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ミドル・ロックス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミドルロックスから転送)
ミドル・ロックス
ミドル・ロックス、ペドラ・ブランカ島、サウス・レッジの位置
地理
場所 南シナ海
座標 北緯1度19分31秒 東経104度24分32秒 / 北緯1.32528度 東経104.40889度 / 1.32528; 104.40889座標: 北緯1度19分31秒 東経104度24分32秒 / 北緯1.32528度 東経104.40889度 / 1.32528; 104.40889
行政
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ミドル・ロックス英語: The Middle Rocksマレー語: Batuan Tengah中国語: 中岩礁)は、南シナ海南部、シンガポール海峡東に位置する、2つの無人の岩礁。以前はマレーシアシンガポールが領有をめぐって争っていたが、2008年国際司法裁判所はマレーシアに属していると判決を出した。

地理

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ミドル・ロックスは、マレーシアのジョホール州から約14.8km南東、ペドラ・ブランカ島の南1.1kmに位置する。250mの間隔をあけて、海抜0.6mと1.0mの2つの岩礁が存在する[1]

領有権問題

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ミドル・ロックスは、近在のペドラ・ブランカ島、サウス・レッジ岩礁とともに、マレーシアとシンガポールの間での領土問題の対象となった。

1993年、シンガポールがこれらの島の領有を主張し係争が生じた。提訴を受けた国際司法裁判所2007年、シンガポールにペドラ・ブランカ島の領有を認めたが、ミドル・ロックスはマレーシアに属していたとの判決を下した[2]。 サウス・レッジの帰属は未解決のままである[3]。判決を受け、両国は海上境界線領域に関する協議を行なった。

マレーシアは2008年6月、国旗と5つの標識からなる記念碑を建設し、測量局からのチームを派遣した。 式典ではマレーシアの国旗が立てられ、チームは報道陣の前で国歌を歌った[4]

脚注

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  1. ^ V. Anbalagan (25 May 2008), “Fisherman can now access Middle Rocks”, New Straits Times 
  2. ^ International Decision|Sovereignty over Pedra Branca/Pulau Batu Putih, Middle Rock and South Ledge
  3. ^ Court leaves sovereignty over South Ledge open”. New Straits Times (2008年5月24日). 2015年9月20日閲覧。
  4. ^ Farik Zolkepli (15 June 2008), “Jalur Gemilang flying high at Middle Rocks”, Sunday Star, オリジナルの2008年6月18日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20080618154154/http://thestar.com.my/news/story.asp?file=%2F2008%2F6%2F15%2Fnation%2F21558712&sec=nation 15 June 2008閲覧。 

外部リンク

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