ミラノの恋人
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ミラノの恋人 | |
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Delitto d'amore | |
ジュリアーノ・ジェンマと ステファニア・サンドレッリ | |
監督 | ルイジ・コメンチーニ |
脚本 |
ウーゴ・ピッロ ルイジ・コメンチーニ |
原案 | ウーゴ・ピッロ |
製作 | ジャンニ・ヘクト・ルカーリ |
製作総指揮 | レナート・ヤボーニ |
出演者 |
ジュリアーノ・ジェンマ ステファニア・サンドレッリ |
音楽 | カルロ・ルスティケッリ |
撮影 | ルイジ・クヴェイレル |
編集 | ニーノ・バラーリ |
製作会社 | ドクメント・フィルム |
配給 |
ティタヌス 東宝東和 |
公開 |
1974年4月27日 1976年5月22日 |
上映時間 | 106分 |
製作国 | イタリア |
言語 | イタリア語 |
『ミラノの恋人』(ミラノのこいびと、イタリア語: Delitto d'amore, 「愛の犯罪」の意)は、1974年(昭和49年)製作・公開、ルイジ・コメンチーニ監督のイタリア映画である[1][2]。第27回カンヌ国際映画祭コンペティション参加作品[1][3]。
略歴・概要
[編集]本作は、1974年、イタリアの映画プロデューサージャンニ・ヘクト・ルカーリが製作を開始、ロンバルディア州ミラノ県ミラノおよび同県郊外のチニゼッロ・バルサモでロケーション撮影、ラツィオ州ローマ県ローマのINCIR=デ・パオリス撮影所でセット撮影を行い、完成した[1]。ウーゴ・ピッロの執筆した原案を、ピッロとコメンチーニの2人で脚色した[1]。
イタリアでは、ティタヌスが配給して同年4月27日に公開され、同年5月9日に開催された第27回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された[1][3]。
日本では、東宝東和が配給して1976年(昭和51年)5月22日に劇場公開された。ビデオグラムに関しては、1984年(昭和59年)12月30日、コロムビアミュージックエンタテインメント(現在の日本コロムビア)が、5年後の1989年(平成元年)6月20日、NHKエンタープライズが「NHK VOOK」レーベルとして、それぞれVHSベースで発売したが、2011年(平成23年)2月現在に至るまでDVD販売は行われていない[4]。
スタッフ
[編集]- エグゼクティヴプロデューサー : レナート・ヤボーニ (Renato Jaboni [5])
- プロデューサー : ジャンニ・ヘクト・ルカーリ (Gianni Hecht Lucari)
- 監督 : ルイジ・コメンチーニ
- 原案 : ウーゴ・ピッロ (Ugo Pirro)
- 脚本 : ウーゴ・ピッロ、ルイジ・コメンチーニ
- 撮影 : ルイジ・クヴェイレル (Luigi Kuveiller)
- 美術 : ダンテ・フェッレッティ (Dante Ferretti)
- 編集 : ニーノ・バラーリ (Nino Baragli)
- 音楽 : カルロ・ルスティケッリ
- 日本語字幕 : 山崎剛太郎
キャスト
[編集]- クレジット順
- ジュリアーノ・ジェンマ(吹き替え:野沢那智) - ヌッロ・ブランツィ
- ステファニア・サンドレッリ - カルメーラ・サントーロ
- ブリツィオ・モンティナーロ (Brizio Montinaro) - パスクァーレ
- レナート・スカルパ (Renato Scarpa) - 医者
- チェージラ・アッビアーティ (Cesira Abbiati [6]) - アダルジーザ
- リナ・フランケッティ (Rina Franchetti) - ヌッロの母
- エミリオ・ボヌッチ (Emilio Bonucci [7]) - ヌッロの弟
- アントニオ・イオディーチェ (Antonio Iodice)
- ピッポ・スタルナッツァ (Pippo Starnazza) - 庭師
- ヴァルテル・ピネッティ・ヴァルディ (Walter Pinetti Valdi, ヴァルテル・ヴァルディ Walter Valdi) - 市長
- ブルーノ・カッタネオ (Bruno Cattaneo)
- トルクァート・テッサリーニ (Torquato Tessarini [8])
- マリーザ・ロザレス (Marisa Rosales [9])
- ルイジ・アントニオ・グェッラ (Luigi Antonio Guerra)
- カルラ・マンチーニ (Carla Mancini)
註
[編集]- ^ a b c d e Delitto d'amore, インターネット・ムービー・データベース , 2011年2月24日閲覧。
- ^ Delitto d'amore, allmovie , 2011年2月24日閲覧。
- ^ a b Delitto d'amore, カンヌ国際映画祭 , 2011年2月24日閲覧。
- ^ ミラノの恋人、allcinema ONLINE, 2011年2月24日閲覧。
- ^ Renato Jaboni - IMDb , 2011年2月24日閲覧。
- ^ Cesira Abbiati - IMDb , 2011年2月24日閲覧。
- ^ Emilio Bonucci - IMDb , 2011年2月24日閲覧。
- ^ Torquato Tessarini - IMDb , 2011年2月24日閲覧。
- ^ Marisa Rosales - IMDb , 2011年2月24日閲覧。
参考文献
[編集]- 『イタリア映画史入門 1905 - 2003』 : ジャン・ピエロ・ブルネッタ、訳川本英明、鳥影社、2008年7月 ISBN 4862651445
関連事項
[編集]外部リンク
[編集]- ミラノの恋人 - ウェイバックマシン(2013年3月31日アーカイブ分) - movie-fan.jp
- Delitto d'amore - カンヌ国際映画祭
- ミラノの恋人 - allcinema
- ミラノの恋人 - KINENOTE
- Delitto d'amore - オールムービー
- Delitto d'amore - IMDb