ミヒャエル・クンツェ
ミヒャエル・クンツェ Michael Kunze | |
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ミヒャエル・クンツェ | |
基本情報 | |
出生名 | Michael Rolf Kunze |
別名 | Stephan Prager |
生誕 | 1943年11月9日(80歳) |
出身地 | Prague, Protectorate of Bohemia and Moravia, Nazi Germany |
ジャンル | Musical theatre, pop music, books |
職業 | Librettist, songwriter, author |
活動期間 | 1965年 - 現在 |
公式サイト | http://michaelkunze.info/ |
ミヒャエル・クンツェ(Michael Kunze、1943年11月9日 - )は、ドイツの作詞家、作家、脚本家である。法律の博士号を持つ。
来歴
[編集]法学を学んでいた1960年代半ばより、作詞を始める。 ソフィア・ロタル、ナナ・ムスクーリ、ピーター・アレキサンダー、ミュンヘナー・フライハイトらのヒット曲に携わる。Stephan Prage(息子Stephanと生地Prague)という偽名を使い、フリオ・イグレシアス、ハービー・マン、ジルベール・ベコー、シスター・スレッジらと共に作詞家として世界的な成功を収める。また、シルバー・コンベンション(Silver Convention:クンツェとシルヴェスター・リーヴァイによるドイツのディスコ・グループ)のヒット曲、「フライ・ロビン・フライ」はビルボード誌のチャートで全米一位となった。
時折執筆活動をすることもあり、魔女狩りの中でも有名な「パッペンハイマー事件」を題材とした著書『火刑台への道』(原題:Straße in Feuer、英語題:Highroad to the Stake: A Tale of Witchcraft) は世界的なベストセラーとなり、ニューヨーク・タイムズ紙は2ページに渡り評論を掲載した。
1980年代より、ミュージカル作品のドイツ語翻訳に着手。アンドルー・ロイド・ウェバーの『エビータ』、『キャッツ』、『オペラ座の怪人』、『サンセット大通り』、スティーヴン・ソンドハイムの『イントゥ・ザ・ウッズ』などのほかに、『コーラスライン』、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』、『蜘蛛女のキス』、『マンマ・ミーア!』、『ライオン・キング』、『アイーダ』などの優れたドイツ語訳で絶大な評価を得た。
1990年より、長年仕事上のパートナーであったシルヴェスター・リーヴァイと共に様々なミュージカルを世に送り出している。
主な作品
[編集]作詞
[編集]- フライ・ロビン・フライ - グラミー賞受賞
著作
[編集]- 火刑台への道 - 1993年、白水社、ISBN 4560028753
ミュージカル作品
[編集]- 魔女、魔女(原題:Hexen, Hexen) - 1990年
- エリザベート - 1992年。宝塚歌劇団、東宝で何度も上演されている人気演目
- ダンス・オブ・ヴァンパイア - 1997年。ジム・スタインマン作曲。日本でも上演された。
- モーツァルト! - 1999年。井上芳雄、中川晃教により3回、日本で上演された
- レベッカ - 2006年。日本では2008年4月より初演。
- マリー・アントワネット - 2006年。東宝の依頼により作られ、日本で初演された。2009年1月末にはドイツで上演。
- Raoul - 2008年。ガーション・キングスレイ作曲。オペラ作品。
- レディ・ベス - 2014年
書籍
[編集]- オール・インタビューズ ミュージカル『エリザベート』はこうして生まれた(2016年6月28日、日之出出版) ※ シルヴェスター・リーヴァイ、小池修一郎と共著
脚注
[編集]- ^ Deutscher Musikautorenpreis 2022年8月18日閲覧。