マルガレーテ・ズースマン
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マルガレーテ・ズースマン(Margarete Susman, 1872年10月14日 ハンブルク - 1966年1月16日)はドイツ出身の女性文芸批評家・作家であり、ユダヤ教思想家でもある。
哲学をテオドール・リップスとゲオルク・ジンメルに学び、またフランクフルト新聞の寄稿者として文名を確立していった。
ブロッホ、フランツ・カフカ、ヴァルター・ベンヤミンなどを最も早期に評価した。
1933年スイスに亡命するが、その後も「キリスト教世界における現代ユダヤ思想の位置づけ」に関して長く指導的役割を演じ、チューリヒで逝去した。
作品
[編集]また、無韻の思想詩と独特な文学的女性論は、新ロマン主義と表現主義の橋渡しをなすといわれる。
第二次世界大戦後まで高い信望を集めたが、特に生誕90歳を祝う諸大家のアンソロジー「ひび割れた小径にて Auf gespaltenem Pfad」(1964年)は特に有名である。
主な著作
[編集]評論
[編集]- Frauen der Romantik(1929年:増補版は1960年)
- Deutung einer grossen Liebe: Goethe und Charlotte von Stein(1951年)
- Gestalten und Kreise(1953年)
- Vom Geheimnis der Freiheit(1965年)
回想録
[編集]- Ich habe viele Lebengelebt(1964年)
詩集
[編集]- Mein Land(1901年)
- Die Liebenden(1917年)
- Lieder von Tod und Erlösung(1922年)
- Aus sich wandelnder Zeit(1953年)