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ミナスジェライス州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミナス・ジェライス州
Estado de Minas Gerais
州旗州章
(旗)(紋章)
位置
行政府所在地ベロオリゾンテ
最大都市ベロオリゾンテ
面積586,513.983km2[1]
自治体数853
人口2053万9989人(2022年)[1]
人口密度35.02 人/平方キロメートル(2022年)[1]
GDP
 - 1人当たり
5160億83百万レアル(2014年)
1万7931レアル(2014年)
州知事ロメウ・ゼマ英語版
ISO 3166-2:BRBR-MG
標準時UTC-3
ウェブサイトwww.mg.gov.br/

ミナスジェライス州 (ミナスジェライスしゅう、Estado de Minas Gerais, IPA: ['stadu dʒi ˈminɐs ʒeˈɾajs]) は、ブラジルの南東部に位置する。州庁所在地はベロオリゾンテ。略称は「MG」である。

地理

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北から時計回りにバイーア州エスピリトサント州リオデジャネイロ州サンパウロ州マットグロッソ・ド・スル州ゴイアス州そしてブラジリアと隣接する。

オウロ・プレットなど、ブラジルの歴史を語るには欠かせない地域でもある。

経済

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1695年が発見されたことを機にダイアモンドなどの鉱山の開発が進み、「宝石の鉱山」と呼ばれるようになってこれが州名となる。現在も、インペリアルトパーズ紅水晶などの宝石の産出地として知られている。

また、鉄鉱石の産地イタビラサミトリポルトガル語: Samitri)があり、世界屈指の資源メーカーであるヴァーレ(旧リオドセ)社が所有する年間3千万トンの鉄鉱石を採掘するブルクツ鉱山などが稼働していた。なお、同社は2015年2019年に関係する鉱滓ダムの決壊に関与し、多数の死者を出すとともに下流域の環境汚染を生じさせたため、2019年、ブラジル当局はヴァーレ社の資産を差し押さえるとともに、ブルクツ鉱山の採掘を停止させる命令を出している[2][3]

林業では、豊富な森林資源を背景にした世界第3位のパルプ専業メーカーであるセニブラ社の工場、社有林も存在する。

主な都市

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歴史

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1695年にサンフランシスコ川の上流で金が発見され、内陸部探検の中心地だったサンパウロや、ポルトガル本土から大量の人々が流入したことで現在のミナスジェライス州の地域には多くの鉱山集落が成立し、開発が進んだ[4]1745年にはヴィラ・リカに首府が置かれた[5]。鉱山労働者の人口が増えていくに従って、彼らに食糧を供給するための大農園が成立し、やがて近傍の首都リオデジャネイロなどを市場とする農業・牧畜が盛んとなった[6]1897年には新州都であるベロオリゾンテが建設され、オウロ・プレットから州都が移転した[7]

教育

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出身者

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c Minas Gerais”. ブラジル地理統計院 (IBGE). 2024年4月20日閲覧。
  2. ^ 《ブラジル ダム決壊事故続報》死者110人と行方不明238人=初七日ミサ、生存は絶望視=問われる新政権の環境政策”. ニッケイ新聞. 2019年2月2日閲覧。
  3. ^ 《ブラジル 鉱山ダム事故続報》死者134人、行方不明者199人に=ミナス州最大鉱山に採掘停止” (2019年2月5日). 2019年2月5日閲覧。
  4. ^ 「ブラジルの都市の歴史 コロニアル時代からコーヒーの時代まで」p212-214 中岡義介・川西尋子著 明石書店 2020年1月31日初版第1刷発行
  5. ^ 「ブラジルの都市の歴史 コロニアル時代からコーヒーの時代まで」p231-232 中岡義介・川西尋子著 明石書店 2020年1月31日初版第1刷発行
  6. ^ 「ブラジルの都市の歴史 コロニアル時代からコーヒーの時代まで」p237-238 中岡義介・川西尋子著 明石書店 2020年1月31日初版第1刷発行
  7. ^ 「ブラジルの都市の歴史 コロニアル時代からコーヒーの時代まで」p236 中岡義介・川西尋子著 明石書店 2020年1月31日初版第1刷発行

関連項目

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外部リンク

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