとArnór Dan(英: Arnór Dan)、作曲はKevin Penkin、歌はArnór Dan。
評価
[編集]文芸評論家の町口哲生は、恐怖とは無縁と思われる冒険ファンタジーの世界に可愛らしいキャラクターを登場させ、「幼稚」ともいえる作品と見せかけてから、実は恐怖の世界を描いている作品の代表例に本作を挙げている[14]。
ライターのまにょは本作について、劇伴にはオーストラリア人作曲家のケビン・ペンキンを起用し、レコーディングもウィーンで行われたこともあって、日本アニメとしては規格外の仕上がりになっていると称賛しており、ストーリーについても「幼い主人公たちに課せられる試練は並々ならぬもので、後半は涙なしには鑑賞できなかった」と述べている。また、同氏は「リアルサウンド」で行った年末企画「2017年 年間ベストアニメTOP10」にて本作を2位としている[15]。
ライターの倉田雅弘は本作について以下のように述べている。
『メイドインアビス』が観る者の心に刺さるのは、劇中で描かれる痛みが生きている証しであり、信念を貫こうとする足掻きだからだ。傷つきながらも前へ進むことを諦めないリコたちの姿は、忘れかけていた冒険心を刺激し、そして世界は残酷で美しくあるからこそ、命がけで探る価値があるということを思い出させてしまうのだ。 — 倉田雅弘[16]
各話リスト
[編集]話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 | ||||||||||||||||||
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第1期『メイドインアビス』 | ||||||||||||||||||||||||
第1話 | 大穴の街 | 倉田英之 | 小島正幸 | 垪和等 | 黄瀬和哉 | 2017年 7月7日 |
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第2話 | 復活祭 | 森賢 |
| 7月14日 | ||||||||||||||||||||
第3話 | 出発 | 孫承希 | 樋口香里 | 7月21日 | ||||||||||||||||||||
第4話 | アビスの淵 | 小柳啓伍 | 飯野慎也 | 伊藤晋之 | 7月28日 | |||||||||||||||||||
第5話 | 火葬砲 | 小島正幸 | 工藤利春 | 藤優子 | 8月4日 | |||||||||||||||||||
第6話 | 阿保孝雄 | 垪和等 | 安田祥子 | 8月11日 | ||||||||||||||||||||
第7話 | 不動卿 | 倉田英之 | 飯野慎也 |
| 8月18日 | |||||||||||||||||||
第8話 | 生存訓練 | 小島正幸 |
| 8月25日 | ||||||||||||||||||||
第9話 | 大断層 | 垪和等 |
| 9月1日 | ||||||||||||||||||||
第10話 | 毒と呪い | 小柳啓伍 | 孫承希 |
| 9月8日 | |||||||||||||||||||
第11話 | ナナチ |
| 工藤利春 |
| 9月15日 | |||||||||||||||||||
第12話 | 呪いの正体 | 小島正幸 |
| 9月22日 | ||||||||||||||||||||
第13話 | 挑む者たち | 倉田英之 | 小島正幸 | 森賢 |
| 9月29日 | ||||||||||||||||||
第2期『メイドインアビス 烈日の黄金郷』 | ||||||||||||||||||||||||
第1話 | 羅針盤は闇を指した | 倉田英之 | 小島正幸 | 小島正幸 |
| 2022年 7月6日 |
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第2話 | 還らずの都 | 小池裕樹 | 伊藤晋之 | 7月13日 | ||||||||||||||||||||
第3話 | 成れ果て村 | 垪和等 | 谷紫織 | 7月20日 | ||||||||||||||||||||
第4話 | 友人 |
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| 7月27日 | ||||||||||||||||||||
第5話 | 秘匿 | 古桑孝治 |
| 8月3日 | ||||||||||||||||||||
第6話 | 呼び込み | 小島正幸 | 宝井俊介 |
| 8月10日 | |||||||||||||||||||
第7話 | 欲望の揺籃 | 小池裕樹 |
| 8月17日 | ||||||||||||||||||||
第8話 | 願いの形 | 中西基樹 |
| 8月24日 | ||||||||||||||||||||
第9話 | 帰還 | 垪和等 |
| 8月31日 | ||||||||||||||||||||
第10話 | 拾うものすべて | 小出卓史 |
| 9月7日 | ||||||||||||||||||||
第11話 | 価値 | 小島正幸 | 宝井俊介 |
| 9月14日 | |||||||||||||||||||
第12話 | 黄金 |
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| 9月28日 |
放送局
[編集]放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [18] | 備考 |
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2017年7月7日 - 9月29日 | 金曜 21:30 - 22:00 | AT-X | 日本全域 | 製作参加 / CS放送 / リピート放送あり |
2017年7月8日 - 9月30日 | 土曜 1:40 - 2:10(金曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | |
土曜 3:00 - 3:30(金曜深夜) | BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 | |
2017年7月9日 - 10月1日 | 日曜 1:30 - 2:00(土曜深夜) | KBS京都 | 京都府 | |
2017年7月10日 - 10月2日 | 月曜 1:25 - 1:55(日曜深夜) | サガテレビ | 佐賀県 | |
月曜 2:05 - 2:35(日曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | ||
月曜 2:35 - 3:05(日曜深夜) | TVQ九州放送 | 福岡県 | 第2期は非ネット。 | |
2017年7月10日 - 9月25日 2017年10月3日 |
月曜 23:30 - 火曜 0:00 火曜 0:30 - 1:30(月曜深夜) |
サンテレビ | 兵庫県 |
インターネットではAmazonプライム・ビデオにて独占配信され、放送終了後はその他のVODサービスでも配信された。
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 [18] | 備考 |
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2022年7月6日 - 9月28日 | 水曜 22:30 - 23:00 | AT-X | 日本全域 | 製作参加 / CS放送 / 字幕放送[20] / リピート放送あり |
2022年7月7日 - 9月29日 | 木曜 1:00 - 1:30(水曜深夜) | BS11 | 日本全域 | BS放送 / 『ANIME+』枠 |
木曜 1:05 - 1:35(水曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | ||
サンテレビ | 兵庫県 | |||
KBS京都 | 京都府 | |||
2022年7月8日 - 9月30日 | 金曜 2:35 - 3:05(木曜深夜) | テレビ愛知 | 愛知県 | |
2022年7月11日 - 10月3日 | 月曜 1:25 - 1:55(日曜深夜) | サガテレビ | 佐賀県 |
BD / DVD
[編集]巻 | 発売日 | 収録話 | 規格品番 | |||
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BD限定版 | BD通常版 | DVD限定版 | DVD通常版 | |||
第1期[21] | ||||||
上 | 2017年10月25日 | 第1話 - 第7話 | - | ZMAZ-11541 | - | ZMSZ-11551 |
下 | 2017年12月22日 | 第8話 - 第13話 | ZMAZ-11542 | ZMSZ-11552 | ||
劇場版総集編[22] | ||||||
前編 | 2019年11月27日 | 旅立ちの夜明け | - | ZMXZ-13601 | - | ZMBZ-13611 |
後編 | 放浪する黄昏 | ZMXZ-13602 | ZMBZ-13612 | |||
劇場版[23] | ||||||
劇場版 | 2020年9月25日 | 深き魂の黎明 | ZMXZ-14201 | ZMXZ-14202 | - | ZMBZ-14203 |
第2期[24] | ||||||
上 | 2022年10月26日 | 第1話 - 第6話 | - | ZMAZ-15961 | - | ZMSZ-15981 |
下 | 2022年12月23日 | 第7話 - 第12話 | ZMAZ-15972 | ZMAZ-15962 | ZMSZ-15992 | ZMSZ-15982 |
Webラジオ
[編集]『ラジオインアビス 〜リコとナナチの探窟ラジオ〜』は、2017年7月3日(第1回)から10月23日(第9回)まで音泉にて隔週月曜に配信されたWebラジオ[25]。パーソナリティはリコ役の富田美憂とナナチ役の井澤詩織。メイドインアビス劇場版総集編の公開を記念し、不定期更新の形で2018年11月12日(第10回)から2019年2月8日(第13回)まで『ラジオインアビス 〜リコとレグとナナチの探窟ラジオ〜』のタイトル名にリニューアルして配信が再開された。リニューアルに伴いパーソナリティーにはレグ役の伊瀬茉莉也が加わった[25]。
ゲスト
・第1・5回(7月3日・8月28日) 伊瀬茉莉也
・第3回(7月31日) 村田太志
・第4回(8月14日) 大原さやか
・第8回(10月9日) 喜多村英梨
・第9回(10月23日) つくしあきひと
劇場アニメ
[編集]これまでテレビシリーズ第1期の総集編が2作、完全新作劇場版が1つ作られている。
劇場版総集編
[編集]2019年1月4日に第1話から第7話Aパートを再編集し新規カットを追加した『劇場版総集編【前編】メイドインアビス 旅立ちの夜明け』が、2019年1月18日に第7話Bパートから第13話を再編集し新規カットを追加した『劇場版総集編【後編】メイドインアビス 放浪する黄昏』がそれぞれ公開された[26]。前編はG指定だが、後編はPG12指定。興行収入は前編3200万円、後編3000万円[27]。
再編集に伴い、新規シーン追加のほか、一部シーンのカット、BGMの追加などが行われている。
深き魂の黎明(完全新作劇場版)
[編集]メイドインアビス 深き魂の黎明 | |
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MADE IN ABYSS Dawn of the Deep Soul | |
監督 | 小島正幸 |
脚本 | 倉田英之 |
原作 | つくしあきひと |
出演者 |
富田美憂 伊瀬茉莉也 井澤詩織 水瀬いのり 森川智之 |
音楽 | Kevin Penkin |
主題歌 | MYTH & ROID「Forever Lost」 |
撮影 | T2 studio |
編集 | 黒澤雅之 |
制作会社 | キネマシトラス |
製作会社 | メイドインアビス「深き魂の黎明」製作委員会[注釈 3] |
配給 | 角川ANIMATION |
公開 | 2020年1月17日 |
上映時間 | 105分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 6億6000万円 |
2020年1月17日より『劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」』と題し、約50スクリーン規模で劇場公開[注釈 4]。興行収入は6億6000万円[28]。テレビシリーズ及び劇場版総集編の続編で、第4巻の途中から第5巻でのボンドルドとの対決が描かれる。
本作は当初PG12指定とされていたが、映倫の最終審査の結果R15+指定に引き上げられた[29]ため、製作委員会が「15歳未満且つ前売り券を所持している者に限り、2019年12月28日から2020年1月末までチケット代を返金する」ことを発表する事態となった[30]。
劇場版総集編前編の公開初日である2019年1月4日、正式タイトルを発表。同年7月6日に公開日を発表。2020年1月13日(月)より東京メトロ副都心線・有楽町線の一部車両で中づり広告を展開。[31]
同時上映(作品サイドでは「観る入場者特典」と称している)はショートアニメ『マルルクちゃんの日常』。全4話構成で本編の上映前に毎週異なるエピソードが流される。このショートアニメは2019年4月1日にエイプリルフールのジョークとして「諸般の事情で本編をこちらに変更する」とした際に使われたイラスト画像が元になっている[32]。
スタッフ(深き魂の黎明)
[編集]- 原作 - つくしあきひと
- 監督 - 小島正幸
- 副監督 - 垪和等
- 脚本 - 倉田英之
- キャラクターデザイン - 黄瀬和哉
- 総作画監督 - 齊田博之
- 作画監督 - 小栗寛子、崎本さゆり
- エフェクト作画監督 - 橋本敬史
- 生物デザイン - 吉成鋼
- デザインリーダー - 高倉武史
- コンテ - 小島正幸、酒井智史
- 演出 - 高橋賢、垪和等、森賢
- アクションアニメーター - 酒井智史、杉田柊
- メインアニメーター - 小里明花、小池裕樹、小出卓史、黒田結花、谷紫織、馬場健
- 美術監督 - 増山修
- 美術設定 - 西俊樹、平柳悟、菱沼由典
- 色彩設計 - 山下宮緒
- 撮影監督 - 江間常高
- 音響監督 - 山田陽
- 音響効果 - 野口透
- 音楽 - Kevin Penkin
- 音楽プロデューサー - 飯島弘光
- 音楽制作 - IRMA LA DOUCE
- 音楽制作協力 - KADOKAWA
- 主題歌 - MYTH & ROID「Forever Lost」
- アニメーション制作 - キネマシトラス
- 製作 - メイドインアビス製作委員会
- 配給 - 角川ANIMATION
制作(深き魂の黎明)
[編集]リコ役の富田美憂は、劇場の音響では泣いた時の喉のガラガラが目立つため「気持ちはそのまま、ガラガラな音を無くして」という自身にとっては難易度の高い指示を受けたと語っている[11]。ナナチ役の井澤詩織は、TVシリーズではナナチの恐怖心や憎しみを自身の中だけで想像するのは限界があったものの、今作ではボンドルド役の森川智之と同じ現場でアフレコすることができたことから、恐怖の感情を作りやすかったと語っている[11]。
評価(深き魂の黎明)
[編集]Blu-ray(限定版)の初週推定売上は13,660枚を記録している[33]。
ライターの井中カエルは本作がなぜR-15指定となったかについて以下のような考察をしている。
本作がR15の指定を受けた原因は、おそらくキャラクターデザインにあるのではないだろうか。映倫のコメントにも「児童に対する」という文言があるが、本作はキャラクターデザインを3、4頭身ほどと極端に低く設定しており、大人のキャラクターとの身長差は現実とかけ離れているほか、設定上も12歳と幼い少女である。本作は“子どもが主人公”ということが強調されており、大人がメインキャラクターの作品よりも残虐な描写に対するハードルが上がったと考えられる。 — 井中カエル[34]
各話リスト(マルルクちゃんの日常)
[編集]話数 | サブタイトル | 上映期間 |
---|---|---|
第1話 | おねがい | 2020年1月17日 - 1月23日 |
第2話 | おつかい | 2020年1月24日 - 1月30日 |
第3話 | おそうじ | 2020年1月31日 - 2月6日 |
第4話 | おもいで | 2020年2月7日 - 2月13日 |
パチスロ・パチンコ
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ KADOKAWA、Cygames、竹書房、キネマシトラス、AT-X、ソニー・ミュージックコミュニケーションズ、鐘通インベストメント、グローバル・ソリューションズ、角川メディアハウス
- ^ KADOKAWA、Cygames、竹書房、AT-X、ソニー・ミュージックソリューションズ、角川メディアハウス
- ^ KADOKAWA、Cygames、竹書房、AT-X、ソニー・ミュージックソリューションズ、鐘通インベストメント、グローバル・ソリューションズ、角川メディアハウス
- ^ 公開直後から上映されていない地方を中心に角川ANIMATIONへの問い合わせが寄せられ、2020年2月28日よりセカンド上映として約90〜100スクリーン程度(このうち約40〜50スクリーンは4DX版・MX4D版として上映)の追加が決定した。ただしショートアニメ『マルルクちゃんの日常』は上映しない。
出典
[編集]- ^ 1巻、裏表紙。
- ^ a b “TVアニメ『メイドインアビス』リコ&レグを演じる担当声優が明らかに!放送時期やアニメPV第1弾なども公開”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2017年3月25日) 2017年3月25日閲覧。
- ^ “夏アニメ「メイドインアビス」、放送情報公開! AT-X、TOKYO MXほかで2017年7月7日より放送開始”. アキバ総研. カカクコム (2017年5月26日). 2017年5月26日閲覧。
- ^ a b “「メイドインアビス 烈日の黄金郷」PV第1弾公開!キャストに平田広明、斎賀みつきら”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年11月21日) 2022年2月20日閲覧。
- ^ @miabyss_anime (2023年1月15日). "アニメ「メイドインアビス 烈日の黄金郷」続編制作決定PV公開". X(旧Twitter)より2023年2月5日閲覧。 }
- ^ a b c メガミマガジン2017/9 2017, p. 60.
- ^ a b “機会があるなら、また続けていければなと思っています――『メイドインアビス』つくしあきひと先生×小島正幸監督 対談!TVアニメ最終回から原作者が受け取ったモノ”. アニメイトタイムズ. (2017年10月26日) 2022年8月2日閲覧。
- ^ アニメージュ2017/9 2017, p. 68.
- ^ アニメージュ2017/9 2017, p. 69.
- ^ “2期放送直前!『メイドインアビス』を振り返る特集 原作・つくしあきひとインタビュー”. Febri. (2022年7月4日) 2022年8月2日閲覧。
- ^ a b c “映画『メイドインアビス深き魂の黎明』富田美憂×伊瀬茉莉也×井澤詩織インタビュー|ボンドルドはやっぱり嫌いになれない!?”. アニメイトタイムズ. (2020年1月17日) 2022年8月2日閲覧。
- ^ a b “ニュース | アニメ「メイドインアビス」公式サイト”. メイドインアビス製作委員会. 2022年5月9日閲覧。
- ^ a b “「メイドインアビス 烈日の黄金郷」PV第2弾~リコさん隊side~”. YouTube. 2022年5月9日閲覧。
- ^ 町口 2019, p. 125.
- ^ “年末企画:まにょの「2017年 年間ベストアニメTOP10」”. リアルサウンド. (2017年12月19日) 2022年8月2日閲覧。
- ^ “ハリウッドで実写映画化決定『メイドインアビス』 “トラウマ系”だけにとどまらない面白さ”. リアルサウンド. (2021年9月24日) 2022年8月2日閲覧。
- ^ “放送情報 TVシリーズ第1期”. TVアニメ「メイドインアビス」公式サイト. 2017年6月9日閲覧。
- ^ a b テレビ放送対象地域の出典:
- 政府規制等と競争政策に関する研究会 (2009年10月9日). “放送分野の動向及び規制・制度(資料2)” (PDF). 通信・放送の融合の進展下における放送分野の競争政策の在り方. 公正取引委員会. p. 2. 2018年10月24日閲覧。
- “基幹放送普及計画”. 郵政省告示第六百六十号. 総務省 (1988年10月1日). 2022年5月11日閲覧。
- “地デジ放送局情報”. 一般社団法人デジタル放送推進協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “放送情報 TVシリーズ第2期”. TVアニメ「メイドインアビス」公式サイト. 2022年6月3日閲覧。
- ^ “週間番組表 (2022/07/04〜2022/07/10)”. AT-X. エー・ティー・エックス. 2022年6月22日閲覧。
- ^ “Blu-ray&DVD”. TVアニメ「メイドインアビス」公式サイト. 2017年7月7日閲覧。
- ^ “Blu-ray&DVD”. TVアニメ「メイドインアビス」公式サイト. 2022年8月18日閲覧。
- ^ “Blu-ray&DVD”. 劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明- 公式サイト. 2022年8月18日閲覧。
- ^ “Blu-ra&DVD”. TVアニメ「メイドインアビス」公式サイト. 2022年8月18日閲覧。
- ^ a b “ラジオインアビス 〜リコとナナチの探窟ラジオ〜”. 音泉. 2017年6月18日閲覧。
- ^ “メイドインアビス:劇場版総集編が19年1月公開 前編のキービジュアルも公開”. 毎日新聞. 2018年7月28日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報 2020年3月下旬特別号』p.59
- ^ 『キネマ旬報』2021年3月下旬特別号 p.37
- ^ “劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」鑑賞区分(レイティング)変更に関するお知らせ”. アニメ「メイドインアビス」公式サイト (2019年12月25日). 2022年10月3日閲覧。
- ^ “劇場版「メイドインアビス 深き魂の黎明」2020年1月17日(金)より劇場公開決定!”. アニメ「メイドインアビス」公式サイト (2019年7月6日). 2022年10月3日閲覧。
- ^ “副都心線・有楽町線を「メイドインアビス」がジャック!”. アニメ「メイドインアビス」公式サイト (2020年1月10日). 2022年10月3日閲覧。
- ^ “「メイドインアビス」エイプリルフールネタが現実に! “マルルクちゃんの日常”、本当に映像化”. アニメ!アニメ!. 株式会社イード (2019年12月16日). 2019年12月17日閲覧。
- ^ 『ORICONエンタメ・マーケット白書 2020』オリコン・リサーチ、2021年3月31日、593頁。ISBN 978-4-87131-201-1。
- ^ “『メイドインアビス』はなぜ過酷描写を続けるのか? 根底にある“未知の世界”を探求する楽しさ”. リアルサウンド. (2020年2月1日) 2022年8月2日閲覧。
- ^ SLOTメイドインアビス ユニバーサルエンターテインメント、2024年1月9日閲覧。
- ^ “アビスがもたらすのは呪いか、祝福か「Pメイドインアビス 虹の黄金域」”. 遊技通信web (2024年7月4日). 2024年9月3日閲覧。
参考文献
[編集]- 三木浩也(発行) / 水谷隆介(編集)『メガミマガジン 2017年9月号』学研プラス、2017年7月29日、60頁。ASIN B071FMWJ94。
- 小宮英行(発行) / 川井久恵(編集)『アニメージュ 2017年9月号』徳間書店、2017年9月10日、68-69頁。ASIN B073LYTXT5。
- 町口哲生『平成最後のアニメ論 教養としての10年代アニメ』ポプラ社、2019年2月7日。ISBN 978-4-591-16239-2。
外部リンク
[編集]- TVアニメ「メイドインアビス」公式サイト
- TVアニメ「メイドインアビス 烈日の黄金郷」公式サイト
- 劇場版「メイドインアビス」-深き魂の黎明- 公式サイト
- TVアニメ「メイドインアビス」公式 (@miabyss_anime) - X(旧Twitter)