コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

ミロ・ツェラル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スロベニアの政治家
ミロ・ツェラル
Miro Cerar
ジミロ・ツェラル(2014年7月)
生年月日 (1963-08-25) 1963年8月25日(61歳)
出生地 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の旗 ユーゴスラビア社会主義連邦共和国
スロベニア社会主義共和国の旗 スロベニア社会主義共和国
リュブリャナ
現職 法律家、学者
所属政党 無所属(- 2014年)
現代中央党(2014年 - 2020年)
無所属(2020年 - )
親族 ミロスラフ・ツェラル(父)
ズデンカ・ツェラル(母)
宗教 カトリック教会
サイン

在任期間 2014年9月18日 - 2018年9月13日
元首 ボルト・パホル
テンプレートを表示

ミロスラフ・ツェラルスロベニア語: Miroslav Cerar ml. ミロスラウ・ツェラル・ムライシ1963年8月25日 - )、通称ミロ・ツェラルスロベニア語: Miro Cerar)は、スロベニアの法律家、政治家。2014年から2018年まで同国の首相を務めた。政治とは関わりのない経歴を持ち、首相に就任した時点でも政治の経験は比較的浅かった。中道の現代中央党(略称SMC、旧称ミロ・ツェラル党)を2020年まで率いた。

父はオリンピックの体操競技で金メダルを獲得した法律家のミロスラフ・ツェラル英語版、母は元法相で検事総長も務めたズデンカ・ツェラル英語版である[1]

経歴

[編集]

リュブリャナ大学法学部の教授[2]国民議会の法務顧問[3]を歴任した。

2014年5月のアレンカ・ブラトゥシェク政権総辞職後、ツェラルは国政への進出を表明した[4]。6月2日には新党としてミロ・ツェラル党(SMC)を創立[5]。7月の総選挙で同党が90議席中36議席を獲得する[3]と、ツェラルが首相に指名された[6]。ミロ・ツェラル党は2015年3月7日に現代中央党 (SMC)と党名を変更した。

2017年9月にコペル-ディヴァーチャ間第2鉄道の建設を問う国民投票英語版を実施しツェラルの主張通り賛成多数で承認されたが、2018年3月14日に最高裁が国民投票を無効としたため、抗議するため同日中に首相を辞任すると発表[7]。同年6月3日の総選挙英語版では反移民を掲げるヤネス・ヤンシャ元首相率いる中道右派・民主党が25議席を獲得して第1党となった[8]が新首相の選出は難航し、結局はツェラルの現代中央党も含む中道左派連合がコメディアン出身でカムニーク市長のマリヤン・シャレツを新首相に擁立、8月に議会にて選出された[9]。2018年9月13日に退任。

出典

[編集]

外部リンク

[編集]
公職
先代
アレンカ・ブラトゥシェク
スロベニアの首相
2014年 - 2018年
次代
マリヤン・シャレツ