マルモイ ことばあつめ
マルモイ ことばあつめ | |
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말모이 | |
監督 | オム・ユナ |
脚本 | オム・ユナ |
製作 | パク・ウンギョン |
出演者 |
ユ・ヘジン ユン・ゲサン |
音楽 | チョ・ヨンウク |
撮影 | チェ・ヨンファン |
編集 | キム・サンボム |
製作会社 | ザ・ランプ |
配給 |
ロッテエンタテインメント インターフィルム |
公開 |
2019年1月9日 2020年7月20日 |
上映時間 | 135分 |
製作国 | 韓国 |
言語 | 朝鮮語 |
マルモイ ことばあつめ | |
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各種表記 | |
ハングル: | 말모이 |
発音: | マルモイ |
ローマ字: | Malmoi |
英題: | Mal-Mo-E: The Secret Mission |
『マルモイ ことばあつめ』(朝: 말모이)は、2019年に韓国で公開された歴史映画。朝鮮語の使用が規制されていた日本統治時代の朝鮮半島で実際に起きた朝鮮語学会事件を基に、朝鮮語の辞書を出版するために奮闘した人々の姿が描かれている[1][2]。映画『タクシー運転手 約束は海を越えて』の脚本家であるオム・ユナの長編映画監督デビュー作であり、脚本もオムが担当[2]。主演は、ユ・ヘジン、ユン・ゲサン[3]。
日本では2020年3月8日に第15回大阪アジアン映画祭で上映され[4]、同年5月22日から本公開予定[5][6]であったが、新型コロナウイルスの影響で、7月20日公開となった。
ストーリー
[編集]1940年代、日本統治下の朝鮮半島・京城(現:韓国・ソウル)。窃盗などで生計を立てていたお調子者のパンス(ユ・ヘジン)は、息子ドクジンの中学の授業料を払うためにジョンファン(ユン・ゲサン)の鞄を盗む。ドクジンも通う京城第一中学校の理事長を務める親日派の父を持つ裕福な家庭の息子であるジョンファンは、失われていく民族の言語を守るため、父に秘密で朝鮮語の辞典を創作しようとしていた。日本統治下の朝鮮半島では朝鮮語の使用が規制されており、話す言葉や名前すらも日本式に変えざるを得ない時代だったのだ。
一方のパンスはそもそも学校に通ったことがなく、母国語である朝鮮語の読み書きすら知らない非識字者であった。朝鮮語学会(現:ハングル学会)代表のジョンファンと出会ったパンスは、辞典作りを通して母国の言葉の大切さを知り、仲間たちと共に各地の方言などあらゆる言葉を集めていく。しかし、朝鮮総督府による弾圧はますます激しさを増していく。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替[7]
- キム・パンス:ユ・ヘジン(高橋ちんねん)
- リュ・ジョンファン:ユン・ゲサン(福里達典)
- チョ・ガプイン先生:キム・ホンパ(西垣俊作)
- イム・ドンイク:ウ・ヒョン(御子神孝次)
- パクフン:キム・テフン(庄司然)
- ク・ジャヨン:キム・ソニョン(笹島かほる)
- ミン・ウチョル:ミン・ジヌン(水野駿太郎)
- リュ・ワンテク:ソン・ヨンチャン
- 上田:ホ・ソンデ
- チャン・ジュンサム:イ・ソンウク
- パク・ポンドゥ:チョ・ヒョンチョル
- キム・ドクジン:チョ・ヒョンド
- キム・スンヒ:パク・イェナ
- 済州島の教師:イ・ジョンウン ※友情出演
- 本屋の郵便配達員:チェ・グィファ ※友情出演
- 眼鏡屋の社長:ユン・ギョンホ ※友情出演
- 中学時代のスンヒ:ユ・ウンミ ※友情出演
- チョ・ガプユン夫人:イェ・スジョン ※特別出演
- キム・ドゥボン:ユ・ジェミョン ※特別出演
- 成人したドクジン:キム・ドンヨン ※特別出演
脚注
[編集]- ^ “ユ・ヘジン&ユン・ゲサン主演映画「言葉集め」1月に韓国で公開決定…第1弾ポスターを公開”. livedoor NEWS. (2018年11月22日) 2018年11月22日閲覧。
- ^ a b “映画「マルモイ」が描く 禁じられた朝鮮語の辞書作り”. 朝日新聞GLOBE+. (2020年1月25日) 2020年1月25日閲覧。
- ^ “ユ・ヘジン&ユン・ゲサン主演映画「言葉集め」観客動員数200万人を突破!”. Kstyle. (2019年1月21日) 2019年1月21日閲覧。
- ^ “《第15回大阪アジアン映画祭》が3月6日(金)に開幕! (1/3)”. ぴあ関西版WEB. (2020年2月21日) 2020年2月21日閲覧。
- ^ “「タクシー運転手 約束は海を越えて」の脚本家オム・ユナが初監督&脚本!ユン・ゲサン×ユ・へジン主演『マルモイ ことばあつめ』公開決定!”. cinefil. (2020年2月21日) 2020年2月21日閲覧。
- ^ “日本統治下の朝鮮半島、失われゆく母国語を守るための辞書作りを描く「マルモイ ことばあつめ」”. 映画.com. (2020年3月13日) 2020年3月13日閲覧。
- ^ “マルモイ ことばあつめ”. インターフィルム公式サイト. 2022年10月7日閲覧。