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マルチン・ボシレフスキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マルチン・ボシレフスキ
Marcin Wasilewski
2009年12月9日、クラクフ
基本情報
生誕 1975年(48 - 49歳)
出身地 ポーランドの旗 ポーランド スワヴノ
ジャンル ジャズ
職業 ピアニスト、作曲家
担当楽器 ピアノ
レーベル Gowi、Not Two、ECM
共同作業者 トーマス・スタンコマヌ・カチェ、シンプル・アコースティック・トリオ
マルチン・ボシレフスキ(2008年)

マルチン・ボシレフスキ[1]ポーランド語: Marcin Wasilewski1975年 - )は、ポーランド出身のピアニストシンプル・アコースティック・トリオで活動、後に自己トリオ名義で活動している。

略歴

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13歳の時に手に入れたキース・ジャレットのアルバムに感銘し、強い影響を受ける。ポーランド・コシャリンの音楽学校で同年のスワヴォミル・クルキエヴィッツ(ベース)とセッションするようになり、後にミハウ・ミスキエヴィッツ(ドラム)が加入し、「シンプル・アコースティック・トリオ」(SAT)を結成。1993年のジャズ・ジャンポリー・フィスティヴァルで高く評価され、1994年にトランペッターのトーマス・スタンコとのセッションに加わる。1994年にSATはクシシュトフ・コメダの作品集『コメダ』でアルバム・デビュー(後にこのアルバムに1曲を追加して『ララバイ・フォー・ローズマリー』のタイトルで再発している)。

2000年発表のアルバム『HABANERA』は、日本でもヒットする。2001年にスタンコのアルバム『ソウル・オブ・シングス』をECMレーベルで録音し、キャリアを重ねていく。そして、ECMの創設者でプロデューサーのマンフレート・アイヒャーとの知遇を得て、2004年にオスロのレインボー・スタジオで録音。翌年にアルバム『トリオ』を発表。同時期にドラマーのマヌ・カチェのアルバム『ネイバーフッド』(2005年)や『プレイグラウンド』(2007年)の録音にも参加している。2007年には新たにマルチン・ボシレフスキ・トリオ名義でアルバム『シネマ・パラディーゾ』を、2010年には『フェイスフル』を発表。このアルバムを発表する前までの間にスタンコのバンドを離れ、トリオで活動している[2]。2014年にはスウェーデンのサックス奏者、ヨアキム・ミルダーをゲストに迎えたアルバム『Spark of Life』を発表。

ディスコグラフィ

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リーダー・アルバム

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  • 『シネマ・パラディーゾ』 - January (2008年、ECM)
  • 『フェイスフル』 - Faithful (2010年、ECM)
  • Spark of Life (2014年、ECM) ※with ヨアキム・ミルダー
  • Live (2018年、ECM)
  • Arctic Riff (2020年、ECM) ※with ジョー・ロヴァーノ

シンプル・アコースティック・トリオ

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  • 『コメダ』 - Komeda (1995年、Gowi)
  • When Will the Blues Leave (1996年、Polonia)
  • Live in Getxo (1996年、Hillargi)
  • 『HABANERA』 - Habanera (2000年、Not Two)
  • 『ララバイ・フォー・ローズマリー』 - Lullabay for Rosemary (2001年、Not Two)
  • 『トリオ』 - Trio (2005年、ECM)

参加アルバム

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  • トーマス・スタンコ : 『ソウル・オブ・シングス』 - Soul of Things (2002年)
  • トーマス・スタンコ : 『サスペンデッド・ナイト』 - Suspended Night (2004年)
  • マヌ・カチェ : 『ネイバーフッド』 - Neighbourhood (2005年)
  • トーマス・スタンコ : 『ロンターノ』 - Lontano (2006年)
  • マヌ・カチェ : 『プレイグラウンド』 - Playground (2007年)
  • ヤコブ・ヤング : Forever Young (2014年)

脚注

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  1. ^ マルチン・ヴァシレフスキ」の表記もある。
  2. ^ アルバム『フェイスフル』国内盤(UCCE-7012)ライナーノーツ

外部リンク

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