ミヤマエンレイソウ
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ミヤマエンレイソウ | |||||||||||||||||||||
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ミヤマエンレイソウ(山梨県釈迦ヶ岳・2002年4月)
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Trillium tschonoskii Maxim. | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ミヤマエンレイソウ(深山延齢草) |
ミヤマエンレイソウ(深山延齢草、学名:Trillium tschonoskii )は、シュロソウ科の多年草。別名、シロバナエンレイソウ(白花延齢草)。
特徴
[編集]太く短い根茎から、高さ20-40cmの茎が1本伸び、その先端に3枚の葉を輪生する。葉は葉柄を持たず、茎から直接生ずる。葉の形状は丸みを帯びたひし形で、直径は10-20cm程度。3枚の葉の中心から短い花柄が伸び、3枚の外花被片と3枚の白い花弁状の内花被片、6本の雄蕊をもつ花を生じる。内花被片は外花被片より長く、外花被片の先端がとがる。
分布と生育環境
[編集]日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、山林の樹陰に生える。外国では、朝鮮、中国、樺太に分布する。
近縁種
[編集]- オオバナノエンレイソウ(大花延齢草) Trillium camschatcense
- エンレイソウ(延齢草) Trillium smallii
参考文献
[編集]- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本Ⅲ 合弁花類』、1981年、平凡社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)