ミッキーの山登り
ミッキーの山登り | |
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Alpine Climbers | |
監督 | デイヴィッド・ハンド |
製作 | ウォルト・ディズニー |
出演者 | ウォルト・ディズニー |
配給 | ユナイテッド・アーティスツ |
公開 | 1936年7月25日 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
前作 | ミッキーの引越し大騒動 |
次作 | ミッキーマウスのがんばれサーカス |
『ミッキーの山登り』(原題:Alpine Climbers)は、ウォルト・ディズニー・プロダクション(現:ウォルト・ディズニー・カンパニー)が制作したアニメーション短編映画作品。ミッキーマウスの短編映画シリーズの一作品である。
あらすじ
[編集]ミッキーマウスとドナルドダックとプルートが山のアルプスを登っていた。プルートはドナルドに縄で引っ張られて、ミッキーに岩に縛り付けられた。
その時、ドナルドはセイヨウウスユキソウを発見した。彼は大喜びで取った。ところが、現れた子山羊が花を食べてしまったので、ドナルドは怒って追い掛け回す。
そのころ、ミッキーは大鷲の卵を見つけた。ミッキーは盗むように卵をリュックの中につめると、怒った親の大鷲が彼をにらみ付けていた。大鷲は、ミッキーを羽根ではたき付けるとミッキーは、卵を大鷲にぶつけると卵の中から子鷲が出てきた。子鷲は、凶暴でミッキーを突き回した。一つの卵がプルートの頭に落ちると、中から、超凶暴な鷲の赤ん坊が出てきた。子鷲はプルートの鼻に噛み付くと、プルートは怒って追い掛け回した。その弾みで岩が外れると、プルートは崖の下の雪に突っ込んだ。そのとき、救助犬のセント・バーナードが出てきた。彼は、よく元気が出るお酒でプルートの意識を取り戻す。プルートはご恩に彼に近づくと、セント・バーナードは彼を酒臭いと嫌がる。
その頃、ドナルドはまだやっていた。子山羊が穴の中に逃げ込むと、ドナルドは、その子山羊と間違えて恐ろしい大山羊を捕まえてしまう。大山羊は怒ってドナルドに頭突きを食らわした。反対に逆ギレしたドナルドも大山羊に頭突きをかますと、大山羊は木にぶつかって伸びた。
ドナルドはミッキーの悲鳴を聞いた。ミッキーは、縄で大鷲の足を縛ると大鷲は悲鳴を上げた。ドナルドは、大鷲に立ち向かった。彼は大鷲に引っぱたかれると、大鷲は飛び立って、ドナルドはミッキーの足に捕まるも、片方の靴や靴下も脱げ、落ちそうになったドナルドはミッキーのズボンに捕まると同時に、ミッキーはパンツ丸見え。子鷲は大鷲の足の縄をかじると、ミッキーとドナルドは救助犬の小屋に落ちた。彼らが見たものは、酔ったプルートとセント・バーナードだった……。
その他
[編集]この作品でドナルドは、尻尾をプロペラ代わりにして空を飛んでいる。またこの作品からドナルドは、現在の姿に近い造形で描かれている。
キャスト
[編集]キャラクター | 原語版 | 旧吹き替え版 | 新吹き替え版 |
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ミッキーマウス | ウォルト・ディズニー | 後藤真寿美 | 青柳隆志 |
ドナルドダック | クラレンス・ナッシュ | 関時男 | 山寺宏一 |
プルート | ピント・コルヴィック | - | - |
ナレーション | - | 江原正士 | - |
日本での公開
[編集]収録
[編集]- 「ミッキー・マウスの楽しいアニメ50年」(VHS、バンダイ)
- 「アニメフェスティバル①」(VHS、ポニー、バンダイ)
- 「ゆかいな仲間たちチャレンジ!ミッキー」(VHS、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント)
- 「ミッキーのクリスマス・カウントダウン」(VHS、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント)
- 「ミッキーのバケーション」(DVD、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント)
- 「ミッキーマウス・カラーエピソード Vol.1 限定保存版」(DVD、ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメント)