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ミュニシパリティ・オブ・ウラーラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Municipality of Woollahra
ニューサウスウェールズ州
 ワトソンズ・ベイのキャンプ・コウヴ・ビーチ。
 濃い青がウラーラの所在地
Municipality of Woollahraの位置(ニューサウスウェールズ州内)
Municipality of Woollahra
Municipality of Woollahra
座標南緯33度53分 東経151度15分 / 南緯33.883度 東経151.250度 / -33.883; 151.250座標: 南緯33度53分 東経151度15分 / 南緯33.883度 東経151.250度 / -33.883; 151.250
人口55,228
 • 人口密度4,400/km2 (11,000/sq mi)
面積12 km2 (4.6 sq mi)
議会ダブル・ベイ
地域シドニー都市圏
州選挙区Vaucluse、Sydney
代議院選出地区Wentworth
ウェブサイトMunicipality of Woollahra

ミュニシパリティ・オブ・ウラーラ (Municipality of Woollahra) は、オーストラリアニューサウスウェールズ州の地方公共団体

概要

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シドニーCBDの東5kmに位置している。リアス式海岸の上に街が展開しているため、急な坂が多い地形である。シドニーで最も平均所得が高い地域であり、ダブル・ベイやベルヴュー・ヒルには豪壮な邸宅が建ち並ぶ。

サーキュラー・キーからのフェリーは、ダブル・ベイ 行きとワトソンズ・ベイ行きがある。鉄道はエッジクリフ駅が最寄り駅となるが、ボンダイ・ジャンクション駅も比較的近い。

19世紀植民地獲得競争におけるイギリスフランス両国の対立を背景に、湾口部のワトソンズ・ベイには砲台が設置され、シドニー防衛の拠点であった歴史を持つ。タスマン海を望むこの地区は、シドニー・ハーバー国立公園en1975年設立[1])として、現在整備されている。

構成サバーブ

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ミュニシパリティ・オブ・ウラーラは、以下のサバーブで構成されている。

歴史

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ウラーラ(Woollahra)の地名は、アボリジニの言語で、「キャンプ」や「集会所」と言った意味であると考えられている[2]

この地域で最初に住民が定住したのは、シドニー湾に最初のヨーロッパ人が上陸した2年後の1790年のことである[3]。その後、周辺の土地が付与あるいは購入と言う形で、白人の手に渡った[3]

1859年、ダーリン・ポイント、パディントン、ワトソンズ・ベイに住む144人の署名を載せた市制施行の請願書が提出され、反対も無かったことから、1860年4月17日、ウラーラは地方公共団体となった[2]1947年、ウラーラから現在の位置に市役所が移転した[2]

ウラーラ、ダブル・ベイ、パディントンをのぞき、この地域は、産業が育たず、もっぱら、住宅街として、街は発展していったが、1960年代には、パディントン、ウラーラにもジェントリフィケーションの波が襲った[3]

この地域には、世界中から多くの意味が移住してきた。華人系の住民は、1880年代に、ダブル・ベイやローズ・ベイに中国式庭園を建設し、19世紀に移住したポルトガル系の捕鯨業者は、教会を建築したことで知られる[3]第二次世界大戦以降、ダブル・ベイを中心に多くのヨーロッパ人が移住してきたことから、街の容貌の変化に大きな影響を与えた[3]

議会

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ミュニシパリティ・オブ・ウラーラの議会は、15人によって構成される。任期は4年。選挙区は5つで、それぞれの選挙区から3人の議員が選出される。最新の議会選挙は、2012年9月8日に実施された[4][5][6][7][8]。議席は、オーストラリア労働党9議席、市民会派のResidents First Woollahraが5議席、オーストラリア緑の党が1議席を獲得した[4][5][6][7][8]。市長は、議会選挙後の最初の議会で15人の議員の中から選出される。市長は、オーストラリア労働党のAndrew Petrie[9]

脚注

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  1. ^ Sydney Harbour National Park”. Office of Environment & Heritage, NSW National Parks & Wildlife Service (New South Wales Gorvernment). 2012年10月31日閲覧。
  2. ^ a b c Jarvis & Kelly (1960). The History of Woollahra. Sydney: Halstead Press 
  3. ^ a b c d e A brief history of Woollahra”. Municipality of Woollahra. 2012年10月31日閲覧。
  4. ^ a b Woollahra Municipal Council - Bellevue Hill Ward”. Local Government Elections 2012. Electoral Commission of New South Wales (16 September 2012). 21 September 2012閲覧。
  5. ^ a b Woollahra Municipal Council - Cooper Ward”. Local Government Elections 2012. Electoral Commission of New South Wales (16 September 2012). 21 September 2012閲覧。
  6. ^ a b Woollahra Municipal Council - Double Bay Ward”. Local Government Elections 2012. Electoral Commission of New South Wales (16 September 2012). 21 September 2012閲覧。
  7. ^ a b Woollahra Municipal Council - Paddington Ward”. Local Government Elections 2012. Electoral Commission of New South Wales (16 September 2012). 21 September 2012閲覧。
  8. ^ a b Woollahra Municipal Council - Vaucluse Ward”. Local Government Elections 2012. Electoral Commission of New South Wales (16 September 2012). 21 September 2012閲覧。
  9. ^ Hagias, Matt (28 September 2012). “Look who's back: Andrew Petrie re-elected as mayor of Woollahra”. Wentworth Courier. http://wentworth-courier.whereilive.com.au/news/story/look-whos-back-andrew-petrie-re-elected-as-mayor-of-woollahra/ 13 October 2012閲覧。 

外部リンク

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