メイジャー・ペナー
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メイジャー・ペナー | |
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生誕 |
不明 不明 |
死没 | 1718年 |
海賊活動 | |
愛称 | 少佐(Major) |
階級 | 船長 |
活動地域 | カリブ海 |
指揮 | ボネッタ号 |
メイジャー・ペナー(Major Penner、名前不明、生年不明 - 1718年)は、カリブ海で活動した海賊、船長。
なお、メイジャー(Major)は、(陸軍またはイギリス海兵隊の)少佐を意味し、通称であって名前ではない(ウィリアム・キッドをキャプテン・キッド(キッド船長)と呼ぶのと同じ)。キャプテン(Captain、船長または海軍大佐)よりも、メイジャー(陸軍少佐)と呼ばれることを好んだという[1]。
人物
[編集]1718年7月にニュープロビデンス島のナッソーに着任した初代バハマ総督ウッズ・ロジャーズに対し降伏して、1718年1月に布告された王の恩赦(海賊に対し、9月5日までに降伏すれば、それまでのすべての海賊行為を赦免する、というもの)を受けて引退した海賊船長の1人であり、それ以外の記録はほとんどなく、来歴も不明。キャプテン・チャールズ・ジョンソンの『海賊史』では当時、ニュープロビデンス島にいた海賊たちの指揮官(Commanders)として、ベンジャミン・ホーニゴールドやチャールズ・ヴェインといった他の有名な海賊と共に、その名が言及されている。『海賊史』によれば、結局ペナーはその年のうちに海賊に復帰したが、すぐに殺され、36門の大砲を備えた海賊船ボネッタ(Bonetta)号ごと手下たちは捕らえられたという[2][3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ Fox, Edward Theophilus (2013) (英語). 'Piratical Schemes and Contracts': Pirate Articles and Their Society 1660-1730. Exeter UK: University of Exeter. p. 147 8 September 2017閲覧。
- ^ 海賊列伝・上 2012, p. 39.
- ^ Johnson, Captain Charles (1724). A GENERAL HISTORY OF THE PYRATES. London: T. Warner 18 June 2017閲覧。
参考文献
[編集]- 『海賊史』 キャプテン・チャールズ・ジョンソン著 (1724年)
- チャールズ・ジョンソン; 朝比奈一郎(訳)『海賊列伝(上)』中央公論新社〈中公文庫〉、2012年。ISBN 978-4122056107。